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ワインガイド Vinotier マイリスト
日本のワイナリー

とみおかワイナリー

tomioka-winery / 創業 2016年
産地
福島県双葉郡富岡町
訪問
見学ツアー・試飲・ショップ・レストラン・カフェ
代表銘柄
とみおかアルバリーニョ・とみおかシャルドネ
どんなワイナリー?

とみおかワイナリーは、原発事故の被災で町が無人だった2016年3月に、避難先から集まった仲間が福島県富岡町で始めたワイン造りから生まれました。富岡駅東側の畑は潮風を受けて育ちます。ショップとレストランは気軽に寄れますが、畑を歩くツアーは個人でも1組5名からの予約制なので、少人数で行くか仲間を集めるかで過ごし方が分かれます。

この記事の目次

無人の町で始まったワイン造り

富岡町でのワイン造りが始まったのは2016年3月です。当時の町は、原発事故の被災を受けて無人でした。避難先から仲間が集まり、ゼロからの地域づくりの一環として始めたのが、この取り組みの出発点だと公式は書いています。キャッチコピーの「100年先の地域づくりを体感しましょう」にも、その時間の長さが表れています。名前には「とみおかワインドメーヌ」も併記されています。

ワイナリーの周りには、震災の記憶が形を変えて残っています。敷地の周辺の欅は15mの津波を受けながら残り、河川の改修で伐採される計画もありましたが、協議の末に12本のうち5本が中洲とともに残されました。富岡駅の東側で大津波に耐えて唯一残った建物は「希望の蔵」と呼ばれています。ロゴマークの「蔵」とブランドのグラフィックの欅は、ここから取られたものです。

潮風を受ける畑

自社の畑は駅の東側に広がり、潮風を受けて育ちます。海のそばの土地で白ぶどうを多く育てている点が、銘柄の並びから読み取れます。

銘柄:富岡の畑と、ほかの産地

公式の銘柄は「Tomioka Vineyard Series」と「Others Vineyard Series」に分かれています。2026年11月に確かめた2025年のものは次のとおりです(750ml・税込)。

  • とみおかアルバリーニョ:白・辛口・3,960円
  • とみおかシャルドネ:白・辛口・5,500円
  • とみおか ソーヴィニヨン・ブラン:白・辛口・3,300円
  • とみおか メルロ:赤・ミディアムボディ・3,630円
  • とみおか さくらロゼ:ロゼ・辛口・3,300円
  • とみおかスパークリング:シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングなど・3,960円

同じ時点で、アルバリーニョ、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、さくらロゼは売り切れの表示でした。ほかの産地のぶどうから造るシリーズには、山梨県産の甲州(2,530円)、山形県産のシャルドネとメルロ(各2,750円)があります。

海に近い産地の白として知られるアルバリーニョが富岡で育てられていることは、潮風の畑という条件と響き合います。刺身や寿司と合わせる席を思い浮かべて選びたくなる一本です。

畑を歩いて、蔵を見る

ワイナリーツアーは、富岡駅東側のぶどう畑を散策し、醸造施設を案内してもらう約1時間の内容です。始まりは11:00と13:30。

  • 個人ツアー:1組5〜10名。ツアーのみ1人1,650円(税込)、レストランを利用するときは1人1,100円(税込)+ランチ料金
  • 団体ツアー:1組11〜30名。基本料金11,000円(税込)に、1人550円(税込)。時間は相談
  • テイスティング:2種類で1人550円(税込)。ツアー後のオプション

予約は公式の予約システムから、原則2日前までです。

ショップ『テルース』とレストラン『ラレス』

少人数で訪ねるなら、ショップとレストランが入口になります。Wine&Gift Shop『テルース』は10:30〜17:00で火曜定休(電話 0240-23-7606)。レストラン『ラレス』はランチが平日11:00〜14:00(ラストオーダー13:30)、土日祝11:00〜15:00(同14:30)。ディナーは予約制で17:00〜21:00(同20:00)です。こちらも火曜が定休で、電話は0240-23-5585です。

JR常磐線の富岡駅から歩いて約10分なので、電車で来てゆっくりグラスを傾けられます。車なら常磐道の常磐富岡ICから約15分です。

同じ福島の沿岸には、障がいのある人の仕事として畑を開いたいわきワイナリーがあります。県全体の産地は福島のワインにまとめています。

とみおかワイナリーのよくある質問

とみおかワイナリーの見学はできる?
畑と醸造施設を案内するワイナリーツアーがあります。所要は約1時間で、個人は1組5〜10名で1人1,650円(税込)。団体は11〜30名で基本料金11,000円に1人550円です。原則2日前までに公式の予約システムから申し込みます。
試飲はできる?
ツアーのあとにスタッフが出すテイスティングがオプションで選べます。2種類で1人550円(税込)です。
レストランの営業時間は?
レストラン『ラレス』のランチは平日11:00〜14:00、土日祝11:00〜15:00。ディナーは予約制で17:00〜21:00です。火曜が定休で、電話は0240-23-5585です。
どんなワインがある?
2025年の富岡の畑のシリーズに、アルバリーニョ、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、メルロ、さくらロゼ、スパークリングがあります。山梨や山形のぶどうから造るシリーズもあります。完売の銘柄が多いので、在庫は公式で確かめてください。
アクセスは?
JR常磐線の富岡駅から歩いて約10分です。車なら常磐道の常磐富岡ICから約15分です。

同じ産地のワイナリー

同じ品種のワイナリー

県をまたいで、育てている品種の重なりが大きい順に並べています。育てる造り手が少ない品種の一致ほど重く数えます。

最終更新: 2026-11-07 / 編集: Vinotier編集部