信州新町の山奥で、夫婦が始めた畑
ぶどうやぶは、長野市信州新町にあるワイナリーです。NAGANO WINEの紹介によれば、造り手は元理学療法士の松本大輝さんと元看護師の衣里子さん夫妻。妻の実家の近くで2020年(令和2年)からワイン用ぶどうの栽培を始め、ニュージーランドのリンカーン大学で学んだのち、2024年にワイナリーを設立しました。千曲川ワインバレーの造り手として掲載されています。
公式通販ショップのABOUTでは、自分たちを「長野市信州新町の山奥で夫婦でひっそりとワインぶどうの栽培をしております」と紹介しています。名前は、畑の一部がかつて「ぶどうやぶ」と呼ばれていたことから。運営は株式会社ぶどうやぶで、特定商取引法の表記には松本大輝さんの名前があります。
約2ha・6,000本・11品種
ABOUTによれば、畑は2020年に開園し、約2haの土地に6,000本の樹が植えられ、品種は11。商品説明に書かれた品種をたどると、白はソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、シャルドネ、モンドブリエ、アルバリーニョ、プティ・マンサン。黒はプティ・ヴェルド、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、ヤマ・ソーヴィニヨン。数えるとちょうど11品種になります。スペイン北西部で知られるアルバリーニョ、南西フランスのプティ・マンサン、ボルドーの補助品種プティ・ヴェルドと、ひとつの畑に多彩な品種が並ぶのがこの畑の顔です。
ABOUTの最後には、全力で畑仕事をしているため繁忙期は通販を閉じることもある、と添えられています。
主な銘柄と参考価格
公式通販ショップ(2026年11月1日時点)に並ぶ銘柄です。価格は750mlの税込価格で参考。完売の銘柄も含みます。
- 『ジンギスワヰン 二〇二五』——ジンギスカンの町・信州新町で、ジンギスカンに合わせて飲んでほしいワインと紹介。2,970円(参考)。2024年版はプティ・ヴェルド50%、ヤマ・ソーヴィニヨン50%(完売)
- 『アルバリーニョ 二〇二五』——自社畑のアルバリーニョ100%。2,750円(参考)
- 『プティ・マンサン オレンジ 二〇二五』——自社畑のプティ・マンサン100%のオレンジワイン。2,970円(参考・完売)
- 『セミヨン 二〇二四』——2,750円(参考)
- 『シロワヰン 2023』——白ぶどう6品種を同じ日に収穫し、一緒に仕込んだ白。ソーヴィニヨン・ブラン40%、セミヨン24%、シャルドネ13%、モンドブリエ10%、アルバリーニョ9%、プティ・マンサン4%。アルコール12.5%。2,750円(参考)
- 『アカワヰン 2022』——黒ぶどう5品種を同じ日に収穫して一緒に仕込み、樽熟成した赤。プティ・ヴェルド38%、メルロー31%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、シラー10%、ヤマ・ソーヴィニヨン1%。アルコール12%。2,970円(参考)
ほかに、黒ぶどう5品種を同時に収穫してロゼに仕込んだ『ロゼワヰン』や、アルバリーニョのオレンジ、プティ・マンサンの単一品種の白もありました(確認時点で完売)。
手に入れる——公式通販が窓口
公式通販ショップとNAGANO WINEの紹介ページには、ワイナリーの見学・試飲・直売の案内は見当たりませんでした。ワインは公式通販ショップで買え、送料は全国一律500円、支払い確定後3日以内の発送です。問い合わせはショップのお問い合わせフォームかメールで。訪ねたい場合は必ず事前に連絡し、条件を確かめてください。条件は変わることがあります。
千曲川ワインバレーの中で
長野市内では、有旅ワイナリー(UTABI Winery)も新しい造り手です。千曲川沿いを下れば千曲市のイルフェボー、川を渡った須坂市には楠わいなりー。長野の産地の全体像は産地:長野と第72講 長野完全編にまとめています。

