代表銘柄(自社畑の特級) ルイ・ラトゥールのコルトン・シャルルマーニュは、コルトンの丘の特級畑から造る辛口の白です。公式の技術資料によると、10.5ヘクタールを持つルイ・ラトゥールはこの特級の最大の所有者。自社の樽工房の新樽100%で8〜10か月熟成させます。
この記事の目次
どんなワインか
ルイ・ラトゥールのコルトン・シャルルマーニュは、ブルゴーニュのコート・ド・ボーヌ北部、コルトンの丘にある白の特級畑から造られる辛口の白ワインです。造り手のメゾン・ルイ・ラトゥールは、公式年表によると創業が1797年。1867年の項には「ボーヌのネゴシアン」、1891年の項には「コルトン・グランセイの取得」と記されています。
公式の技術資料によると、ルイ・ラトゥールはこの特級に10.5ヘクタールを持ち、最大の所有者です。19世紀末のフィロキセラ被害のあと、一族は枯れたアリゴテとピノ・ノワールを抜き、シャルドネに植え替えることを決めたと資料は説明しています。
畑と造り
技術資料は、自社の区画をコルトンの丘で最もよい部分にあり、南東向きで日当たりに恵まれ、酸と熟度の釣り合いがよいと書いています。平均樹齢は30年、下層は石灰岩、平均収量は1ヘクタールあたり40ヘクトリットルで、収穫は手摘みです。
ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)によると、特級コルトン・シャルルマーニュはアロース・コルトン、ラドワ・セリニー、ペルナン・ヴェルジュレスの3村にまたがり、2022年の生産面積は59.77ヘクタール。丘の高い部分、標高280〜330メートルの急な斜面を占めます。
造りは、樽で伝統的に発酵させ、マロラクティック発酵を100%行います。熟成は新樽100%で8〜10か月。樽は自社の樽工房で作るフランス産オークで、焼きは中程度です。
飲み頃と楽しみ方
公式の技術資料は、熟成の可能性を10〜15年、供出温度を12〜14℃としています。合わせる料理には、大きな甲殻類やオマール海老、フォアグラ、魚、熟成したチーズを挙げています。
2022年の技術資料のコメントは、輝く淡い黄色、焼いた香りや花、スイカズラの香り、ふくよかで丸い口当たりを挙げています。同じ特級のボノー・デュ・マルトレイと比べると、メゾンと単一ドメーヌの造りの違いを考えるきっかけになります。品種については品種:シャルドネもどうぞ。
※面積・熟成期間は技術資料の年によって異なる場合があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュの
ワイン情報
| 名称 | ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュLouis Latour Corton-Charlemagne Grand Cru |
| 生産者 | メゾン・ルイ・ラトゥール |
| 位置づけ | 代表銘柄(自社畑の特級) |
| 種類 | 白 |
| 国・地域 | フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ(アロース・コルトン村) |
| 原産地呼称 | AOCコルトン・シャルルマーニュ |
| 格付け | グラン・クリュ(特級) |
| 主な品種 | シャルドネ |
| 所有面積 | 10.5ha。ルイ・ラトゥールはコルトン・シャルルマーニュの最大の所有者(公式の技術資料) |
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| 畑 | コルトンの丘の南東向きの区画。平均樹齢30年、下層は石灰岩、平均収量40hl/ha、手摘み(公式の技術資料) |
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| 醸造と熟成 | 樽での伝統的な発酵、マロラクティック発酵100%。熟成は樽で8〜10か月、新樽100%。樽はルイ・ラトゥール自社の樽工房製、フランス産オーク、中程度の焼き(公式の技術資料) |
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| 歴史 | 公式年表では1797年にメゾン創業、1891年にコルトン・グランセイを取得、1891〜1900年の項に「コルトン・シャルルマーニュ」。技術資料は、フィロキセラの後に枯れたアリゴテとピノ・ノワールを抜き、シャルドネに植え替えたと説明している |
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| 特級コルトン・シャルルマーニュ | AOC制定は1937年7月31日。生産村はアロース・コルトン、ラドワ・セリニー、ペルナン・ヴェルジュレス。2022年の生産面積は59.77ha、標高280〜330m(ブルゴーニュワイン委員会〈BIVB〉) |
| 飲み頃の温度 | 12〜14℃(公式の技術資料) |
| グラス | 大ぶりの白ワイン用グラス(ブルゴーニュ型) |
| 飲み頃の目安 | 公式の技術資料は熟成の可能性を10〜15年としている |
| 価格帯の目安 | 3〜10万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
ルイ・ラトゥールはなぜコルトン・シャルルマーニュの代表的な造り手とされるのですか?
公式の技術資料によると、ルイ・ラトゥールはこの特級に10.5ヘクタールを持つ最大の所有者です。資料は、19世紀末のフィロキセラ被害のあと、一族が枯れたアリゴテとピノ・ノワールを抜いてシャルドネに植え替えたと説明しており、公式年表にも1891〜1900年の項に「コルトン・シャルルマーニュ」とあります。
新樽100%で熟成させるのですか?
はい。公式の技術資料では、樽で伝統的に発酵させ、マロラクティック発酵を100%行ったあと、新樽100%で8〜10か月熟成させるとしています。樽はルイ・ラトゥール自社の樽工房で作られたフランス産オークで、焼きは中程度です。
出典・確認日
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-17 / 編集: Vinotier編集部