アルデッシュのシャルドネの上位キュヴェ(選りすぐった区画を樽で熟成) グラン・ダルデッシュ シャルドネは、ブルゴーニュの老舗ルイ・ラトゥールが、1979年から手がける南フランス・アルデッシュで造る白です。1990年代から、アルデッシュで最良のシャルドネの区画とキュヴェを選んで仕込み、自社の樽工房の樽で最低10か月熟成させます。輸入元エノテカの希望小売価格は3,000円です。
- シャルドネ
- 樽発酵・樽熟成
- 南の果実の熟度
- 酸とのバランス
この記事の目次
どんなワインか
グラン・ダルデッシュ シャルドネは、ブルゴーニュの老舗メゾン、ルイ・ラトゥールが南フランスのアルデッシュで造る白ワインです。国内では「グラン・アルデッシュ シャルドネ」の表記でも並びます。コルトンの丘の特級で知られる造り手の樽づかいを、日常の価格帯で確かめられる一本で、金曜の夜に鶏のクリーム煮と合わせたい白です。
公式によると、ルイ・ラトゥールは1970年代の終わり、1979年からアルデッシュでワイン造りに取り組んできました。12年におよぶ調査で、ブルゴーニュの白の特級と同じシャルドネに向く土地を選んでいます。地中海性気候で、北と南のフランスが出会う場所にあり、ブルゴーニュと違って天候の不安定さに左右されにくく、ぶどうが毎年しっかり熟すと説明しています。標高約270mの土地と粘土石灰質の土壌が、南の果実の熟度に、ブルゴーニュに近い鮮やかさと酸を添えるとしています。
畑と造り
ルイ・ラトゥールはアルデッシュで自社畑を持たず、長期契約を結ぶ約100軒の栽培農家(合わせて380ha)からぶどうを買い付けています。収量は1haあたり45hlと、ブルゴーニュと同程度に抑えるよう求めています。醸造所は1986年にアルバ・ラ・ロメーヌ村に建てたものです。
グラン・ダルデッシュは、1990年代から、アルデッシュで最良のシャルドネの区画とキュヴェを選んで造られています。2023年と2024年の公式資料では、平均樹齢20年、樽で伝統的に発酵させてマロラクティック発酵を完全に行い、新樽25%を含むオーク樽で最低10か月熟成させます。樽はブルゴーニュにある自社の樽工房で作るフレンチオークで、焼き加減はミディアムです。公式は、この樽熟成を特級のワインと同じ扱いと説明しています。
2023年について公式は、トーストしたパンやバニラ、アーモンドの香りがあり、張りのある口当たりに中盤のふくらみが続くと説明しています。
合う料理と飲み方
生産者が挙げる料理は、食前酒、シャルキュトリー、貝・甲殻類、魚です。樽の香りがあるので、バターを使った白身魚のソテー、鶏のクリーム煮、ホタテのグラタンなどにも合わせやすいでしょう。温度は10〜12℃が生産者の目安で、冷やしすぎないほうが香りが開きます。熟成の目安は3〜5年とされています。
同じ造り手の白の頂点はコルトン・シャルルマーニュ、赤の日常の一本はブルゴーニュ ピノ・ノワールで紹介しています。南フランスの産地は第42講 南フランス完全編でまとめています。
ルイ・ラトゥール グラン・ダルデッシュ シャルドネの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ルイ・ラトゥール グラン・ダルデッシュ シャルドネの
ヴィンテージ
| 2024 | 公式は、金色を帯びた黄色で、バニラやレモンメレンゲパイの香り、口に含むと砂糖漬けのレモンやモカ、トーストしたブリオッシュの風味が続き、ほのかな塩味で終わると説明している |
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| 2023 | 公式は、緑がかった金色で、トーストしたパンやバニラ、アーモンドの香り。口当たりは張りがあり、中盤にふくらみがあると説明している |
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ルイ・ラトゥール グラン・ダルデッシュ シャルドネの
ルイ・ラトゥール グラン・ダルデッシュ シャルドネのワイン情報
| 名称 | ルイ・ラトゥール グラン・ダルデッシュ シャルドネLouis Latour Grand Ardèche Chardonnay |
| 生産者 | メゾン・ルイ・ラトゥール |
| 位置づけ | アルデッシュのシャルドネの上位キュヴェ(選りすぐった区画を樽で熟成) |
| 種類 | 白 |
| 国・地域 | フランス/南フランス/アルデッシュ(コトー・ド・ラルデッシュ) |
| 原産地呼称 | IGPアルデッシュ |
| 主な品種 | シャルドネ |
| 畑とぶどう | IGPアルデッシュ。粘土石灰質の土壌、標高約270m。平均樹齢20年、平均収量45hl/ha、機械収穫。ぶどうは長期契約を結ぶ約100軒の栽培農家(合わせて380ha)から買い付ける(公式) |
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| 醸造と熟成 | 樽で伝統的に発酵させ、マロラクティック発酵を完全に行う。新樽25%を含むオーク樽で最低10か月熟成。樽はルイ・ラトゥールの樽工房のフレンチオーク、焼き加減はミディアム(2023年・2024年の公式資料) |
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| 飲み頃 | 温度は10〜12℃、熟成の目安は3〜5年(公式) |
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| 輸入元と価格 | エノテカ。希望小売価格3,000円(750ml、輸入元のブランドページ。税込・税抜の表記なし) |
| 飲み頃の温度 | 10〜12℃(生産者の目安) |
| グラス | ブルゴーニュ型など丸みのある白ワイン用グラス |
| 飲み頃の目安 | 公式は3〜5年を熟成の目安としている |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
ルイ・ラトゥール グラン・ダルデッシュ シャルドネのよくある質問
ブルゴーニュの造り手が、なぜアルデッシュでシャルドネを造るのですか?
公式によると、ルイ・ラトゥールは12年の調査を経て、アルデッシュの丘陵の粘土石灰質の土地がシャルドネに向くと判断し、1979年から取り組んできました。地中海性気候でぶどうが毎年しっかり熟し、標高約270mの土地がブルゴーニュに近い酸と鮮やかさを保つと説明しています。
同じ造り手の「アルデッシュ シャルドネ」とはどう違いますか?
ルイ・ラトゥールはアルデッシュでアルデッシュ シャルドネ、グラン・ダルデッシュ シャルドネ、アルデッシュ ヴィオニエ、デュエ(シャルドネとヴィオニエ)の4種を造っています。グラン・ダルデッシュは、最良の区画とキュヴェを選び、ブルゴーニュの特級と同じく自社の樽工房の樽で熟成させる上位の一本です。
出典・確認日
4件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
メゾン・ルイ・ラトゥールの
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ほかの銘柄
最終更新: 2026-11-03 / 編集: Vinotier編集部