代表銘柄(KURAMBONシリーズの甲州) くらむぼん 甲州は、山梨県勝沼のくらむぼんワインが甲州から造る辛口の白です。公式は、レモンや柚子などの香り、発酵時のガスが残る爽やかさ、後味のほのかな塩味と苦みを挙げています。容量は750mlで、公式の掲載価格は1,980円です。
この記事の目次
どんなワインか
くらむぼん 甲州は、山梨県勝沼のくらむぼんワインが甲州から造る辛口の白です。1913年、一代目の長作が自家のぶどうで葡萄酒造りを始めたのが、この造り手の出発点。2013年の創業100周年に原料ぶどうを国産100%へ切り替え、2014年に株式会社くらむぼんワインとなりました。社名は宮沢賢治の童話『やまなし』で蟹が話す言葉に由来します。
いまの栽培と醸造を率いるのは、オーナーの野沢たかひこ。フランスで郷土料理と地のワインに出会って家業を継ぐ決心をし、ブルゴーニュで1年半、栽培と醸造を学んだと公式は紹介しています。造り手が願うのは、地域の甲州やマスカット・ベーリーAが「日々の食卓に登るデイリーワイン」として親しまれ、和食文化の一端を担うこと。この一本は、その言葉をいちばん素直に形にした白といえます。
造りと味わい
公式の商品ページが示すのは、品種が甲州、スタイルが辛口、容量が750ml。公式の掲載価格は1,980円です。畑の場所や醸造の細部は、このページには記載がありません。
味わいについて公式は、レモン、柚子、ライム、橙、グレープフルーツ、ミラベル、フレッシュプラムのような香りを挙げています。果実味がしっかりとあり、ほのかな甘み(残糖感ではないとしています)と酸味のバランスがよく、発酵時のガスが残って爽やかな印象。甲州らしく、後味のほのかな塩味や苦みがアクセントになる、すっきりした辛口だと説明しています。
造り手は、勝沼を日川流域の扇状地にあって水はけがよく、昼夜の寒暖差が大きい土地と説明し、ワイナリーの考え方として、発酵をゆっくりと進め、ろ過は最小限にとどめる(場合によっては無ろ過)としています。自社畑では2007年から雑草を生やしたままの栽培を続け、化学農薬や殺虫剤を使っていません。
合う料理と飲み方
和食文化の一端を担いたいという造り手の願いのとおり、合わせたいのは日本の食卓です。和食全般のほか、柑橘を搾るような料理、寿司や刺身、天ぷらの夜に、8〜10℃ほどに冷やして抜栓するのが目安です。
樽の表情を見たいときは、同じ造り手の「N 甲州」や「くらむぼん 樽甲州」があります。造り手はくらむぼんワイン、品種は品種:甲州、産地は第70講 山梨完全編でまとめています。同じ山梨の甲州ではマンズワイン 山梨 甲州もあります。
くらむぼん 甲州の
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
くらむぼん 甲州の
くらむぼん 甲州のワイン情報
| 名称 | くらむぼん 甲州Kurambon Koshu |
| 生産者 | くらむぼんワイン(Kurambon Wine) |
| 位置づけ | 代表銘柄(KURAMBONシリーズの甲州) |
| 種類 | 白 |
| 国・地域 | 日本/山梨 勝沼 |
| 原産地呼称 | 日本ワイン(山梨県甲州市勝沼町の醸造所) |
| 主な品種 | 甲州 |
| シリーズ | KURAMBONシリーズの一本。同じシリーズに樽甲州、マスカット・ベーリーA、ロゼがある(公式) |
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| 品種とスタイル | 甲州、辛口(公式)。畑の場所や比率、醸造の細部は商品ページに記載なし |
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| 容量と価格 | 750ml、公式の掲載価格は1,980円(公式) |
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| 原料ぶどう | 創業100周年の2013年に、原料ぶどうを国産100%にした(公式) |
| 飲み頃の温度 | 8〜10℃前後(辛口の白の一般的な目安) |
| グラス | 白ワイン用の中ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 生産者は飲み頃を示していない。公式が発酵時のガスの爽やかさを挙げる白で、新しいヴィンテージを選ぶのが一般的な目安 |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
くらむぼん 甲州のよくある質問
「N 甲州」とはどう違いますか?
公式によると、N 甲州は甲州の果汁をフレンチオークで樽発酵させ、ぶどうの皮についた天然酵母で発酵させて、無ろ過で瓶詰めする白です。掲載価格は3,650円。くらむぼん 甲州は1,980円で、公式は樽の説明をしていません。
「くらむぼん」という名前の由来は?
公式によると、宮沢賢治の童話『やまなし』で蟹が話す言葉に由来します。人間と自然の共存を童話で伝えた賢治に共感して名づけられたと説明しています。
出典・確認日
5件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-06 / 編集: Vinotier編集部