プレステージ・キュヴェ(ヴィンテージ) キュヴェ・デ・ザンシャンテルールは、ランスのアンリオが例外的な年にだけ造るプレステージ・シャンパーニュです。メゾンの礎となった6つのグラン・クリュのシャルドネとピノ・ノワールを半分ずつ使い、セラーで10年以上寝かせます。公式サイトの現行品は2015年です。
- シャルドネとピノ・ノワール半々
- グラン・クリュ
- 長期熟成
- 低ドザージュ
この記事の目次
どんなワインか
キュヴェ・デ・ザンシャンテルールは、シャンパーニュのランスに本拠を置くアンリオが、例外的な年にだけ造るプレステージ・シャンパーニュです。公式の歴史によると、メゾンは1808年、ニコラ・アンリオの未亡人アポリーヌ・アンリオが創業しました。アポリーヌはモンターニュ・ド・ランスのヴェルジー、ヴェルズネ、マイィ・シャンパーニュに畑を持っていたとされ、この土地がメゾンの原点になっています。
公式はザンシャンテルールを、メゾンの礎となった6つのグラン・クリュだけで造るキュヴェと説明し、「長い熟成と記憶のために仕立てた」一本と位置づけています。
名前の経緯
このキュヴェは一度、名前が変わっています。2020年の報道(Quill & Pad)によると、アンリオは2005年ヴィンテージから最上位のキュヴェをエメラ(ギリシア神話の光の女神の名)として発売し、ザンシャンテルールの名は外国の愛好家に発音しにくいことも理由に退けられました。その後、現在の公式サイトでは再び「キュヴェ・デ・ザンシャンテルール」の名で2015年が紹介されています。名前が戻った正確な時期は、公式資料では確認できませんでした。
畑と造り、飲み頃
ぶどうは、モンターニュ・ド・ランスのヴェルジー、ヴェルズネ、マイィ・シャンパーニュのピノ・ノワールと、コート・デ・ブランのアヴィーズ、シュイィ、ル・メニル・シュル・オジェのシャルドネ。2015年はこの二つを半分ずつ合わせ、セラーで最低10年寝かせて、ワインがもっともよい釣り合いに達するのを待ちます。仕上げの糖分は1リットルあたり2.5グラムとごく控えめです。
公式は飲み頃の年数を示していませんが、長期の熟成に向くと説明しています。さらに古い年は「アンリオ・メモワール」として、30年以上セラーで眠ったボトルが紹介されています。熟成の考え方は第29講 ヴィンテージと熟成完全編でどうぞ。
※名前の経緯は報道に基づきます。品種構成・ドザージュはヴィンテージにより変わります。
アンリオ キュヴェ・デ・ザンシャンテルールの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
アンリオ キュヴェ・デ・ザンシャンテルールの
ヴィンテージ
| 2015 | シャルドネ50%・ピノ・ノワール50%、6つのグラン・クリュ、最低10年の熟成、ドザージュ2.5g/L。公式は構造とエネルギーがあり、陽光を思わせる豊かさと釣り合いを備えたワインと説明している |
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アンリオ キュヴェ・デ・ザンシャンテルールの
ワイン情報
| 名称 | アンリオ キュヴェ・デ・ザンシャンテルールHenriot Cuvée des Enchanteleurs |
| 生産者 | アンリオ |
| 位置づけ | プレステージ・キュヴェ(ヴィンテージ) |
| 種類 | スパークリング |
| 国・地域 | フランス/シャンパーニュ/ランス |
| 原産地呼称 | AOCシャンパーニュ |
| 格付け | メゾンの6つのグラン・クリュのぶどうのみ |
| 主な品種 | シャルドネ、ピノ・ノワール |
| ぶどう | メゾンの礎となった6つのグラン・クリュのみ。モンターニュ・ド・ランスのヴェルジー、ヴェルズネ、マイィ・シャンパーニュと、コート・デ・ブランのアヴィーズ、シュイィ、ル・メニル・シュル・オジェ(公式) |
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| 品種構成(2015年) | シャルドネ50%・ピノ・ノワール50%(公式) |
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| 熟成 | セラーで最低10年(公式) |
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| ドザージュ(2015年) | 1リットルあたり2.5g(公式) |
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| 名前の経緯 | 2005年ヴィンテージからしばらく「エメラ(Hemera)」の名で出されたと報じられている。現在の公式サイトは「キュヴェ・デ・ザンシャンテルール」の名で2015年を紹介している |
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| メゾン | 1808年、ニコラ・アンリオの未亡人アポリーヌ・アンリオが創業。本拠はランス(公式) |
| 飲み頃の温度 | 10〜12℃前後(一般的な目安) |
| グラス | 白ワイン用の大ぶりなグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式は長期の熟成に向くと説明しているが、具体的な年数は示していない |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
「エメラ」とは同じワインですか?
2020年の報道によると、アンリオは2005年ヴィンテージから最上位のキュヴェを「エメラ(Hemera)」の名で出し、キュヴェ・デ・ザンシャンテルールの名を一度退けました。同じ6つのグラン・クリュ、シャルドネとピノ・ノワール半分ずつという骨組みは共通とされます。現在の公式サイトでは、キュヴェ・デ・ザンシャンテルールの名で2015年が紹介されており、エメラの名は見当たりません。名前が戻った正確な時期は公式資料で確認できませんでした。
古いヴィンテージはありますか?
公式の「アンリオ・メモワール」は、特定の年をキュヴェ・デ・ザンシャンテルールとミレジムで表すシリーズで、30年以上メゾンのセラーで眠ったボトルを紹介しています。近年の公開例として1982年のザンシャンテルールが挙げられています。
出典・確認日
4件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-24 / 編集: Vinotier編集部