テロワール・シリーズの県名ワイン(長野県のシャルドネ) シャトー・メルシャン 長野シャルドネは、日本を代表するシャルドネの産地・長野県のぶどうで造る、シャルドネ100%の辛口白です。県内の各地区の原酒を選んでブレンドし、一部をオーク樽で発酵・育成しています。公式は、トロピカルフルーツを思わせるアロマと果実感、心地よい酸が調和した、ふくよかな味わいと説明しています。
この記事の目次
どんなワインか
シャトー・メルシャン 長野シャルドネは、メルシャンのワイン・ブランド「シャトー・メルシャン」が、長野県のシャルドネで造る辛口の白ワインです。公式によると、シャトー・メルシャンは1877年に誕生した日本で最初の民間ワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」をルーツとしています。
このワインは、山梨・長野・秋田・福島から品種にふさわしい産地を選んで造る「テロワール・シリーズ」の一本です。公式は、日本を代表する産地である長野県のシャルドネの個性を最大限に引き出したワインと位置づけています。特定の畑ではなく、県内の特徴ある各地区の原酒を選び、バランスよくブレンドしている点が、畑や地区の名を冠した同じシャトー・メルシャンのシャルドネとの違いです。長野の産地は日本ワインの産地:長野と第72講 長野完全編で紹介しています。
造りと味わい
ぶどうは長野県産のシャルドネ100%です。2024年の公式資料によると、垣根式で栽培し、9月上旬から10月上旬に収穫しました。オーク樽とステンレスタンクで18〜20℃・約20日間発酵させ、オーク樽で約3か月育成しています。生産本数は約10,000本です。
2024年は、冬はやや暖かく、3・4月はやや低温で、萌芽は例年並みでした。梅雨以降は雨が多かったものの、晴れた日は気温が高く成熟が早く進み、糖度と酸のバランスに優れたシャルドネを収穫できたと公式は説明しています。
公式のテイスティングコメントは、輝きのあるイエローに、パイナップルのような黄色い果実やレモンなどの柑橘の香り、それを穏やかに包むオーク樽由来のヴァニラの香りを挙げ、さわやかな酸のあとにミネラル感と果実の風味が余韻として広がるとしています。アルコール度数は12%です。品種の背景は品種:シャルドネにまとめています。
合う料理と飲み方
公式は、クリームパスタと白身魚のムニエルを合う料理に挙げています。バターやクリームを使った料理と、果実味のふくらみがよくなじむ一本です。冷やしすぎると樽の丸みや果実の厚みが感じにくくなるため、冷蔵庫から出して少し置き、10〜12℃前後で注ぐとよいでしょう。
ラベルの年号ごとに作柄の説明が公式に出るので、年ごとの違いを追いかけるのも楽しみ方のひとつです。長野県のシャトー・メルシャンの拠点には、少量生産の桔梗ヶ原ワイナリーもあります。
シャトー・メルシャン 長野シャルドネの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
シャトー・メルシャン 長野シャルドネの
ヴィンテージ
| 2024 | 冬はやや暖かく、3・4月はやや低温で萌芽は例年並み。梅雨以降は雨が多かったが晴天の日は気温が高く成熟が早く進み、糖度と酸のバランスに優れたシャルドネを収穫できたと公式は説明 |
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シャトー・メルシャン 長野シャルドネの
ワイン情報
| 名称 | シャトー・メルシャン 長野シャルドネChâteau Mercian Nagano Chardonnay |
| 生産者 | シャトー・メルシャン(メルシャン) |
| 位置づけ | テロワール・シリーズの県名ワイン(長野県のシャルドネ) |
| 種類 | 白 |
| 国・地域 | 日本/長野 |
| 原産地呼称 | 長野県(公式の産地表示) |
| 主な品種 | シャルドネ |
| 品種と産地 | シャルドネ100%。長野県産。各地区の原酒を選んでブレンド(公式) |
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| 栽培と収穫 | 垣根式栽培。9月上旬〜10月上旬に収穫(2024年の公式記載) |
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| 醸造 | オーク樽とステンレスタンクで18〜20℃・約20日間発酵、オーク樽で約3か月育成(2024年の公式記載) |
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| 生産本数 | 約10,000本(2024年の公式記載) |
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| 価格 | 750mlで3,400円(税込・公式オンラインショップ、2024年) |
| 飲み頃の温度 | 10〜12℃前後(樽を使った辛口白の一般的な目安) |
| グラス | 白ワイン用の中ぶりから大ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式は飲み頃の期間を示していない |
| 価格帯の目安 | 3,000〜1万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
樽の香りは強いですか?
公式の造りでは、発酵はオーク樽とステンレスタンクの両方で行い、育成はオーク樽で約3か月です。公式のテイスティングコメントも、オーク樽由来のヴァニラの香りが「穏やかに」全体を包むと説明しており、樽が前に出るタイプではなく、果実と酸を支える程度の使い方といえます。
どんな料理に合いますか?
公式は、クリームパスタと白身魚のムニエルを挙げています。ふくよかな果実味とバターやクリームのコクがなじみ、さわやかな酸が後味を軽くしてくれます。
出典・確認日
3件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
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最終更新: 2026-10-28 / 編集: Vinotier編集部