自社畑フィンカ・イガイのティント・レセルバ マルケス・デ・ムリエタ レセルバは、リオハ・アルタの自社畑フィンカ・イガイから造る赤です。2022年はテンプラニーリョ85%を主体にした4品種で、225Lのアメリカンオーク樽で25か月熟成させます。樽の月数は年で変わり、2018年は21か月でした。
- フィンカ・イガイ
- テンプラニーリョ主体
- アメリカンオーク
- 丸みのある果実
- 引き締まったタンニン
この記事の目次
どんなワインか
マルケス・デ・ムリエタ レセルバは、骨付きの羊やじっくり煮た牛肉を囲む夜に抜栓したい、リオハの赤です。造り手の歴史は、産地の歴史と重なります。公式の説明では、ルシアーノ・ムリエタがボルドーで学んだ技術を生かし、1852年にリオハ最初のワインを造りました。その年のワインをメキシコやキューバへ送り、リオハで最初の輸出にもなったとされています。
本拠のカスティージョ・デ・イガイは2019年に博物館の指定を受け、2021年には隣に新しい醸造棟が完成しました。1983年からはセブリアン=サガリガ家が率い、畑と醸造の現場はマリア・バルガスが束ねています。公式はこの銘柄を、造り手の世界への大使と位置づけています。
畑と造り
ぶどうは主に自社畑のフィンカ・イガイから来ます。醸造所を囲む計300haの畑で、土壌は主に粘土石灰質、標高は320〜485mです。
2022年の収穫は9月7〜23日の手摘みでした。除梗したぶどうを品種ごとに温度管理したステンレスタンクで発酵させ、8〜10日間醸します。その間、ルモンタージュとピジャージュで果皮から香りとポリフェノールをゆっくり引き出します。そのあと垂直式の圧搾機で穏やかに搾り、225Lのアメリカンオーク樽で25か月熟成させます。
比率と熟成の月数は年で変わります。2018年はテンプラニーリョ86%で樽は21か月、2022年は85%で25か月でした。同じ銘柄でもヴィンテージで設計が動くので、飲み比べるときは技術資料を手元に置くと違いを追いやすいでしょう。
合う料理と飲み方
生産者は2022年について、熟した赤い果実や甘草の香りに、丸みのある味わいと穏やかな酸、しっかりしたタンニンがあると説明しています。公式が示す料理は、軽く燻したメルルーサのココチャや、小さなヤリイカにイカのジュを合わせた皿など、魚介が中心です。赤に肉と決めつけない提案といえます。
肉に寄せるなら、ローストビーフのように樽の香りと脂を受け止める料理が候補です。公式は2022年の提供温度を13℃としています。赤としては低めの温度なので、ここから始めて、グラスの中で温まる変化を見るのがよいでしょう。
国内の販売店の価格は3,000円台から4,000円台が中心で、ヴィンテージと店によって差があります。リオハの別の定番ではマルケス・デ・リスカル ティント・レセルバ、産地は銘醸図鑑:リオハにまとめています。
マルケス・デ・ムリエタ レセルバの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
マルケス・デ・ムリエタ レセルバの
ヴィンテージ
| 2022 | 収穫は9月7〜23日。樽熟成25か月。テンプラニーリョ85%、マスエロ7%、グラシアーノ6%、ガルナチャ2%。アルコール14%(公式の技術資料) |
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| 2018 | 収穫は10月1〜20日。樽熟成21か月。テンプラニーリョ86%、グラシアーノ8%、マスエロ4%、ガルナチャ2%。アルコール14%(公式の技術資料) |
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マルケス・デ・ムリエタ レセルバの
マルケス・デ・ムリエタ レセルバのワイン情報
| 名称 | マルケス・デ・ムリエタ レセルバMarqués de Murrieta Reserva |
| 生産者 | マルケス・デ・ムリエタ(Marqués de Murrieta) |
| 位置づけ | 自社畑フィンカ・イガイのティント・レセルバ |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | スペイン/リオハ/リオハ・アルタ(フィンカ・イガイ) |
| 原産地呼称 | D.O.Ca.リオハ |
| 格付け | レセルバ(技術資料の表記はTinto Reserva) |
| 主な品種 | テンプラニーリョ、マスエロ、グラシアーノ、ガルナチャ |
| 畑 | 主にリオハ・アルタのフィンカ・イガイ。醸造所を囲む計300ha、土壌は主に粘土石灰質、標高320〜485m(公式の技術資料) |
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| 品種(2022年) | テンプラニーリョ85%、マスエロ7%、グラシアーノ6%、ガルナチャ2%。アルコール14%(公式の技術資料) |
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| 発酵 | 手摘み、除梗。品種ごとに温度管理したステンレスタンクで発酵。醸し8〜10日(公式の技術資料) |
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| 熟成(2022年) | 225Lのアメリカンオーク樽で25か月(公式の技術資料) |
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| 容量 | 50cl、75cl、1.5L、3L、6L、12L(公式の技術資料) |
| 飲み頃の温度 | 13℃(公式の2022年の案内) |
| グラス | 大ぶりの赤ワイン用グラス |
| 飲み頃の目安 | 生産者の飲み頃の年数は確認できず。樽で2年前後を経て出荷される |
| 価格帯の目安 | 3,000〜1万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
マルケス・デ・ムリエタ レセルバのよくある質問
店によって名前が違うのはなぜですか?
公式サイトの最新ヴィンテージの銘柄名は「Marqués de Murrieta 2022」で、技術資料に「Tinto Reserva」と併記されています。国内の販売店では「レセルバ」「レゼルヴァ」のほか「リオハ ムリエタ」の名で並ぶこともあります。買うときは生産者名とヴィンテージで確かめるとよいでしょう。
同じ生産者のグラン・レセルバとは別のワインですか?
別の銘柄です。公式サイトではレセルバと並んで「Gran Reserva」が掲載され、最新の表示は2016年です。この銘柄の最新の表示は2022年なので、公式に並ぶヴィンテージで見ても6年の開きがあります。
出典・確認日
5件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-07 / 編集: Vinotier編集部