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アルバロ・パラシオス レルミタ

Álvaro Palacios L'Ermita / アルバロ・パラシオス

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単一畑

レルミタは、プリオラートのアルバロ・パラシオスがグラタリョップス村の単一畑から造る、ガルナッチャ主体の赤です。DOQプリオラートの最上位「グラン・ビーニャ・クラシフィカダ」に2017年ヴィンテージから認められた3つの畑のひとつで、生産は年に数千本ほどにとどまります。

  • 凝縮感
  • 粘板岩由来のミネラル感
  • 力強い
  • 少量生産
この記事の目次

どんなワインか

**レルミタ(L’Ermita)**は、プリオラートを代表する造り手アルバロ・パラシオスが、グラタリョップス村の一つの畑から造る赤ワインです。エルミタはカタルーニャ語で礼拝堂のこと。英国の老舗商は、段々畑が丘の上の礼拝堂「レルミタ・デ・ラ・マレ・デ・デウ・デ・ラ・コンソラシオ」へ向かって上っていく様子を紹介しています。

プリオラートでは2019年に、産地名・村名・区画名などを段階的に名乗る「土地の名前」という格付けが発表されました。統制委員会によると、レルミタは最上位のグラン・ビーニャ・クラシフィカダを2017年ヴィンテージから名乗る3つのワインのひとつです。造り手の歩みと産地の格付けの全体像は銘醸図鑑:プリオラートで紹介しています。

なお、生産者の公式サイトには銘柄ごとの技術資料が見当たらないため、このページの品種構成や生産量は、統制委員会と英国の取扱業者の資料にもとづいています。

畑と造り

畑は、この土地でリコレリャと呼ばれる粘板岩の乾いた急斜面にあります。主役はガルナッチャで、カリニェナと少量の白ぶどうが同じ畑に混ざっています。比率は年によって大きく変わり、2021年はガルナッチャ約76%・カリニェナ約23%、2024年はガルナッチャ90%・カリニェナ6%などと紹介されています。

醸造では自生酵母を使い、木桶で発酵させます。2021年は房ごと仕込む割合が約55%、果皮を漬け込む期間は41日でした。そのあと**楕円形のフランス産オークのフードル(大樽)**で12〜14か月ほど熟成させます。統制委員会の格付けの資料でも、最上位の畑のワインは醸造と熟成をほかのロットと分けて追跡できることが求められています。

生産量はごく少なく、2021年は2,925本、2024年は約3,800本の予定と伝えられています。

飲み頃と楽しみ方

凝縮感のある長期熟成型とされ、英国の取扱業者は2024年ヴィンテージの飲み頃を2027〜2042年と見込んでいます。若いうちに開けるなら、デキャンタで空気に触れさせると香りが開きやすくなります。

同じスペインでも、内陸の高原で造られるベガ・シシリア ウニコとは、品種も気候もまったく違います。スペイン各地の産地の違いは第14講 スペイン完全編で学べます。

※品種構成・生産量・価格はヴィンテージや時期により変わります。最新の情報は取扱業者でご確認ください。

アルバロ・パラシオス レルミタの

味わいの目安

ボディ
軽やか重厚
酸味
穏やか生き生き
タンニン
柔らかしっかり
甘辛
辛口甘口

公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。

アルバロ・パラシオス レルミタの

ワイン情報

名称アルバロ・パラシオス レルミタÁlvaro Palacios L'Ermita
生産者アルバロ・パラシオス
位置づけ単一畑
種類赤
国・地域スペイン/カタルーニャ/プリオラート(グラタリョップス)
原産地呼称DOQプリオラート
格付けグラン・ビーニャ・クラシフィカダ(2017年ヴィンテージから)
主な品種ガルナッチャ、カリニェナ
畑グラタリョップス村の単一畑。粘板岩(リコレリャ)の乾いた急斜面
品種構成ガルナッチャ主体にカリニェナと少量の白ぶどう。2021年はガルナッチャ約76%・カリニェナ約23%・白ぶどう約1%、2024年はガルナッチャ90%・カリニェナ6%・ピカポル・ネグラ3%ほか(取扱業者の資料、年によって変わる)
醸造自生酵母で木桶発酵。2021年は房ごと仕込む割合が約55%、マセラシオンは41日
熟成楕円形のフランス産オークのフードル(大樽)で約12〜14か月(年によって変わる)
生産量2021年は2,925本(2023年2月瓶詰め)、2024年は約3,800本の予定
飲み頃の温度16〜18℃前後(一般的な目安)
グラス香りが広がる大ぶりなグラス
飲み頃の目安英国の取扱業者は2024年ヴィンテージの飲み頃を2027〜2042年と見込んでいる(年によって異なる)
価格帯の目安10万円〜

品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。

よくある質問

「グラン・ビーニャ・クラシフィカダ」とは何ですか?
DOQプリオラートが2019年に発表した「土地の名前」と呼ばれる格付けの最上位です。統制委員会によると、レルミタは2017年ヴィンテージからこの格付けを名乗っています。一つの畑のぶどうだけで造ること、醸造と熟成をほかのワインと分けて追跡できることなどが求められます。
毎年同じ品種の比率ですか?
いいえ。ガルナッチャが主体である点は同じですが、カリニェナや少量の白ぶどうの割合は年によって変わります。取扱業者の資料では、2021年はカリニェナが約23%、2024年は6%でした。古い畑に複数の品種が混ざって植えられていることが背景にあります。

出典・確認日

生産者の公式資料などで確認した内容をもとにした解説です。編集部による試飲レビューではありません。

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最終更新: 2026-10-12 / 編集: Vinotier編集部