代表銘柄 アリオンは、ベガ・シシリアを所有するアルバレス家が、リベラ・デル・ドゥエロのペニャフィエル近くで造る赤です。最初の収穫は1993年。品種はティント・フィノ(テンプラニーリョ)で、公式はフランス産の新樽で12〜14か月熟成させ、さらに瓶で15か月以上休ませてから出すと説明しています。
この記事の目次
どんなワインか
アリオンは、スペイン・リベラ・デル・ドゥエロのボデガス・イ・ビニェードス・アリオンが造る赤ワインです。公式の沿革によると、1982年4月にベガ・シシリアを買ったアルバレス家が、新たにこの蔵をつくりました。最初の収穫は1993年で、初期のヴィンテージはベガ・シシリアの設備で造られています。名前は、アルバレス家の当主が生まれたレオン地方の地名にちなみます。
公式は、アリオンをベガ・シシリアの「弟分」ではなく、それ自体で立つワインとして構想したと書いています。品種はティント・フィノ(テンプラニーリョ)で、2014年の資料は100%と明記しています。新しく植えた畑のぶどうは、植えてから10年たつまで使わない決まりにしていたと公式は紹介しています。
畑と造り
ボデガは、ドゥエロ川とバリャドリードからソリアへ向かう幹線道路のあいだ、ペニャフィエルの近くにあり、ベガ・シシリアの本拠から約15キロの距離です。2000年に始めた改修は2009年に終わりました。公式は、東のソリアから西のバルブエナ・デ・ドゥエロまで、産地のさまざまな区画を組み合わせたワインと説明しています。
畑の面積は資料の年で異なり、2013〜2017年は130ヘクタール、2018年以降は70ヘクタールです。標高は750メートル、1ヘクタール当たり2,222本。ぶどうは手で摘んで選果台に送り、温度を管理した木製タンクで発酵させます。木製タンクでの発酵は2001年の収穫からです。熟成は、年により12〜14か月をフランス産ボルドー樽の新樽中心で行い、その後瓶で15か月以上休ませます。最近の年はコンクリートや大桶も組み合わせ、2019年は樽と焼きの影響を抑えたと記されています。2021年の生産量はボルドーボトルで244,244本です。
飲み頃と楽しみ方
公式の目安では提供温度は18℃。出荷時点で楽しめ、最近の年で約20年の熟成に耐えるとしています。同じアルバレス家のバルブエナ 5°と並べると、伝統的な長期熟成と新樽を生かした造りの違いが見えてきます。産地の全体像はリベラ・デル・ドゥエロで学べます。
※畑の面積や熟成の方法はヴィンテージによって異なります。最新の情報は生産者の公式サイトでご確認ください。
アリオンの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
アリオンの
ヴィンテージ
| 2021 | 穏やかな秋、1月の雪、適度な春の雨、やや涼しい夏の年。9月24日〜10月11日に収穫。熟成中はコンクリート、樽、オークの大桶にロットを分けて組み合わせた。2023年6月瓶詰め、ボルドーボトル244,244本。熟成の目安は最長20年。 |
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| 2018 | 新しい醸造設備を初めて使い、タンクを半分の容量で使った年。9月28日〜10月12日に収穫し、2020年5月瓶詰め。ボルドーボトル257,257本。 |
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| 2016 | 9月28日〜10月10日に収穫。熟成は12か月で、新樽80%(フランス産95%・アメリカ産5%)、10%はコンクリート。2018年6月瓶詰め。 |
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アリオンの
ワイン情報
| 名称 | アリオンAlión |
| 生産者 | ボデガス・イ・ビニェードス・アリオン(ベガ・シシリア) |
| 位置づけ | 代表銘柄 |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | スペイン/カスティーリャ・イ・レオン/リベラ・デル・ドゥエロ(ペニャフィエル) |
| 原産地呼称 | DOリベラ・デル・ドゥエロ |
| 主な品種 | ティント・フィノ(テンプラニーリョ) |
| 最初の収穫 | 1993年。初期のヴィンテージはベガ・シシリアの設備で造られた(公式) |
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| ボデガ | ドゥエロ川とバリャドリード〜ソリア間の幹線道路のあいだ、ペニャフィエルの近く。ベガ・シシリアの本拠から約15km(公式) |
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| 畑 | 2013〜2017年の資料は130ha(パディーリャ・デ・ドゥエロ、バルブエナ・デ・ドゥエロ、ペスケーラ・デ・ドゥエロ)、2018年以降は70ha。2021年は「バリャドリード・ブルゴス・ソリア・セゴビア」の70haとしている。標高750m、1ha当たり2,222本(公式) |
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| 醸造と熟成 | 手摘み後すぐ選果台へ。温度管理した木製タンクで発酵(2001年の収穫から)。フランス産ボルドー樽の新樽で年により12〜14か月、その後瓶で15か月以上(公式) |
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| 名前 | アルバレス家の当主が生まれたレオン地方の地名にちなむ(公式) |
| 飲み頃の温度 | 18℃前後(公式の目安。2013年の資料は17℃) |
| グラス | ボルドー型の大ぶりなグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式は出荷時点で楽しめるとし、12〜14℃・湿度60%前後で保管すれば最近の年で約20年の熟成に耐えるとしている |
| 価格帯の目安 | 1〜3万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
アリオンはベガ・シシリアのセカンドワインですか?
いいえ。公式の沿革は、アリオンがベガ・シシリアの「弟分」ではなく、独り立ちしたワインとして構想されたと説明しています。所有者は同じアルバレス家ですが、ボデガも畑も別で、品種はティント・フィノだけ。ベガ・シシリアの名を持つ銘柄はウニコとバルブエナ 5°です。
アリオンはいつ飲み頃になりますか?
公式は、出荷時点ですでに楽しめるとしています。熟成の目安は、2018〜2021年の資料で最長20年、2014・2015年で約15〜20年です。保管は12〜14℃・湿度60%前後が勧められています。若い年はデキャンタで空気に触れさせると開きやすいのが一般的な目安です。
出典・確認日
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-21 / 編集: Vinotier編集部