代表銘柄(リオハのレセルバ) マルケス・デ・リスカル ティント・レセルバは、1858年創立のリオハの老舗が造る赤です。リオハ・アラベサの古い樹のテンプラニーリョに少量のグラシアノを合わせ、アメリカンオーク樽で約2年、さらに瓶で1年以上寝かせてから出荷します。生産者は、古典的なリオハのスタイルと説明しています。
- テンプラニーリョ主体
- アメリカンオーク樽熟成
- 甘草とスパイス
- なめらかなタンニン
この記事の目次
どんなワインか
マルケス・デ・リスカル ティント・レセルバは、スペイン北部リオハの老舗ワイナリー、マルケス・デ・リスカルが造る赤ワインです。輸入元のサッポロビールによると、ワイナリーは1858年、ギリェルモ・ウルタド・デ・アメサガ侯爵がバスク地方リオハ・アラベサのエルシエゴ村に創立しました。フィロキセラなどでフランスのぶどう畑が大きな被害を受けた時代に、ボルドーの製法をいち早く取り入れたと紹介されています。最初のワインは1862年に造られ、以来すべてのヴィンテージを古いセラーに保管しているとされます。
造りと味わい
公式の技術資料によると、レセルバの中心は、1970年代より前に植えたテンプラニーリョの樹のぶどうです。畑はリオハ・アラベサのなかでも良質な粘土石灰質の土壌にあります。テンプラニーリョは酸とタンニンのバランスがよく、樽や瓶での熟成によく耐える品種と説明されています。ここに、色の鮮やかさとフレッシュさを加えるグラシアノを10%以下でブレンドします。
発酵は温度を管理して行い、マセラシオンは12日以内。その後アメリカンオーク樽で約2年熟成させます(2021年は20か月)。出荷前には瓶で最低1年寝かせます。生産者は、フレッシュで上品な、古典的なリオハのスタイルと説明しています。
2021年の公式テイスティングノートでは、濃いチェリー色で熟成の気配はまだ少なく、甘草やシナモン、黒胡椒の香りがあり、長い樽熟成の香りは控えめとされます。味わいはフレッシュで、なめらかなタンニンとしっかりした骨格を持ちながら飲みやすく、余韻にほのかなバルサミコのような香りが残ると紹介されています。
合う料理と飲み方
生産者は、生ハムや熟成の浅いチーズ、スパイスを効かせすぎない煮込み、豆料理、鶏肉、赤身の肉、グリルやローストを挙げています。輸入元は焼肉やビーフシチューをすすめています。温度は16〜18℃が目安です。リオハという産地については世界の産地:リオハ、品種は品種:テンプラニーリョで紹介しています。
マルケス・デ・リスカル ティント・レセルバの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
マルケス・デ・リスカル ティント・レセルバの
ヴィンテージ
| 2021 | 雨の多い秋と暖かい2月、6月の多雨と雹を経て、夏はほぼ雨がなかった。収穫は9月16日から。健全で色素の濃いぶどうが得られたと公式は説明。樽熟成20か月 |
|---|
| 2019 | 房がゆるく病気が出にくい年で、収穫は9月17日から。pHが低く酸が高い、熟成向きのぶどうになったと公式は説明。樽熟成21か月 |
|---|
マルケス・デ・リスカル ティント・レセルバの
ワイン情報
| 名称 | マルケス・デ・リスカル ティント・レセルバMarqués de Riscal Reserva |
| 生産者 | マルケス・デ・リスカル |
| 位置づけ | 代表銘柄(リオハのレセルバ) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | スペイン/リオハ/リオハ・アラベサ |
| 原産地呼称 | DOCaリオハ |
| 格付け | レセルバ(熟成期間による区分) |
| 主な品種 | テンプラニーリョ、グラシアノ |
| ぶどう | 1970年代より前に植えたテンプラニーリョが主体。リオハ・アラベサの粘土石灰質土壌。グラシアノは10%以下(公式) |
|---|
| 醸造 | 温度を管理して発酵。マセラシオン(果皮の漬け込み)は12日以内(公式) |
|---|
| 熟成 | アメリカンオーク樽で約2年(2021年は20か月)。出荷前に瓶で最低1年(公式) |
|---|
| アルコール度数 | 14.5%(2021年の公式技術資料) |
| 飲み頃の温度 | 16〜18℃(生産者・輸入元の目安) |
| グラス | ボルドー型の赤ワイン用グラス |
| 飲み頃の目安 | 出荷時点で瓶熟成を経ており、すぐ楽しめる。生産者は長期の熟成にも向くとしている |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
「レセルバ」とはどういう意味ですか?
リオハでは、熟成期間の長さによってクリアンサ、レセルバ、グラン・レセルバなどと名乗れます。このワインはアメリカンオーク樽で約2年、さらに瓶で最低1年寝かせてから出荷されます。上位にはより長く熟成させるグラン・レセルバもあります。
どんな料理に合いますか?
生産者は、生ハム、熟成の浅いチーズ、スパイスを効かせすぎない煮込み、豆料理、鶏肉、赤身の肉、グリルやローストとの相性を挙げています。輸入元のサッポロビールは焼肉やビーフシチューをすすめています。温度は16〜18℃が目安です。
出典・確認日
5件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-27 / 編集: Vinotier編集部