ドメーヌの旗艦キュヴェ ヴィエイユ・ヴィーニュは、シャトーヌフ・デュ・パプのドメーヌ・ド・ラ・ジャナスが「ドメーヌの旗艦」と位置づける赤です。グルナッシュ80%を軸に、6haの4区画のぶどうを組み合わせ、畑の40%は1920年の植樹です。生産者は瓶詰めから10〜25年が飲み頃としています。
- グルナッシュ80%
- 1920年植樹を含む古木
- 4つの区画
- 黒い果実とガリーグ
この記事の目次
どんなワインか
ヴィエイユ・ヴィーニュは、南ローヌのドメーヌ・ド・ラ・ジャナスが「ドメーヌの旗艦」と位置づける赤です。誰かの節目の年を選んでセラーに寝かせ、10年、20年先に開ける。そんな時間に向くシャトーヌフ・デュ・パプです。
ドメーヌの歩みは、1967年に兵役から戻ったエメ・サボンが、父と義父のぶどう畑を受け継いだことに始まります。父はぶどうを協同組合に運び、義父はワインをネゴシアンに売っていました。エメは1973年に自らのカーヴを建て、クルテゾンにある家族の農場の地名「ラ・ジャナス」をドメーヌの名としました。15haだった畑は、区画を買い足して90haを超えるまでに広がっています。1991年に息子のクリストフが加わり、父からカーヴの鍵を託されました。2001年に妹のイザベルが、2026年3月にはクリストフの長女ジュリエットが加わっています。
畑と造り
生産者の技術資料によると、このキュヴェの畑は6haで、収量は28hl/ha。品種はグルナッシュ80%、ムールヴェードル10%、シラー5%、その他5%です。植樹年は1920年が40%、1965年が40%、1976年と1993年がそれぞれ10%です。
特徴は、性格の異なる4つの区画を組み合わせることです。丸い小石の区画が厚みと力強さを、砂の区画が爽やかさと酸を、小石に覆われた赤い粘土が骨格を、砂質石灰質の斜面が繊細さをもたらすと説明されています。
ぶどうは手で摘み、畑で選果します。80%を除梗し、28日間マセレーションして、手作業のピジャージュを毎日行います。熟成は60%をフードル、20%を600リットルのドゥミ・ミュイ、20%をバリックで12か月。大きな樽が主体の造りです。畑では殺虫剤を使わず、肥料は自然由来、除草剤を使わずに土を耕すとしています。
飲み頃と楽しみ方
生産者は、香りに黒い果実とガリーグのニュアンスがあり、口に含むと繊細さとエレガンスが現れると説明しています。飲み頃は瓶詰めから10〜25年、飲む温度は15〜17℃です。料理の例には、野うさぎのシヴェ・ア・ラ・ロワイヤルが挙げられています。ジビエの煮込みを囲む冬の夜に向き合いたい赤です。
産地は銘醸図鑑:シャトーヌフ・デュ・パプ、主役の品種は品種:グルナッシュ、南北のローヌは第8講 ローヌ完全編でまとめています。
ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス シャトーヌフ・デュ・パプ ヴィエイユ・ヴィーニュの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス シャトーヌフ・デュ・パプ ヴィエイユ・ヴィーニュの
ヴィンテージ
| 2023 | ドメーヌが掲載するアペラシオン全体の資料によると、冬の雨が極めて少なく、5〜6月に雨があり、夏は乾いて暑かった。収穫は8月中旬から10月末まで2か月以上。赤は赤い果実とリコリスの香り、タンニンが溶け込んだ味わいとされる。 |
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| 2022 | ドメーヌが掲載するアペラシオン全体の資料によると、3〜5月の雨は50mm(平年は150mm)と少なく、夏は早く訪れて乾いて暑かった。8月15日前後の雷雨が救いになった一方、雹の被害も出た。アペラシオンの平均収量は約27.5hl/ha。 |
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ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス シャトーヌフ・デュ・パプ ヴィエイユ・ヴィーニュの
ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス シャトーヌフ・デュ・パプ ヴィエイユ・ヴィーニュのワイン情報
| 名称 | ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス シャトーヌフ・デュ・パプ ヴィエイユ・ヴィーニュDomaine de la Janasse Châteauneuf-du-Pape Vieilles Vignes |
| 生産者 | ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス |
| 位置づけ | ドメーヌの旗艦キュヴェ |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | フランス/南ローヌ/シャトーヌフ・デュ・パプ |
| 原産地呼称 | AOCシャトーヌフ・デュ・パプ |
| 主な品種 | グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー |
| 畑 | 6ha、収量28hl/ha。植樹年は1920年が40%、1965年が40%、1976年が10%、1993年が10%(公式の技術資料) |
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| 4つの区画 | 丸い小石(ガレ)の区画が厚みと力強さ、砂が爽やかさと酸、小石に覆われた赤い粘土が骨格、砂質石灰質の斜面が繊細さを与える(公式の技術資料) |
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| 醸造 | 手摘みで畑で選果。80%を除梗し、28日間マセレーション。手作業のピジャージュを毎日行う(公式の技術資料) |
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| 熟成 | 60%をフードル、20%を600リットルのドゥミ・ミュイ、20%をバリックで12か月(公式の技術資料) |
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| 栽培 | 殺虫剤を使わず、肥料は自然由来。除草剤を使わずに土を耕す(公式の技術資料) |
| 飲み頃の温度 | 15〜17℃(公式の技術資料) |
| グラス | ブルゴーニュ型など大ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式の技術資料は、瓶詰めから10〜25年としている |
| 価格帯の目安 | 1〜3万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス シャトーヌフ・デュ・パプ ヴィエイユ・ヴィーニュのよくある質問
ヴィエイユ・ヴィーニュは、どのくらい古い樹から造られますか?
生産者の技術資料によると、畑の植樹年は1920年が40%、1965年が40%、1976年と1993年がそれぞれ10%です。公式サイトは「百年の樹から」と紹介していますが、すべてが同じ樹齢ではなく、年代の違う樹を組み合わせたキュヴェです。
開けるのは瓶詰めからどのくらい後がよいですか?
生産者の技術資料は、瓶詰めから10〜25年を飲み頃としています。飲む温度は15〜17℃です。合わせる料理としては、野うさぎのシヴェ・ア・ラ・ロワイヤルが挙げられています。
出典・確認日
5件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-05 / 編集: Vinotier編集部