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E.ギガル コート・ロティ ラ・テュルク

E. Guigal Côte-Rôtie La Turque / E.ギガル

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単一畑

ラ・テュルクは、E.ギガルの単一畑「ラ・ラ・ラ」の3本目にあたるコート・ロティの赤です。公式資料ではシラー93%にヴィオニエ7%、平均樹齢は約40年で、新樽で40か月熟成されます。コート・ブリュンヌの力強さとコート・ブロンドの繊細さをあわせ持つ一本と説明されます。

  • 力強さと繊細さ
  • なめらかなタンニン
  • 凝縮感
  • 長期熟成型
この記事の目次

どんなワインか

ラ・テュルクは、北ローヌのコート・ロティに本拠を置くE.ギガルの単一畑ワインで、ラ・ムーリーヌ、ラ・ランドンヌに続く「ラ・ラ・ラ」の3本目です。米国の取扱業者やWikipediaによると、初ヴィンテージは1985年とされます。

公式は、色は黒みを帯びた深いルビー、香りは小さな赤い果実、ブラックベリー、モレロチェリーで、力強くも優美だと説明しています。口当たりはしなやかで、均整のとれた骨格と凝縮感、上品なタンニンを持ち、「コート・ブリュンヌの力強さに、コート・ブロンドの繊細さと女性らしさを重ねたワイン」と表現しています。これは生産者の言葉で、当サイトの試飲所感ではありません。

畑と造り

畑はコート・ブリュンヌの区画ですが、公式は「ブロンドの趣きを帯びた」土地だと説明しています。米国の取扱業者によると、コート・ブロンドのすぐ北にある約1haの畑で、かつては優れたワインを生んでいたものの、50年近くワイン造りに使われていませんでした。ギガルは1980年代初めに老舗ヴィダル・フルーリーを取得した際にこの畑も手に入れ、植え直したとされます(取得の年は資料により1980年・1984年と分かれます)。

土壌はケイ質の石灰岩と片岩で、酸化鉄を多く含む粘土質の土になります。品種はシラー93%にヴィオニエ7%。平均樹齢は約40年、平均収量は35hl/haです。温度管理したステンレスタンクで、自動のピジャージュをしながら発酵させ、マセラシオンは5週間。ほかの2本と同じく新樽で40か月熟成させてから瓶詰めされます。

飲み頃と楽しみ方

公式が示す供出温度は16〜18℃、熟成のポテンシャルは25年です。合わせる料理としては、キジ、ヤマウズラ、野ウサギといったジビエが挙げられています。3本を並べると、同じ造り手・同じ熟成でも畑と品種構成でどれほど性格が変わるかがよくわかります。ヴィオニエの割合はラ・ムーリーヌより少なく、ラ・ランドンヌには入らないため、その中間に位置する一本として味わうのも一案です。北ローヌ全体の位置づけは第8講 ローヌ完全編で学べます。

※初ヴィンテージ、畑の広さと来歴は、公式サイトではなく米国の取扱業者などの資料によります。品種構成や熟成はヴィンテージにより変わることがあります。

E.ギガル コート・ロティ ラ・テュルクの

味わいの目安

ボディ
軽やか重厚
酸味
穏やか生き生き
タンニン
柔らかしっかり
甘辛
辛口甘口

公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。

E.ギガル コート・ロティ ラ・テュルクの

ワイン情報

名称E.ギガル コート・ロティ ラ・テュルクE. Guigal Côte-Rôtie La Turque
生産者E.ギガル
位置づけ単一畑
種類赤
国・地域フランス/ローヌ/北ローヌ・コート・ロティ
原産地呼称AOCコート・ロティ
主な品種シラー、ヴィオニエ
畑コート・ブリュンヌの区画で、公式は「ブロンドの趣きを帯びた」畑と説明。広さは約1ha(米国の取扱業者による)
土壌ケイ質の石灰岩と片岩。酸化鉄を多く含む粘土質の土になる
品種構成シラー93%、ヴィオニエ7%
樹齢と収量平均樹齢約40年、平均収量35hl/ha
醸造温度管理したステンレスタンクで、自動のピジャージュ(櫂入れ)をしながら発酵。マセラシオンは5週間
熟成新樽で40か月
飲み頃の温度16〜18℃(公式の目安)
グラス香りが広がる大ぶりのグラス
飲み頃の目安公式は熟成のポテンシャルを25年としている

品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。

よくある質問

「ラ・ラ・ラ」の3本はどう違いますか?
公式資料では、ラ・ムーリーヌはコート・ブロンドの畑でシラー89%・ヴィオニエ11%、ラ・ランドンヌはコート・ブリュンヌの畑でシラー100%、ラ・テュルクはコート・ブリュンヌの畑でシラー93%・ヴィオニエ7%です。公式はラ・テュルクを、ブリュンヌの力強さとブロンドの繊細さをあわせ持つワインと説明しており、3本のなかでは中間的な性格と紹介されることが多い一本です。
ラ・テュルクはいつから造られていますか?
米国の取扱業者やWikipediaでは、初ヴィンテージは1985年とされています。畑は19世紀から20世紀初めにかけて優れたワインを生んでいたものの、50年近くワイン造りに使われていなかったとされ、ギガルがヴィダル・フルーリーを取得した際に手に入れて植え直しました。現在の公式サイトには初ヴィンテージの記載はありません。

出典・確認日

生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。

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最終更新: 2026-10-19 / 編集: Vinotier編集部