特級畑(区画所有) フェヴレのシャンベルタン・クロ・ド・ベーズは、ニュイ・サン・ジョルジュの名門ドメーヌ・フェヴレが、ジュヴレ・シャンベルタン村の特級畑から造る赤です。公式資料では所有区画は1ha29a42caで、1930年代の経済危機のさなかにドメーヌに加わりました。公式は熟成の目安を10〜25年としています。
この記事の目次
どんなワインか
フェヴレのシャンベルタン・クロ・ド・ベーズは、ブルゴーニュのジュヴレ・シャンベルタン村にある特級畑から生まれる赤ワインです。造り手のドメーヌ・フェヴレは、公式サイトによると1825年からニュイ・サン・ジョルジュに根を張る一族で、7世代にわたってぶどう栽培とワイン造りを続け、現在の畑は120ヘクタールに及びます。1934年には、ジョルジュ・フェヴレが友人カミーユ・ロディエとともに、ブルゴーニュワインの騎士団として知られる「シュヴァリエ・デュ・タストヴァン」を立ち上げました。
公式資料では、クロ・ド・ベーズは1930年代の経済危機のさなかにドメーヌに加わった畑で、マジ、ラトリシエール、シャルムといったジュヴレの特級に囲まれた位置にあるとされています。公式はこのワインを、力強さとエレガンスが重なり合い、タンニンはしっかりしながらも洗練され、繊細な余韻が長く続くと説明しています。
畑と造り
公式の記載では、所有面積は1ヘクタール29アール42センチアール。「グラン・ラン」「クロ・ド・ベーズ・オー」「ヴィエイユ・ヴィーニュ」の3つの区画からなり、植樹は1949年から2018年までの5つの年にわたります。土壌は石灰分に富む崩落土で、公式はこれがワインの深い複雑さのもとだとしています。
3つの区画はそれぞれ別々に醸造され、瓶詰めの前に注意深く合わせられます。熟成について公式は詳しく書いていませんが、米国の輸入・販売元ウィルソン・ダニエルズの資料では、フランス産の樽で16〜18か月、新樽の割合は60%とされています。
ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)によると、アペラシオン全体の生産面積は2022年で15ヘクタール。斜面の上部は浅い褐色土、下部は粘土石灰質で、海の化石が多く見つかる土地です。
飲み頃と楽しみ方
公式は熟成の目安を10〜25年としています。BIVBは、ジュヴレの特級には羽のジビエや仔羊のロースト、赤ワイン煮の鶏などを合わせることを勧め、供出温度は若いうちは12〜14℃、熟成したものは14〜16℃を目安にしています。村の特級畑については銘醸図鑑:シャンベルタンもどうぞ。
※熟成の条件は輸入・販売元の資料に基づきます。造りは年によって変わることがあります。
フェヴレ シャンベルタン・クロ・ド・ベーズの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
フェヴレ シャンベルタン・クロ・ド・ベーズの
ワイン情報
| 名称 | フェヴレ シャンベルタン・クロ・ド・ベーズDomaine Faiveley Chambertin-Clos de Bèze Grand Cru |
| 生産者 | ドメーヌ・フェヴレ |
| 位置づけ | 特級畑(区画所有) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ(ジュヴレ・シャンベルタン村) |
| 原産地呼称 | AOCシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ |
| 格付け | グラン・クリュ(特級) |
| 主な品種 | ピノ・ノワール |
| 所有面積 | 1ha29a42ca(約1.29ha、ドメーヌ・フェヴレ公式) |
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| 区画と植樹 | 「グラン・ラン」「クロ・ド・ベーズ・オー」「ヴィエイユ・ヴィーニュ」の3区画。植樹は1949・1955・1966・1983・2018年(公式) |
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| 造り | 区画ごとに別々に醸造し、瓶詰め前に合わせる(公式)。米国の輸入・販売元ウィルソン・ダニエルズの資料では、フランス産の樽で16〜18か月、新樽60% |
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| 熟成の目安 | 10〜25年(公式) |
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| ドメーヌ | 1825年からニュイ・サン・ジョルジュに根を張る一族で、7世代続くとされる。畑は120ha(公式) |
| 飲み頃の温度 | 若いうちは12〜14℃、熟成したものは14〜16℃(BIVBの目安) |
| グラス | ブルゴーニュ型の大ぶりなグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式は10〜25年の熟成に耐えるとしている(ヴィンテージで差が大きい) |
| 価格帯の目安 | 3〜10万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
フェヴレのクロ・ド・ベーズは1種類だけですか?
公式サイトのワイン一覧には、このシャンベルタン・クロ・ド・ベーズのほかに、「レ・ズーヴレ・ロダン」と名づけた別のクロ・ド・ベーズも載っています。このページで紹介しているのは、3つの区画のぶどうを合わせて造る、名前のつかないほうのクロ・ド・ベーズです。
シャンベルタンとクロ・ド・ベーズは何が違いますか?
どちらもジュヴレ・シャンベルタン村の特級で、1937年7月31日に原産地呼称が定められました。ブルゴーニュワイン委員会によると、クロ・ド・ベーズは640年に修道院の畑として記録に現れ、1219年からフランス革命まではラングルの司教座聖堂参事会が所有していました。なお規則上、クロ・ド・ベーズのワインは「シャンベルタン」を名乗ることもできます。
出典・確認日
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-17 / 編集: Vinotier編集部