単一畑 ベルク・シュロスベルクは、ラインガウのゲオルク・ブロイヤー醸造所が、リューデスハイムの急斜面の畑から造る辛口のリースリングです。畑は傾斜65%、南〜南西を向き、土はタウヌス珪岩と千枚岩。ぶどうは有機栽培で、使い込んだ600リットルと1,200リットルの樽で11か月熟成させます。
- リースリング100%
- 辛口
- 急斜面
- タウヌス珪岩
- 大樽熟成
この記事の目次
どんなワインか
ベルク・シュロスベルクは、ラインガウのゲオルク・ブロイヤー醸造所が、リューデスハイムの急斜面の畑から造る辛口のリースリングです。米国の輸入元 Skurnik Wines の資料によると、醸造所はベルク・シュロスベルク、ベルク・ロゼネック、ベルク・ロットラントというリューデスハイムの畑と、ラウエンタールの単独所有畑ノンネンベルクを中心に持っています。
醸造所の創業は1880年で、ヒレブラント家とショル家に始まる家族経営です。1980年代にはベルンハルト・ブロイヤーが、ラインガウの辛口を広めた生産者団体「カルタ」の中心人物の一人となり、地質と歴史、ワインの質にもとづく畑の格付けを唱えました。ベルンハルトは2004年に57歳で急逝し、いまは娘のテレーザ・ブロイヤーが醸造所を率いています。
畑と造り
ベルク・シュロスベルクは、約25ヘクタールの急斜面です。傾斜は65%、標高は120〜160メートルで、南から南西を向きます。土はタウヌス珪岩と千枚岩。水はけがよく、日中の熱をためる役目も果たすとされます。
畑は有機栽培で、Fair’n Green の認証を受けています。発酵は自然に起こすか、ぶどうから先に起こした酒母を使います。上級のワインは使い込んだ大樽で発酵・熟成させ、ベルク・シュロスベルクは600リットルと1,200リットルの樽で11か月寝かせます。
飲み頃と楽しみ方
輸入元の資料には評論家の点数も並びますが、このページでは載せていません。確認できた資料では、造り手による飲み頃の目安は示されていません。若いヴィンテージは酸がしっかりしているため、少し温度を上げ、時間をかけてグラスで開いていくのを待つのがよいでしょう。合わせるなら、塩とオリーブオイルで仕上げた魚介のグリルや、鶏や豚のローストなど、素材の味を生かした料理を。
同じラインガウの辛口なら、ロバート・ヴァイル グレーフェンベルクやシュロス・ヨハニスベルク シルバーラックと並べて。急斜面の珪岩の畑が生む、リューデスハイムらしさが比べられます。
※醸造所の公式サイトは年齢確認のページで止まるため参照していません。畑と造りの数字は米国の輸入元の資料(2023年・2024年ヴィンテージ)によるもので、年により変わります。生産量は確認できなかったため載せていません。
ゲオルク・ブロイヤー リューデスハイム・ベルク・シュロスベルク リースリングの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ゲオルク・ブロイヤー リューデスハイム・ベルク・シュロスベルク リースリングの
ゲオルク・ブロイヤー リューデスハイム・ベルク・シュロスベルク リースリングのワイン情報
| 名称 | ゲオルク・ブロイヤー リューデスハイム・ベルク・シュロスベルク リースリングGeorg Breuer Rüdesheim Berg Schlossberg Riesling |
| 生産者 | ゲオルク・ブロイヤー醸造所 |
| 位置づけ | 単一畑 |
| 種類 | 白 |
| 国・地域 | ドイツ/ラインガウ/リューデスハイム |
| 原産地呼称 | ラインガウ |
| 主な品種 | リースリング |
| 醸造所 | 1880年にヒレブラント家とショル家が創業した家族経営の醸造所。現在はテレーザ・ブロイヤーが率いる(米国の輸入元 Skurnik Wines) |
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| 畑 | リューデスハイムのベルク・シュロスベルク。約25haの急斜面で、傾斜65%、標高120〜160m、南〜南西向き(Skurnik Wines・2023年/2024年ヴィンテージ) |
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| 土 | タウヌス珪岩と千枚岩。水はけがよく、熱をためる役目も果たす(Skurnik Wines) |
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| 栽培 | 有機栽培で、Fair'n Green の認証を受けている(Skurnik Wines) |
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| 醸造と熟成 | 自然発酵、またはぶどうから先に起こした酒母(ピエ・ド・キューヴ)で発酵。上級のワインは使い込んだ大樽で発酵・熟成し、ベルク・シュロスベルクは600リットルと1,200リットルの樽で11か月(Skurnik Wines・2023年/2024年ヴィンテージ) |
| 飲み頃の温度 | 10〜12℃前後(辛口の白の一般的な目安) |
| グラス | ブルゴーニュ型など、やや大ぶりの白ワイン用グラス |
| 飲み頃の目安 | 確認できた資料では、造り手による飲み頃の目安は示されていない |
| 価格帯の目安 | 3〜10万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
ゲオルク・ブロイヤー リューデスハイム・ベルク・シュロスベルク リースリングのよくある質問
ラベルに「GG」はありますか?
このページで紹介している銘柄名は「Rüdesheim Berg Schlossberg Riesling」で、確認できた輸入元の資料ではGG(グローセス・ゲヴェックス)とは書かれていません。同じラインガウの辛口の上級品でも、ロバート・ヴァイルやシュロス・ヨハニスベルクのようにGGの表示で出る銘柄とは呼び方が異なります。
「ブロイヤー」と「ブロイアー」「ゲオルグ」は同じ造り手ですか?
同じです。ドイツ語の Georg Breuer の読み方の違いで、国内の販売店では「ゲオルグ・ブロイヤー」と書かれていることもあります。
出典・確認日
3件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-04 / 編集: Vinotier編集部