辛口の最上位(グローセス・ゲヴェックス) シルバーラックは、ラインガウのシュロス・ヨハニスベルクが造る辛口のリースリングのグローセス・ゲヴェックス(GG)です。城を半円に囲む50ヘクタールの単一畑のぶどうを手摘みし、城の森の樫で造った1,200リットルの木樽で発酵させます。国内の輸入元の資料では、817年の記録が残る1,200年を超える銘醸地と紹介されています。
- リースリング100%
- 辛口
- 単一畑
- タウヌス珪岩
- 木樽発酵
この記事の目次
どんなワインか
シルバーラックは、ラインガウのシュロス・ヨハニスベルクが造る、辛口のリースリングのグローセス・ゲヴェックス(GG)です。国内では「ジルバーラック」の表記で売られています。
国内の輸入元・国分グループ本社の資料によると、シュロス・ヨハニスベルクには817年に皇帝ルートヴィヒ1世がぶどう畑を持っていた記録が残り、1,200年を超える歴史をもつドイツ有数の銘醸地として知られています。1942年には第二次世界大戦で畑の一部が破壊されましたが、1971年のワイン法でリースリングの単一畑として認められました。
畑と造り
公式の技術資料によると、畑は城を半円に囲み、南のライン川へ段々に下る、まとまった50ヘクタールの単一畑です。土はタウヌス珪岩に肥沃なロームと黄土(レス)の層が重なり、わずかに含まれる鉄分で赤みを帯びています。
ぶどうは手摘みで、穏やかに搾ります。発酵は、城の森の樫で造った1,200リットルの木樽で。そのあと瓶詰めまで細かい澱の上で寝かせます。2023年ヴィンテージは2025年7月に瓶詰めされ、残糖4.1g/l、総酸6.8g/l、アルコール度数12.5%でした。前年の2022年は9月19日と早く収穫を始め、2024年4月に瓶詰めされています。
飲み頃と楽しみ方
2023年は、ドイツ気象局の記録で観測史上もっとも暖かい年でした。房が締まったため手作業で厳しく選び、リースリングの収穫は9月12日から約3週間で終えています。公式は、ピンクグレープフルーツやオレンジの花、スミレの香りに、森の蜂蜜や燻したような珪岩のニュアンスが重なり、塩気のあるミネラル感と生き生きした酸をもつと説明しています。
飲む温度は公式で9〜11℃。公式は、肉やジビエ、きのこ、ハーブを効かせたソースとの相性を挙げています。秋の夜、きのこの料理と合わせる一本に。同じラインガウのロバート・ヴァイル グレーフェンベルクと並べると、ラインガウの辛口GGの幅が見えてきます。
※醸造と分析値は公式サイトの2023年・2022年ヴィンテージの技術資料によるもので、年により変わります。歴史の記述は国内輸入元の資料によります。生産量は確認できなかったため載せていません。
シュロス・ヨハニスベルク シルバーラック リースリング GGの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
シュロス・ヨハニスベルク シルバーラック リースリング GGの
ヴィンテージ
| 2023 | 公式によると、ドイツ気象局の記録で観測史上もっとも暖かい年。4月を除くすべての月が平年より暖かく、房が締まったため手作業での厳しい選別が必要だった。リースリングの収穫は9月12日に始まり、約3週間で10月初めに終わった。 |
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| 2022 | 公式によると、暖かく乾いて始まり、夏は雨がほとんどない高温が続いた年。8月は平年より3.7℃高かった。9月からの雨で畑は息をつき、収穫は9月19日と早く始まった。 |
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シュロス・ヨハニスベルク シルバーラック リースリング GGの
シュロス・ヨハニスベルク シルバーラック リースリング GGのワイン情報
| 名称 | シュロス・ヨハニスベルク シルバーラック リースリング GGSchloss Johannisberger Riesling Silberlack GG |
| 生産者 | シュロス・ヨハニスベルク |
| 位置づけ | 辛口の最上位(グローセス・ゲヴェックス) |
| 種類 | 白 |
| 国・地域 | ドイツ/ラインガウ/ヨハニスベルク |
| 原産地呼称 | ラインガウ |
| 格付け | グローセス・ゲヴェックス(GG) |
| 主な品種 | リースリング |
| 畑 | 城を半円に囲み、南のライン川へ段々に下る、まとまった50haの単一畑(アインツェルラーゲ)シュロス・ヨハニスベルク(公式・2023年/2022年の技術資料) |
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| 土 | タウヌス珪岩に肥沃なロームと黄土(レス)の層が重なり、わずかに含まれる鉄分で赤みを帯びる(公式) |
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| 醸造 | 手摘みで穏やかに搾り、城の森の樫で造った1,200リットルの木樽で発酵。瓶詰めまで細かい澱の上で寝かせる(2023年は2025年7月、2022年は2024年4月に瓶詰め)(公式) |
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| 分析値 | 残糖4.1g/l、総酸6.8g/l、アルコール度数12.5%(公式・2023年ヴィンテージ)。2022年は残糖4.5g/l、総酸7.6g/l、12.5% |
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| 歴史 | 817年に皇帝ルートヴィヒ1世がぶどう畑を持っていた記録が残る。1942年に第二次世界大戦で畑の一部が破壊され、1971年のワイン法でリースリングの単一畑として認められた(輸入元・国分グループ本社の資料) |
| 飲み頃の温度 | 9〜11℃(公式) |
| グラス | 白ワイン用の中ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式は具体的な飲み頃の年を示していない |
| 価格帯の目安 | 国分グループ本社の2021年の発表では、「ジルバーラック トロッケン 2019」の希望小売価格は10,000円(税別)。価格はヴィンテージや時期で変わります |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
シュロス・ヨハニスベルク シルバーラック リースリング GGのよくある質問
「シルバーラック」と「ジルバーラック」は同じワインですか?
同じです。ドイツ語の Silberlack の読み方の違いで、国内の輸入元・国分グループ本社の資料では「ジルバーラック」と書かれています。販売店によっては「ジルバーラック トロッケン」の名前で売られています。
甘口ですか、辛口ですか?
辛口です。公式の2023年ヴィンテージの資料では残糖4.1g/l、総酸6.8g/lで、公式は「一貫して辛口」と説明しています。同じシュロス・ヨハニスベルクでも、甘口のアウスレーゼは「ロザラック」など、別の色の名前で出ています(国分グループ本社の資料)。
出典・確認日
3件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-03 / 編集: Vinotier編集部