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マクシミン・グリュンホイザー アプツベルク リースリング GG

Weingut Maximin Grünhaus Abtsberg Riesling Großes Gewächs / マクシミン・グリュンハウス醸造所(フォン・シューベルト家)

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辛口の最上位(グローセス・ゲヴェックス)・単独所有の畑

アプツベルク リースリング GGは、ルーヴァーのマクシミン・グリュンハウスが、3つある単独所有の畑のうち最も名高いアプツベルクから造る辛口の最上位です。約14ヘクタール、斜度は最大75%。醸造所はこの畑のワインを「世界で最も長命なワインの一つ」と紹介しています。

  • リースリング100%
  • 辛口
  • 単独所有の畑
  • 粘板岩
  • 野生酵母
この記事の目次

どんなワインか

アプツベルク リースリング GGは、モーゼルの支流ルーヴァーのマクシミン・グリュンハウスが、辛口のリースリングの頂点に置く一本です。国内では「マキシミン・グリュンハウス」の表記でも売られています。

公式サイトによると、この地ではローマ時代からぶどうが育てられ、遅くとも10世紀からはトリーアの聖マクシミン修道院の外院として、千年近く修道士の暮らしを支えてきました。1811年にナポレオンの世俗化で競売にかけられ、1881年に製鉄業のシュトゥム=ハルベルクが取得。娘の結婚でフォン・シューベルト家に移り、いまはマクシミン・フォン・シューベルトが妻アメリーとともに館に暮らしながら営んでいます。

畑と造り

醸造所の畑は34ヘクタール。館の向かいの斜面にある3つの畑はすべて単独所有で、古い修道院の位階にちなんで、アプツベルク、ヘレンベルク、ブルーダーベルクと名づけられ、いずれもVDP.グローセ・ラーゲに格付けされています。なかでも最も名高いのが約14ヘクタールのアプツベルクです。南東から南西へ回り込む丸い丘で、斜度は最大75%。醸造所は2022年から3つの畑の格の違いをはっきり打ち出し、極めて急なアプツベルクは手作業の負担が大きく、量も限られると説明しています。

果汁は畑と蔵にすむ野生酵母で発酵させます。伝統的な1,000リットルのフーダー樽か小さなステンレスタンクを使い、上位のワインには木樽を選ぶとのこと。新しい樽は、粘板岩のやせた土で最長200年かけて育つ、自家の森のオークから作っています。

飲み頃と楽しみ方

公式は、アプツベルクのワインを粘板岩と繊細な果実が調和した、世界で最も長命なワインの一つと紹介しています。2023年について、公式ショップは力強く、骨格とスパイスのある味わいと説明しています。若いうちは時間をかけてグラスで変化を見たい一本です。

同じモーゼルのフリッツ・ハーグ ユッファー・ゾンネンウーア GGと並べると、本流と支流の辛口の違いがよく見えてきます。

※畑と造りは醸造所の公式サイトによります。2023年の分析値は醸造所の公式ショップによります。生産量は公式で確認できなかったため載せていません。

マクシミン・グリュンホイザー アプツベルク リースリング GGの

味わいの目安

ボディ
軽やか重厚
酸味
穏やか生き生き
甘辛
辛口甘口

公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。

マクシミン・グリュンホイザー アプツベルク リースリング GGの

ヴィンテージ

2023雨の多い春と短く暑い初夏のあと、温かい夜の続く秋で熟度が急速に進んだ。収穫は10月13日に終了。醸造所は1G・GGを「力強いが常にエレガント」と記している(公式の年次報告)
2022醸造所の歴史で最も乾いた年。収量は1haあたり3フーダーと非常に少なく、収穫は10月12日に終了。この年から、GGの下のワインを「グリュンホイザー 1G」と名づけた(公式の年次報告)

マクシミン・グリュンホイザー アプツベルク リースリング GGの

マクシミン・グリュンホイザー アプツベルク リースリング GGのワイン情報

名称マクシミン・グリュンホイザー アプツベルク リースリング GGWeingut Maximin Grünhaus Abtsberg Riesling Großes Gewächs
生産者マクシミン・グリュンハウス醸造所(フォン・シューベルト家)
位置づけ辛口の最上位(グローセス・ゲヴェックス)・単独所有の畑
種類白
国・地域ドイツ/モーゼル/ルーヴァー(メルテスドルフ)
原産地呼称モーゼル
格付けVDP.グローセ・ラーゲ/グローセス・ゲヴェックス(GG)
主な品種リースリング
醸造所34haで、リースリング90%・ピノ・ノワール5%・ピノ・ブラン5%。ルーヴァー左岸、モーゼルとの合流点から約2kmの急な南斜面のふもとにある(公式)
歴史遅くとも10世紀からトリーアのベネディクト会、聖マクシミン修道院の外院。1811年にナポレオンの世俗化で競売にかけられ、1881年にシュトゥム=ハルベルクが取得。娘イダとコンラート・フォン・シューベルトの結婚でシューベルト家へ(公式)
畑アプツベルク(修道院長の山)は約14ha。南東から南西へ回り込む丸い丘で、斜度は最大75%。アプツベルク・ヘレンベルク・ブルーダーベルクの3畑はいずれも単独所有で、VDP.グローセ・ラーゲ(公式)
醸造野生酵母による自然発酵。伝統的な1,000リットルのフーダー樽か小さなステンレスタンクで発酵させ、上位のワインには木樽を選ぶ。新しいフーダー樽は自家の森のオークで作る(公式)
2023年の分析値アルコール12.0%、酸8.5g/L、残糖0.65g/100ml(公式ショップ)
飲み頃の温度10〜12℃前後(辛口の白の一般的な目安)
グラスリースリング用など、口のすぼまった中ぶりのグラス
飲み頃の目安公式は、アプツベルクのワインを世界で最も長命なワインの一つとしている。具体的な年は示していない
価格帯の目安1〜3万円

品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。

マクシミン・グリュンホイザー アプツベルク リースリング GGのよくある質問

「グリュンホイザー」と「グリュンハウス」は同じ造り手ですか?
同じです。醸造所の名がマクシミン・グリュンハウスで、グリュンホイザーは「グリュンハウスの」という形容の形です。国内の販売店では「マキシミン・グリュンハウス」「カール・フォン・シューベルト」の表記でも売られています。
アプツベルクのGGは甘口ですか?
辛口です。公式ショップの2023年の分析値は残糖0.65g/100ml(1リットルあたり6.5g)です。同じアプツベルクからは、カビネットやアウスレーゼなど甘口のリースリングと、ピノ・ノワールのGGも造られています。

出典・確認日

7件

生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。

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最終更新: 2026-11-04 / 編集: Vinotier編集部