ドメーヌシリーズ(単一品種の上位赤) ルバイヤート プティ・ヴェルドは、明治23年創業の勝沼の蔵・丸藤葡萄酒工業が、自社畑中心の「ドメーヌシリーズ」に置く赤です。ボルドーでは補助品種のプティ・ヴェルドを単一で仕立てる珍しいワインで、2022年はプティ・ヴェルド100%・樽熟成13か月・886本でした。
- プティ・ヴェルド
- フルボディ
- 樽熟成
- 勝沼の自社畑
- 少量生産
この記事の目次
どんなワインか
ルバイヤート プティ・ヴェルドは、山梨県甲州市勝沼町の丸藤葡萄酒工業(ルバイヤート)が造る赤です。公式のワインリストでは、自社の畑とぶどうに軸を置く「ドメーヌシリーズ」に並び、フラッグシップのドメーヌ ルバイヤートと同じ棚に置かれています。
公式サイトによると、丸藤葡萄酒工業は明治23年(1890年)5月、創業者の大村治作が自宅の庭に小さな醸造場を造ったことに始まります。ブランド名「ルバイヤート」は、詩人・翻訳家の日夏耿之介による命名です。
プティ・ヴェルドは、フランスでは主にボルドーで補助品種として使われる黒ぶどうです。公式は、この品種が勝沼の気候に合い、毎年個性のあるワインができると説明しています。2022年は他の品種をブレンドせず、**プティ・ヴェルド100%**で仕立てられました。公式の沿革には、2012年産が日本ワインコンクールで金賞と部門最高賞を受けたこと(2015年の項)が記されています。
畑と造り
公式の畑紹介によると、ルバイヤートの葡萄園は勝沼町内に全13区画あります。プティ・ヴェルドは、「滝の前」(メルローと混植、平垣根)、「北畑」(カベルネ・ソーヴィニヨン、タナと混植、リラ仕立て)、「彩果農場」(カベルネ・ソーヴィニヨンと混植、リラ仕立て)の3区画に植えられています。いずれも平地の垣根仕立てです。沿革では、垣根式でのカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネの栽培に着手したのが1989年とされ、欧州系品種の栽培は30年以上の積み重ねがあります。
公式の説明では、プティ・ヴェルドは果粒が小さく色素が濃く、酸味が豊富で、果実感とスパイシーさのある香りを持つ品種です。2022年は樽熟成13か月、瓶詰本数は886本、アルコール分は12.5%でした。新樽比率は公式に記載がありません。
飲み頃と楽しみ方
公式のテイスティングでは、熟した果実に樽由来のバニラやカラメルの香り、濃厚で生き生きとした果実味、柔らかなタンニンと適度な酸を持つ、しっかりしたボディーの赤と紹介されています。若いうちは抜栓して少し時間をおくと香りが開きやすいでしょう。温度は16〜18℃前後、ボルドー型のグラスが目安です。
合わせる料理として、公式はビーフシチュー、ローストビーフ、ステーキ、煮込みハンバーグを挙げています。4品種を組み合わせたドメーヌ ルバイヤートと並べて飲み、ブレンドに入る前のプティ・ヴェルドの個性を確かめるのも面白い楽しみ方です。山梨全体の中での位置づけは第70講 山梨完全編で学べます。
※造りや生産量はヴィンテージにより変わります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
ルバイヤート プティ・ヴェルドの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ルバイヤート プティ・ヴェルドの
ヴィンテージ
| 2022 | プティ・ヴェルド100%、樽熟成13か月、886本。公式は熟した果実に樽由来のバニラやカラメルの香り、柔らかなタンニンと適度な酸のしっかりしたボディーと説明 |
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ルバイヤート プティ・ヴェルドの
ワイン情報
| 名称 | ルバイヤート プティ・ヴェルドRubaiyat Petit Verdot |
| 生産者 | 丸藤葡萄酒工業(ルバイヤート) |
| 位置づけ | ドメーヌシリーズ(単一品種の上位赤) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | 日本/山梨/甲州市勝沼町 |
| 原産地呼称 | 山梨県甲州市勝沼町 |
| 主な品種 | プティ・ヴェルド |
| 品種構成(2022年) | プティ・ヴェルド100%(この年は他品種をブレンドしていないと公式は説明) |
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| 熟成(2022年) | 樽熟成13か月 |
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| 瓶詰本数(2022年) | 886本 |
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| タイプ | 赤・フルボディー、アルコール12.5%(2022年) |
| 飲み頃の温度 | 16〜18℃前後(一般的な目安) |
| グラス | ボルドー型の大ぶりなグラス |
| 飲み頃の目安 | 若いうちは抜栓して少し時間をおくと開きやすい。少量生産のため、飲み比べは早めの入手が安心 |
| 価格帯の目安 | 3,000〜1万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
プティ・ヴェルドはどんな品種ですか?
公式の畑紹介では、フランス原産で主にボルドーで補助品種として栽培されている品種とされています。果粒が小さく色素が濃く、酸味が豊富で、果実感とスパイシーさのある香りを持ち、勝沼の気候に適していると説明されています。収穫は10月中旬から下旬です。
どんな料理に合いますか?
公式は、ビーフシチュー、ローストビーフ、ステーキ、煮込みハンバーグを挙げています。樽の香りとしっかりしたボディーがあるので、デミグラスソースや赤ワイン煮込みなど、濃いめのソースの肉料理と合わせやすいでしょう。
出典・確認日
5件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
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最終更新: 2026-10-27 / 編集: Vinotier編集部