「クラシック」シリーズのバルベーラ・ダルバ ピオ・チェーザレ バルベーラ・ダルバは、1881年にアルバで創業した造り手の、バルベーラ100%の赤です。土壌の違う複数の村の畑を合わせ、ステンレスで発酵したあと、大樽を中心に約12か月熟成させます。輸入元の参考小売価格は4,300円(税別)です。
- バルベーラ100%
- 複数の村のブレンド
- 大樽熟成
- 酸と果実のバランス
この記事の目次
どんなワインか
ピオ・チェーザレ バルベーラ・ダルバは、バローロを開けるほどではない平日の夜に、同じ造り手の仕事を確かめられる赤です。ピオ・チェーザレは1881年、チェーザレ・ピオがアルバの町の中心で創業しました。名前は、名がチェーザレ、姓がピオだった創業者に由来します。
バローロとバルバレスコの丘のワインから始まった造り手で、今は5世代目のフェデリカと甥のチェーザレが受け継いでいます。4代目のピオ・ボッファの時代に、自社畑のぶどうだけで造る体制になりました。現在の畑は約80haです。
公式サイトは、この一本を「クラシック」シリーズに置き、ピオ・チェーザレのワインに欠かせない銘柄と位置づけています。
畑と造り
造り手の考えの中心はブレンドです。公式は、異なる土地の個性を合わせることが産地を最もよく表すとしています。19世紀後半のバローロとバルバレスコの古典的な造り方に通じる考え方だと説明しています。
このバルベーラも同じで、石灰粘土質と締まった泥灰土、砂質の土壌の畑を合わせます。輸入元の資料では、セッラルンガ・ダルバ、モンフォルテ・ダルバ、トレイゾ、シニオ、ディアーノ・ダルバの自社畑が挙がっています。輸入元はバローロとバルバレスコの区域のバルベーラが骨格をもたらすと説明しています。
ステンレスタンクで果皮とともに長く浸漬し、輸入元の資料では発酵に20〜25日をかけます。フランスと東欧のオークの大樽で約12か月、一部はフレンチオークのバリックで寝かせ、瓶でも長く置きます。
合う料理と飲み方
公式は、酸、果実、スパイス、骨格、丸みのバランスがとれ、幅広い料理に合わせやすい一本だと説明しています。特定の料理の指定はないので、トマトソースのパスタやピザ、ハンバーグのような酸味のあるソースの料理から試すとよいでしょう。温度は16〜18℃が目安です。
同じ呼称の別の造り手はフォンタナフレッダ バルベーラ・ダルバで比べられます。ピエモンテ全体は第48講 北イタリア完全編でまとめています。
ピオ・チェーザレ バルベーラ・ダルバの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ピオ・チェーザレ バルベーラ・ダルバの
ピオ・チェーザレ バルベーラ・ダルバのワイン情報
| 名称 | ピオ・チェーザレ バルベーラ・ダルバPio Cesare Barbera d'Alba DOC |
| 生産者 | ピオ・チェーザレ(Pio Cesare) |
| 位置づけ | 「クラシック」シリーズのバルベーラ・ダルバ |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | イタリア/ピエモンテ/ランゲ(アルバ周辺) |
| 原産地呼称 | バルベーラ・ダルバDOC |
| 格付け | DOC |
| 主な品種 | バルベーラ |
| 自社畑 | バローロ、バルバレスコ、ランゲ、アルタ・ランガ、コッリ・トルトネージに約80ha(公式) |
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| 畑 | 石灰粘土質と締まった泥灰土、砂質の土壌を、複数の村と向きから選ぶ(公式)。セッラルンガ・ダルバ、モンフォルテ・ダルバ、トレイゾ、シニオ、ディアーノ・ダルバの自社畑(輸入元) |
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| 発酵 | ステンレスタンクで果皮とともに長く浸漬(公式)。発酵は20〜25日(輸入元) |
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| 熟成 | フランスと東欧のオークの大樽で約12か月、一部はフレンチオークのバリック。瓶でも長く熟成(公式) |
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| 輸入元と価格 | WINE TO STYLE。参考小売価格4,300円(税別)(2024年7月付の資料) |
| 飲み頃の温度 | 16〜18℃(ミディアムの赤の一般的な目安) |
| グラス | 赤ワイン用の中ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式は年数を示していないが、優れた熟成力があると説明している。新しいヴィンテージからでも楽しめる |
| 価格帯の目安 | 3,000〜1万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
ピオ・チェーザレ バルベーラ・ダルバのよくある質問
「フィデス」と書かれたバルベーラとは違うワインですか?
別の銘柄です。公式サイトでは、この一本は「クラシック」シリーズ、バルベーラ・ダルバ・スペリオーレ「フィデス」はヴィーニャ・モスコーニの単一畑シリーズに分かれています。輸入元の資料では、フィデスの参考小売価格は7,600円(税別)です。
どんな樽で熟成しますか?
公式の説明では、フランスと東欧のオークの大樽で約12か月、そのうち一部をフレンチオークのバリックで熟成させます。中心は大樽で、バリックは少量です。そのあと瓶でも長く寝かせます。
出典・確認日
7件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-07 / 編集: Vinotier編集部