ピエモンテの定番の赤(バルベーラ・ダルバDOC) フォンタナフレッダ バルベーラ・ダルバは、バローロの産地セッラルンガ・ダルバに本拠を置くフォンタナフレッダが、アルバ周辺のランゲの丘で育つバルベーラから造る赤です。ステンレスタンクで発酵させたあと樽で約12か月熟成させてから瓶詰めします。公式は、花と果実の香りに、辛口でビロードのような口当たりと説明しています。
- 花と果実の香り
- 辛口
- ビロードのような口当たり
- 食事に合わせやすい
この記事の目次
どんなワインか
フォンタナフレッダ バルベーラ・ダルバは、イタリア北西部ピエモンテの造り手フォンタナフレッダが、アルバの町を囲むランゲの丘で育つバルベーラから造る赤です。国内でも酒販店や通販で広く扱われています。平日の夜、トマトソースのパスタや焼いた肉を囲む食卓に置きやすい一本です。
フォンタナフレッダの歴史は、1858年にイタリア初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世がセッラルンガ・ダルバの領地を手に入れたところから始まります。1878年には国王の息子エマヌエーレ・アルベルト伯がワイン農園を開きました。1931年からはシエナの銀行モンテ・デイ・パスキが所有し、2008年にオスカー・ファリネッティらが買い取って、77年ぶりにピエモンテの人の手に戻りました。公式によると畑は120ヘクタールで、2015年に有機栽培への転換を始め、2018年に初めて認証を受けた収穫を迎えています。
畑と造り
ぶどうはアルバ周辺のランゲの丘、南から南東を向いた中ほどからやや高い斜面で育ちます。土は粘土質の泥灰土に石灰質の泥灰土が混じったもので、グイヨ仕立てで1ヘクタールあたり4,400本を植えています。収穫は9月末から10月はじめです。
醸造はステンレスタンクで行い、28〜30℃で7〜8日間、果汁を果皮と浸して色と味を引き出します。そのあとすぐマロラクティック発酵に進み、樽で約12か月熟成させてから瓶詰めします。アルコール度数は13.5%です。同じフォンタナフレッダには大樽と小樽を併用する「ライモンダ」もあり、ラベルで区別できます。
合う料理と飲み方
公式は、若いうちは深いルビー色で、熟成とともにガーネットへ移ること、花と果実の香りが強く、辛口でビロードのような口当たりが長く続くと説明しています。合わせる料理には、しっかりした味のパスタやリゾット、肉料理、チーズを挙げています。トマトソースのパスタと合わせる楽しみ方もあります。温度は15〜16℃が公式の目安です。
ピエモンテの産地と品種は第48講 北イタリア完全編、同じ造り手が本拠を置く産地はバローロで紹介しています。
フォンタナフレッダ バルベーラ・ダルバの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
フォンタナフレッダ バルベーラ・ダルバの
ワイン情報
| 名称 | フォンタナフレッダ バルベーラ・ダルバFontanafredda Barbera d'Alba DOC |
| 生産者 | フォンタナフレッダ |
| 位置づけ | ピエモンテの定番の赤(バルベーラ・ダルバDOC) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | イタリア/ピエモンテ/ランゲ(アルバ周辺) |
| 原産地呼称 | バルベーラ・ダルバDOC |
| 主な品種 | バルベーラ |
| 畑 | アルバ周辺のランゲの丘。南〜南東向きの中ほどからやや高い斜面。粘土質の泥灰土に石灰質の泥灰土が混じる土。グイヨ仕立てで1ヘクタールあたり4,400本(公式) |
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| 収穫 | 9月末〜10月はじめ(公式) |
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| 造り | ステンレスタンクで発酵。28〜30℃で7〜8日間果皮と浸し、続いてマロラクティック発酵。樽で約12か月熟成させてから瓶詰め(公式) |
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| アルコール度数 | 13.5%。750mlと1.5Lのマグナム(公式) |
| 飲み頃の温度 | 15〜16℃(公式の目安) |
| グラス | 赤ワイン用の中ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式は収穫から1〜2年でおいしく飲め、瓶の中でさらに寝かせると個性がまとまるとしている |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
「ライモンダ」や「パパジェーナ」とは違うワインですか?
違います。フォンタナフレッダの公式サイトには、バルベーラ・ダルバが複数並んでいます。このページの一本は樽で約12か月熟成させるアルコール度数13.5%のバルベーラ・ダルバDOCです。「ライモンダ」は大樽と小樽を併用して熟成させる別の銘柄で、公式資料ではアルコール度数15.0%。「パパジェーナ」は上級格のバルベーラ・ダルバ・スペリオーレです。ラベルの名前で見分けてください。
どんな料理に合わせればよいですか?
公式は、しっかりした味の一皿目(パスタやリゾット)、肉料理、チーズに合わせるよう勧めています。バルベーラは酸がはっきりした品種とされ、トマトを使った料理と合わせる楽しみ方もあります。温度は15〜16℃が公式の目安です。
出典・確認日
6件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-31 / 編集: Vinotier編集部