代表銘柄(リゼルヴァ) ラディーチ タウラージ・リゼルヴァは、イルピーニアで10世代続くマストロベラルディーノが、モンテマラーノの畑の上部に実るアリアニコ100%で造る赤です。収穫は11月上旬と遅く、樽で約30か月、瓶で40か月以上寝かせてから出荷されます。公式は熟成の可能性を「60年以上」としている、南イタリアを代表する長期熟成型の一本です。
- アリアニコ100%
- 遅い収穫
- 長い瓶熟成
- 南イタリアの長期熟成型
この記事の目次
どんなワインか
ラディーチ タウラージ・リゼルヴァは、南イタリア・カンパーニア州の内陸イルピーニアで、マストロベラルディーノが造るアリアニコ100%の赤です。公式によると、一族がイルピーニアにいた記録は18世紀半ばのブルボン朝の土地台帳にさかのぼり、10世代にわたってワインの家業を続けてきました。イルピーニアにはグレコ・ディ・トゥーフォ、フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ、タウラージの3つのDOCGがあり、公式はその評価の確立にアントニオ・マストロベラルディーノが大きく貢献したと記しています。
「ラディーチ」はイタリア語で「根」。この名を冠したタウラージは1986年ヴィンテージから造られています。
畑と造り
ぶどうは、ドメーヌのモンテマラーノの農園から来ます。公式によると、この農園は17ヘクタール、標高500〜650メートルで南東を向き、有機物をよく含む粘土に石灰質の小石が混じる土です。公式は、この一帯が1960年代にすでに最上のタウラージ・リゼルヴァを生んでいたとも紹介しています。
リゼルヴァに使うのは、その畑の上部、標高約550メートルの区画です。2016年ヴィンテージの資料では、垣根仕立てで1ヘクタールあたり3,500本、1本あたり約1.3キロに収量を抑えています。収穫は11月上旬に手摘み。22〜24℃で温度を管理して発酵させ、約25日かけて醸します。熟成はフランス産オークのバリックとスラヴォニア産オークの大樽で約30か月、さらに瓶で40か月以上寝かせます。
飲み頃と楽しみ方
公式は2016年について、たばこやスパイス、さくらんぼ、ベリー、プラム、バルサミコの香り、包み込むような上品な味わいを挙げ、熟成の可能性を60年以上としています。サービス温度は18℃。合わせる料理には、長く煮込んだ肉のラグー、赤身の肉やジビエ、ロースト、熟成チーズやトリュフ、ポルチーニを挙げています。若いヴィンテージは早めに抜栓して空気に触れさせ、大ぶりのグラスで。冬の煮込みの夜に開けたい一本です。
※畑・醸造・熟成の数字は公式サイトの2016年ヴィンテージのページによるもので、年により変わります。生産量は公式で確認できなかったため載せていません。
マストロベラルディーノ タウラージ・リゼルヴァ ラディーチの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
マストロベラルディーノ タウラージ・リゼルヴァ ラディーチの
ヴィンテージ
| 2016 | 公式によると、11月上旬に手摘みし、約25日醸したあと、バリックとスラヴォニア産の大樽で約30か月、瓶で40か月以上熟成。公式はたばこ、スパイス、さくらんぼ、ベリー、プラム、バルサミコの香りを挙げ、熟成の可能性を60年以上としている。 |
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マストロベラルディーノ タウラージ・リゼルヴァ ラディーチの
マストロベラルディーノ タウラージ・リゼルヴァ ラディーチのワイン情報
| 名称 | マストロベラルディーノ タウラージ・リゼルヴァ ラディーチMastroberardino Radici Taurasi Riserva DOCG |
| 生産者 | マストロベラルディーノ |
| 位置づけ | 代表銘柄(リゼルヴァ) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | イタリア/カンパーニア/イルピーニア(モンテマラーノ) |
| 原産地呼称 | タウラージDOCG |
| 格付け | リゼルヴァ |
| 主な品種 | アリアニコ |
| 畑 | モンテマラーノの畑の上部。標高約550m、南東向き、石の多い粘土石灰質の土。垣根仕立て(コルドン・スペロナート)、1haあたり3,500本、収量は1haあたり約45キンタル(1本あたり約1.3kg)(公式・2016年ヴィンテージ) |
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| モンテマラーノの農園 | 17ha、標高500〜650m、南東向き。有機物をよく含む粘土に石灰質の小石が混じる土。ラディーチ・タウラージとそのリゼルヴァなどを造る(公式) |
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| 醸造 | 11月上旬に手摘み。22〜24℃で温度管理した赤ワインの醸造、約25日の長い醸し(公式・2016年ヴィンテージ) |
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| 熟成 | フランス産オークのバリックとスラヴォニア産オークの大樽で約30か月、瓶で40か月以上(公式・2016年ヴィンテージ) |
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| ラディーチの名 | 1986年ヴィンテージから(公式) |
| 飲み頃の温度 | 18℃(公式) |
| グラス | ボルドー型など大ぶりなグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式は2016年について、熟成の可能性を「60年以上」としている |
| 価格帯の目安 | 1〜3万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
マストロベラルディーノ タウラージ・リゼルヴァ ラディーチのよくある質問
「ラディーチ」とはどういう意味ですか?
イタリア語で「根」を意味します。マストロベラルディーノの公式は、一族のイルピーニアでの足跡が18世紀半ばのブルボン朝の土地台帳にさかのぼり、10世代にわたって家業を続けてきたと説明しています。ラディーチの名は1986年ヴィンテージから使われています。
普通の「ラディーチ タウラージ」とリゼルヴァはどう違いますか?
どちらもモンテマラーノの農園のアリアニコから造られます。リゼルヴァは、その畑の上部(標高約550メートル)のぶどうを使い、樽で約30か月、瓶で40か月以上と、長い時間をかけてから出荷されます(2016年ヴィンテージの公式資料による)。
出典・確認日
3件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-02 / 編集: Vinotier編集部