定番シリーズ「エステート」(レセルバ)のカベルネ・ソーヴィニヨン エラスリス エステート カベルネ・ソーヴィニヨンは、1870年創業のチリの名門ヴィーニャ・エラスリスが造る定番の赤です。生産者は「エステート」をレセルバのワインと位置づけ、品種の個性を映しつつ、オーク樽での熟成によって新鮮さと果実味、バランスのよさが際立つと説明しています。
- カベルネ・ソーヴィニヨン
- 赤い果実とプラム
- オーク樽熟成
- なめらかなタンニン
この記事の目次
どんなワインか
エラスリス エステート カベルネ・ソーヴィニヨンは、チリのヴィーニャ・エラスリスが造る定番の赤ワインです。エラスリスは1870年創業の老舗で、公式サイトによると、創業者のドン・マキシミアーノ・エラスリスは、多くの畑がまだ首都サンティアゴの近くに拓かれていた時代に北へ目を向け、馬で2日かけて約100kmを進んでアコンカグア・ヴァレーを見いだしました。「最良の土地から最良のワインを」という創業者の言葉は、今もワイナリーの指針とされています。現在はエドゥアルド・チャドウィック氏が当主を務め、六代目の世代が家業を受け継いでいます。
エステート・シリーズは、六代にわたって一族の拠り所となってきた畑と土地に敬意を表したシリーズです。生産者はこれをレセルバのワインと位置づけ、品種の個性を映しながら、オーク樽での熟成によって新鮮さと果実味、バランスのよさが際立つワインだと紹介しています。
造りと味わい
2023年の技術資料によると、ぶどうはマイポ・ヴァレーの畑から。アンデス山脈に近い沖積段丘の畑で、標高と山の影響が夏の気温を和らげ、香りと風味がよく育つと説明されています。ぶどうは朝のうちに手で摘み、選果台で2度選別してからステンレスタンクで発酵させます。醸しの期間は合計15〜25日で、ワインの70%をフレンチオークとアメリカンオークで7か月熟成させました。2024年の資料でも熟成は7か月(新樽10%)とされています。なお、シリーズの紹介文ではフレンチオーク樽で6か月と書かれており、年によって細部が変わるようです。
味わいについて、生産者は2024年を、赤い果実やチョコレート、バニラの香りに、チェリーパイや熟したプラムを思わせる風味、生き生きとした酸とビロードのようになめらかなタンニンがあるワインと紹介しています。アルコール度数は13.5%です。
合う料理と飲み方
生産者の資料では、グリルした赤身の肉、オーブンで焼いたラム、スパイスを効かせた煮込み、トマトベースの濃厚なソースのパスタ、熟成したチーズが合わせる料理として挙げられています。ステーキはもちろん、ハンバーグやミートソースのパスタなど、毎日の肉料理にも気軽に合わせられるでしょう。温度は16〜18℃前後を目安に、冷やしすぎずに注ぐと果実の香りが開きます。チリの産地の全体像は第22講 チリ&アルゼンチン完全編で紹介しています。
エラスリス エステート カベルネ・ソーヴィニヨンの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
エラスリス エステート カベルネ・ソーヴィニヨンの
ヴィンテージ
| 2024 | 公式資料は、赤い果実やチョコレート、バニラの香り、生き生きした酸とビロードのようなタンニンのある味わいと紹介している |
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| 2023 | マイポ・ヴァレーのぶどうから。ワインの70%をフレンチオークとアメリカンオークで7か月熟成させた、と公式は説明 |
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エラスリス エステート カベルネ・ソーヴィニヨンの
ワイン情報
| 名称 | エラスリス エステート カベルネ・ソーヴィニヨンErrázuriz Estate Cabernet Sauvignon |
| 生産者 | ヴィーニャ・エラスリス |
| 位置づけ | 定番シリーズ「エステート」(レセルバ)のカベルネ・ソーヴィニヨン |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | チリ/マイポ・ヴァレー(2023年の技術資料) |
| 原産地呼称 | DOマイポ・ヴァレー(2023年の技術資料。2024年の公式ページの表記は「チリ」) |
| 主な品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン |
| シリーズ | エステート。生産者は「レセルバのワイン」と位置づけている |
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| 醸造 | 朝に手摘み。選果台で2度選別し、ステンレスタンクで発酵。醸しは合計15〜25日(2023年) |
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| 熟成 | フレンチオークとアメリカンオークで7か月(2023・2024年の技術資料。2024年は新樽10%)。シリーズ紹介ではフレンチオーク樽で6か月とされる |
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| アルコール度数 | 13.5%(2023・2024年の公式表記) |
| 飲み頃の温度 | 16〜18℃前後(一般的な赤ワインの目安) |
| グラス | ボルドー型など大きめの赤ワイン用グラス |
| 飲み頃の目安 | 買ってすぐ楽しめる造り |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
どんな料理に合いますか?
生産者の資料では、グリルした赤身の肉、オーブンで焼いたラム、スパイスを効かせた煮込み、トマトベースのソースのパスタ、熟成したチーズが挙げられています。家庭ではステーキやハンバーグ、ミートソースのパスタなどに合わせやすいでしょう。
「エステート」とはどういう意味ですか?
生産者は、六代にわたって一族の歩みの舞台となってきた自分たちの畑と土地に敬意を表したシリーズだと説明しています。位置づけはレセルバのワインで、品種の個性と、樽熟成による新鮮さ・果実味・バランスを大切にしたシリーズとされています。
出典・確認日
4件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-27 / 編集: Vinotier編集部