代表銘柄(フラッグシップ「モンテス・アルファ」シリーズ) モンテス・アルファ カベルネ・ソーヴィニヨンは、チリのモンテスが最初に手がけた、ブランドの原点といえる赤ワインです。公式は「すべてはこのワインから始まった」と紹介しています。ぶどうはコルチャグア・ヴァレーの自社畑から。フレンチオーク樽で12か月(新樽50%)熟成させます。
- カベルネ・ソーヴィニヨン
- 黒い果実
- 樽由来のスパイスとカカオ
- しっかりした骨格
この記事の目次
どんなワインか
モンテス・アルファ カベルネ・ソーヴィニヨンは、チリのワイナリー、モンテスのフラッグシップ「モンテス・アルファ」シリーズの赤ワインです。公式サイトはこのシリーズを「すべてはこのワインから始まった」と紹介し、チリのウルトラ・プレミアムワインの道を開いたワインと位置づけています。
公式の沿革によると、1987年に醸造家アウレリオ・モンテスとダグラス・マレーが、のちにモンテス・アルファ カベルネ・ソーヴィニヨンとなるぶどうを初めて収穫しました。翌1988年に、当初は「ディスカバー・ワインズ」という名でワイナリーを創業し、同じ年にモンテス・アルファを初めて米国へ出荷しています。輸入元のエノテカは、モンテスを創業当時から扱ってきたと説明しています。
造りと味わい
ぶどうは、チリ中部のコルチャグア・ヴァレーにある自社畑、アパルタとマルチグエのものです。2023年の技術資料によると、どちらも花崗岩由来の土壌で、アパルタは丸い石の多い区画や斜面の深い土壌、マルチグエはなだらかな丘と浅い土壌が特徴とされます。手摘みで収穫し、房を選別したのち発酵させ、**フレンチオーク樽で12か月(新樽50%)**熟成させます。アルコール度数は14%です(2023年)。
品種構成には注意が必要です。生産者の2023年の資料ではカベルネ・ソーヴィニヨン90%・メルロー10%とされています。一方、輸入元のエノテカは、日本で扱う2023年ヴィンテージからカベルネ・フランとプティ・ヴェルドを加え、樽だけで熟成させるようになったと説明しています。資料によって内容が異なるため、買うときは裏ラベルや販売店の情報で確認してください。
味わいについて、生産者はブラックベリーやプラムなどの熟した黒い果実に、樽由来のスパイスやバニラ、カカオの香りが重なり、しっかりしたミディアムからフルボディで、よく溶け込んだタンニンがあると説明しています。
合う料理と飲み方
生産者がすすめるのは、赤身の肉、牛肉の甘辛炒め、ボロネーゼ、ラムチョップなどです。家庭なら、ステーキや焼肉、ビーフシチューに合わせやすいでしょう。温度は15〜17℃が目安で、30分以上のデキャンタージュがすすめられています。すぐに楽しめるうえ、少なくとも10年は熟成できるとされます。品種の特徴は品種:カベルネ・ソーヴィニヨンで、チリの産地は第22講 チリ&アルゼンチン完全編で紹介しています。
モンテス・アルファ カベルネ・ソーヴィニヨンの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
モンテス・アルファ カベルネ・ソーヴィニヨンの
ワイン情報
| 名称 | モンテス・アルファ カベルネ・ソーヴィニヨンMontes Alpha Cabernet Sauvignon |
| 生産者 | モンテス(ヴィーニャ・モンテス) |
| 位置づけ | 代表銘柄(フラッグシップ「モンテス・アルファ」シリーズ) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | チリ/コルチャグア・ヴァレー(アパルタ、マルチグエ) |
| 原産地呼称 | D.O.コルチャグア・ヴァレー |
| 主な品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン |
| 始まり | 1987年、アウレリオ・モンテスとダグラス・マレーが、のちのモンテス・アルファ カベルネ・ソーヴィニヨンとなるぶどうを初めて収穫 |
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| 創業 | 1988年(当初の名はディスカバー・ワインズ)。同年、モンテス・アルファを初めて米国へ出荷 |
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| 畑 | コルチャグア・ヴァレーのアパルタとマルチグエの自社畑。いずれも花崗岩由来の土壌 |
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| 熟成 | フレンチオーク樽で12か月、新樽50%(2023年の技術資料) |
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| 品種構成 | 2023年の生産者資料はカベルネ・ソーヴィニヨン90%・メルロー10%。輸入元は日本向けに2023年からカベルネ・フランとプティ・ヴェルドを加えたと説明(下の本文参照) |
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| アルコール度数 | 14%(2023年の技術資料) |
| 飲み頃の温度 | 15〜17℃(2023年の技術資料) |
| グラス | ボルドー型の大ぶりなグラス |
| 飲み頃の目安 | 生産者はすぐ飲めるうえ、少なくとも10年の熟成もできるとしている。30分以上のデキャンタージュをすすめている |
| 価格帯の目安 | 3,000〜1万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
どんな料理に合いますか?
生産者は、赤身の肉、モンゴリアン・ビーフ(牛肉の甘辛炒め)、ボロネーゼのスパゲッティ、カベルネとマッシュルームのソースを添えたラムチョップを挙げています。日本の食卓なら、ステーキや焼肉、牛肉の煮込みなど、肉の旨みが濃い料理と合わせやすいでしょう。
開けてすぐ飲めますか?
生産者はすぐに楽しめるとしつつ、30分以上のデキャンタージュをすすめています。デキャンタがなければ、グラスに注いで少し時間をおくだけでも香りが開きやすくなります。温度は15〜17℃が目安で、常温よりやや低めです。
出典・確認日
6件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-24 / 編集: Vinotier編集部