定番シリーズ(レセルバ)の代表銘柄 カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨンは、チリ最大級のワイナリー、コンチャ・イ・トロの定番シリーズ「レセルバ」の赤です。名前はスペイン語で「悪魔の蔵」。創業者が蔵のワインを守るために流した噂に由来します。チェリーやカシスの果実味にほのかなバニラが重なる、肉料理向きの一本と紹介されています。
- カベルネ・ソーヴィニヨン
- カシスとチェリー
- ほのかなバニラ
- 肉料理向き
この記事の目次
どんなワインか
カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨンは、チリのワイナリー、コンチャ・イ・トロが造る赤ワインです。シリーズのなかでも定番の「レセルバ」に入る一本で、輸入元のメルシャンはレセルバを「12種類の豊富なヴァラエタルが楽しめるスタンダードシリーズ」と紹介しています。
名前はスペイン語で「悪魔の蔵」という意味です。公式サイトによると、100年以上前、創業者ドン・メルチョー・コンチャ・イ・トロは自分の蔵に大切なワインを隠していましたが、いつの間にか瓶が消えていくことに気づきました。そこで、地元の人々が迷信を恐れることを利用し、「蔵には悪魔が住んでいる」という噂を広めてワインを守ったとされます。この伝説がブランド名になりました。コンチャ・イ・トロ自体は1883年、メルチョー・コンチャ・イ・トロがサンティアゴ近郊のピルケで始めたワイナリーで、ボルドーから苗木を持ち込み、地下蔵を築いたと沿革に記されています。
造りと味わい
産地は、チリ中央部のセントラル・ヴァレーです。生産者の資料では、畑は沖積土や岩・石の多い土壌、花崗岩の下層土をもつ斜面にあり、気候はアンデス山脈の影響を強く受ける地中海性とされています。輸入元はぶどうの産地としてマイポ・ヴァレーやコルチャグア・ヴァレーなどを挙げています。樽熟成の期間や品種の比率は、公式資料では確認できませんでした。
味わいについて、生産者はチェリーやカシスの風味にほのかなバニラが重なり、ミディアムボディでしっかりしたタンニンがあり、余韻が長いと説明しています。2021年の技術資料では、セントラル・ヴァレーらしいカシスやチェリー、プラムの果実に、樽由来のトーストやコーヒーの香りが加わると紹介されています。なお、輸入元はタイプを「フルボディ」としており、重さの感じ方には幅があるワインといえます。
合う料理と飲み方
生産者がすすめるのは、グリルした赤身の肉と熟成チーズです。輸入元はグリュイエールやブルーチーズを挙げています。焼肉やステーキ、デミグラスソースのハンバーグなど、肉の旨みと香ばしさがある料理なら幅広く合わせやすいでしょう。
温度の目安は18〜20℃です。日本の室温は季節によってこれより高くなりがちなので、夏は少し冷やしてから注ぐと果実味がだれません。グラスは大きめの赤ワイン用が向いています。カベルネ・ソーヴィニヨンという品種の特徴は品種:カベルネ・ソーヴィニヨンで、チリの産地全体は第22講 チリ&アルゼンチン完全編で詳しく紹介しています。
カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨンの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨンの
ワイン情報
| 名称 | カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨンCasillero del Diablo Reserva Cabernet Sauvignon |
| 生産者 | コンチャ・イ・トロ |
| 位置づけ | 定番シリーズ(レセルバ)の代表銘柄 |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | チリ/セントラル・ヴァレー |
| 原産地呼称 | セントラル・ヴァレー |
| 主な品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン |
| シリーズ | レセルバ。輸入元は「12種類の豊富なヴァラエタルが楽しめるスタンダードシリーズ」と説明 |
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| 畑の土壌と気候 | 沖積土・岩や石の多い土壌と、花崗岩の下層土をもつ斜面。アンデスの影響を強く受ける地中海性気候(公式) |
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| 名前の由来 | 創業者が蔵に悪魔がいるという噂を広めて、盗み飲みからワインを守ったという伝説 |
| 飲み頃の温度 | 18〜20℃(生産者の目安) |
| グラス | ボルドー型など大きめの赤ワイン用グラス |
| 飲み頃の目安 | 買ってすぐ楽しめる造り。若いヴィンテージを選ぶのが一般的 |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
どんな料理に合いますか?
生産者は、グリルした赤身の肉や熟成チーズとの組み合わせをすすめています。輸入元のメルシャンも、赤身の肉料理やグリュイエール、ブルーチーズなどの熟成チーズを挙げています。家庭なら、ステーキや焼肉、ハンバーグなど、しっかりした味つけの肉料理に合わせやすいでしょう。
冷やして飲みますか?
生産者の目安は18〜20℃で、冷蔵庫で冷やしきる必要はありません。ただ、夏場の室温では高すぎることが多いので、飲む前に冷蔵庫へ15〜20分ほど入れて少し温度を下げると、果実味が締まって飲みやすくなります。
出典・確認日
6件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-24 / 編集: Vinotier編集部