上級シリーズ「20バレル」のピノ・ノワール コノスル 20バレル リミテッド・エディション ピノ・ノワールは、チリのヴィーニャ・コノスルが、チリ初の超高級ピノ・ノワールを目指して生んだ上級シリーズの一本です。名前は、熟成庫で選び抜いた20樽に由来します。カサブランカ・ヴァレーのピノ・ノワールを、ブルゴーニュの伝統的な方法に倣って仕込むと説明されています。
この記事の目次
どんなワインか
コノスル 20バレル リミテッド・エディション ピノ・ノワールは、チリのヴィーニャ・コノスルが手がける上級シリーズ「20バレル」のピノ・ノワールです。コノスルは、チリのピノ・ノワールに長く力を注いできたワイナリーで、公式サイトでは、チリで最初に植えられたピノ・ノワールの樹(1968年)を自社で所有していると紹介しています。
名前の由来も公式サイトで語られています。1996年、チリ初の超高級ピノ・ノワールを生み出そうと考えた醸造チームは、最良のものだけを選ぶことにしました。熟成庫に分けて置いた樽を数か月かけて見極め、木材や樽の古さなどから、ほかと違う個性を持つ20樽だけを選び出しました。これが「20バレル」の始まりです。1999年には「ピノ・ノワール・プロジェクト」を始め、ブルゴーニュ出身の醸造家に助言を求めながら、カサブランカとサン・アントニオの谷の畑に取り組んできたと説明されています。
造りと味わい
2019年の技術資料によると、品種はピノ・ノワール100%。ぶどうはカサブランカ・ヴァレーのエル・トリアングロの畑(85%)とサン・アントニオの畑(15%)から来ています。土壌は砂質でやや粘土質、気候は穏やかで、夜は冷え込み、朝には霧が出ると説明されています。収穫は手摘みです。
醸造はチンバロンゴにあるコノスルのワイナリーで行い、80%をバリック、20%を大樽で12か月熟成させます。樽はいずれもフランス産オークです。そのあとステンレスタンクで1か月置いてから瓶詰めします。公式の商品ページは、新世界のワインをブルゴーニュの伝統的な方法で仕込んだ、洗練された複雑なワインだと紹介しています。味わいは、チェリーやイチゴ、ラズベリーにプラムや革のニュアンスがあり、なめらかで長い余韻が続くと説明されています。
合う料理と飲み方
生産者の資料では、赤身の肉、チーズ、パスタに合うとされています。渋みが穏やかなピノ・ノワールなので、鶏肉料理や鴨、きのこのソテーなど、香ばしさとうま味のある料理によく合います。温度は14〜16℃前後を目安に、少しひんやりした状態で注ぐと香りが引き締まります。同じコノスルの日常向けのピノ・ノワール「ビシクレタ」と飲み比べると、樽熟成による厚みの違いが分かりやすいでしょう。
コノスル 20バレル リミテッド・エディション ピノ・ノワールの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
コノスル 20バレル リミテッド・エディション ピノ・ノワールの
ヴィンテージ
| 2019 | 3月10〜28日に手摘みで収穫。生産者は酸味のあるチェリーやラズベリー、プラム、トーストの香りがあり、みずみずしくなめらかなタンニンのワインと紹介 |
|---|
コノスル 20バレル リミテッド・エディション ピノ・ノワールの
ワイン情報
| 名称 | コノスル 20バレル リミテッド・エディション ピノ・ノワールCono Sur 20 Barrels Limited Edition Pinot Noir |
| 生産者 | ヴィーニャ・コノスル |
| 位置づけ | 上級シリーズ「20バレル」のピノ・ノワール |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | チリ/カサブランカ・ヴァレー |
| 原産地呼称 | DOカサブランカ・ヴァレー(2019年の技術資料) |
| 主な品種 | ピノ・ノワール |
| 名前の由来 | 1996年、超高級ピノ・ノワールを目指し、熟成庫の樽から選び抜いた20樽で造ったことから(公式) |
|---|
| 畑 | カサブランカ・ヴァレーのエル・トリアングロ(85%)とサン・アントニオ(15%)。砂質でやや粘土質の土壌(2019年) |
|---|
| 熟成 | 80%をバリック、20%を大樽(いずれもフランス産オーク)で12か月。その後ステンレスタンクで1か月(2019年) |
|---|
| アルコール度数 | 14.0%(2019年の技術資料) |
| 飲み頃の温度 | 14〜16℃前後(一般的なピノ・ノワールの目安) |
| グラス | ブルゴーニュ型など、ふくらみのある赤ワイン用グラス |
| 飲み頃の目安 | 買ってすぐ楽しめる。年ごとの違いを比べるのも一案 |
| 価格帯の目安 | 3,000〜1万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
コノスルの「ビシクレタ」とは何が違いますか?
どちらもコノスルのピノ・ノワールですが、20バレルは、選び抜いた20樽から始まった上級シリーズです。2019年の資料では、カサブランカ・ヴァレーの畑のぶどうを、フランス産オークの樽と大樽で12か月熟成させています。日常の一本から少し格上げしたいときや、飲み比べに向いています。
どんな料理に合いますか?
生産者の技術資料では、赤身の肉、チーズ、パスタに合うとされています。渋みが穏やかなので、ローストチキンや焼き鳥(たれ)、鴨、きのこを使った料理など、ピノ・ノワールの定番の組み合わせにもなじみやすいでしょう。
出典・確認日
3件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-27 / 編集: Vinotier編集部