本文へ移動
ワインガイド Vinotier
ワインを探す / 赤・南米

カテナ・サパータ アドリアンナ・ヴィンヤード ムンドゥス・バシルス・テラエ マルベック

Catena Zapata Adrianna Vineyard Mundus Bacillus Terrae Malbec / ボデガ・カテナ・サパータ

PRこのページは広告を含みます(方針)

単一畑(区画)

ムンドゥス・バシルス・テラエは、アルゼンチンのカテナ・サパータが、標高の高い名畑アドリアンナ・ヴィンヤードの1.4haの区画だけから造るマルベック100%の赤です。名前はラテン語で「大地のエレガントな微生物」。石灰岩の層に土壌の微生物が豊かな区画で、公式は「引き締まり、酸が高く、タンニンが豊かで熟成に向く」ワインと説明しています。

  • マルベック100%
  • 高地の石灰質の区画
  • 高い酸
  • 豊かなタンニン
この記事の目次

どんなワインか

ムンドゥス・バシルス・テラエは、アルゼンチン・メンドーサのボデガ・カテナ・サパータが造る、マルベック100%の赤ワインです。ぶどうは、同社が「南米のグラン・クリュ」と呼ぶアドリアンナ・ヴィンヤードのうち、わずか1.4haの区画だけから採ります。

公式は、このワインを表すキーワードとして「引き締まっている、酸が高い、タンニンが豊か、熟成力がある」を挙げています。マルベックというと、柔らかく果実味豊かな赤を思い浮かべる人も多いかもしれません。この区画のマルベックは、高い標高と石灰質の土が生む、引き締まった骨格が持ち味です。

畑と造り

カテナ・サパータは1902年創業。公式によれば、ニコラス・カテナ・サパータは、マルベックの復権と、アンデスのふもとの高地の産地を切り拓いたことで知られます。ウコ・ヴァレーに気象観測所を置いてぶどう栽培の冷涼な限界を探し、1992年、トゥプンガトで最も西の高地にあるグアルタジャリー・アルトを選びました。当時、霜を恐れてぶどうが植えられていなかった土地です。畑の名前は、ニコラスの末娘アドリアンナにちなみます。

畑は200を超える区画に分けて研究されています。ムンドゥス・バシルス・テラエの区画は、石灰岩の層と、太古にこの一帯を覆っていた海の堆積物が散らばる土です。水はけがよく、根を助ける土壌の微生物がとくに豊かだといいます。標高は、技術資料ではこの区画が1,390m、畑全体は「約1,500m(5,000フィート近く)」と紹介されています。

2022年は、75%をコンクリートの槽で発酵させ(そのうち60〜80%は房ごと)、25%はオークのフードルで果汁だけを発酵させました。熟成はフレンチオークで15〜18ヶ月。使うのは2〜5年使った500Lの樽と、10年以上使った2,200Lの大樽で、新樽の香りを前に出さない造りです。

飲み頃と楽しみ方

公式は熟成力を特徴に挙げています。若いうちに開けるなら、デキャンタで空気に触れさせ、16〜18℃前後で大きめのグラスに注ぐのが目安です。牛肉のグリル(アサード)など、アルゼンチンらしい肉料理がよく合います。

アドリアンナ・ヴィンヤードには、ほかにも「フォルトゥナ・テラエ」「リヴァー」という区画ごとのマルベックがあります。高地のマルベックがどう生まれたのかは、第22講 チリ&アルゼンチン完全編で詳しく紹介しています。

カテナ・サパータ アドリアンナ・ヴィンヤード ムンドゥス・バシルス・テラエ マルベックの

味わいの目安

ボディ
軽やか重厚
酸味
穏やか生き生き
タンニン
柔らかしっかり
甘辛
辛口甘口

公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。

カテナ・サパータ アドリアンナ・ヴィンヤード ムンドゥス・バシルス・テラエ マルベックの

ヴィンテージ

2022マルベック100%。アルコール13.5%、総酸7.4g/L、pH3.5。公式のキーワードは「引き締まる・高い酸・豊かなタンニン・熟成力」

カテナ・サパータ アドリアンナ・ヴィンヤード ムンドゥス・バシルス・テラエ マルベックの

ワイン情報

名称カテナ・サパータ アドリアンナ・ヴィンヤード ムンドゥス・バシルス・テラエ マルベックCatena Zapata Adrianna Vineyard Mundus Bacillus Terrae Malbec
生産者ボデガ・カテナ・サパータ
位置づけ単一畑(区画)
種類赤
国・地域アルゼンチン/メンドーサ/ウコ・ヴァレー(グアルタジャリー)
原産地呼称グアルタジャリー(トゥプンガト、ウコ・ヴァレー)
主な品種マルベック
畑アドリアンナ・ヴィンヤード(メンドーサ州ウコ・ヴァレー、トゥプンガト地域のグアルタジャリー地区)。区画名ムンドゥス・バシルス・テラエ、1.4ha
標高区画は1,390m(4,560フィート)と技術資料に記載。畑全体は「約1,500m(5,000フィート近く)」と紹介されている
土壌沖積起源の石灰質。石灰岩の層と海の堆積物が散らばり、根を助ける土壌の微生物(根圏細菌)が豊か
醸造(2022年)75%をコンクリートで発酵(60〜80%は房ごと)、25%をオークのフードルで果汁だけ発酵。醸しは8〜13日
熟成(2022年)フレンチオークで15〜18ヶ月。2〜5年使った500Lの樽と、10年以上使った2,200Lの大樽
ヴィンテージ公式サイトには2004年から2022年まで(2012年を除く)が並ぶ
飲み頃の温度16〜18℃前後
グラスブルゴーニュ型またはボルドー型の大ぶりのグラス
飲み頃の目安公式は熟成力を特徴に挙げている。若いうちはデキャンタで空気に触れさせると開きやすい

品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。

よくある質問

アドリアンナ・ヴィンヤードのマルベックは1種類だけですか?
いいえ。公式サイトには、アドリアンナ・ヴィンヤードのマルベックとして「ムンドゥス・バシルス・テラエ」「フォルトゥナ・テラエ」「リヴァー」の3つが並び、白のシャルドネも2種類あります。それぞれ畑の中の別の区画から造られます。このページでは、公式サイトで最も長いヴィンテージの記録(2004年から)を持つムンドゥス・バシルス・テラエを取り上げています。
名前の意味は何ですか?
公式によれば「mundus bacillus terrae」は「大地のエレガントな微生物」という意味です。この区画の石灰岩の層は水はけがよく、ぶどうの根がストレスに耐え、養分を吸収するのを助ける土壌の微生物(根圏細菌)がとくに豊かなことから名づけられました。

出典・確認日

生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。

同じ産地・種類の

ほかの銘柄

最終更新: 2026-10-12 / 編集: Vinotier編集部