セントラル・コーストのシリーズのピノ・ノワール カレラ セントラル・コースト ピノ・ノワールは、ブルゴーニュで学んだジョシュ・ジェンセンが1975年に創業したカレラが、カリフォルニアのセントラル・コーストの選ばれた畑のぶどうで造る赤です。2023年の資料では、フランス産オーク樽で10か月(新樽10%)熟成させています。自社畑マウント・ハーランの単一畑ものとは別のシリーズです。
- ピノ・ノワール
- 赤い果実とスパイス
- フランス産オーク樽熟成
- ミディアムボディ
この記事の目次
どんなワインか
カレラ セントラル・コースト ピノ・ノワールは、カリフォルニアの造り手カレラの赤ワインです。国内でも酒販店や通販で広く扱われています。休日の夕方、鴨のローストやきのこのソテーを用意して開けたくなる赤です。
公式によると、創業者のジョシュ・ジェンセンは、イェールとオックスフォードで学んだあと1970年代はじめにヨーロッパを巡り、ブルゴーニュのドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティで収穫を手伝いました。翌年はドメーヌ・デュジャックで学び、アメリカに戻ってから2年かけて、ブルゴーニュの畑のような石灰岩の土地を探します。1974年、モントレー郡とサン・ベニート郡を分けるガビラン山脈のマウント・ハーランにその土地を見つけ、1975年にカレラを創業しました。カレラはスペイン語で「石灰窯」の意味です。
畑と造り
カレラの自社畑があるマウント・ハーランは、1990年に独自のAVAとして認められました。一方、セントラル・コーストのシリーズは、ジェンセンがセントラル・コーストの優れた畑と組んで造り始めたワインです。公式は、このピノ・ノワールを「セントラル・コーストの選ばれた数か所の畑のぶどうで造る」と説明しています。
2023年は、フランス産オーク樽で10か月熟成させています。新樽は10%で、残り90%は使用済みの樽です。アルコール度数は14.5%です。カレラの醸造所は斜面に7層を重ねた重力式の造りで、ぶどうやワインをポンプに頼らず、上から下へ流して扱います。現在の醸造はワインメーカーのマイク・ウォーラーが担っています。
合う料理と飲み方
公式は2023年について、濃いラズベリーや白檀、クローヴの香り、カシスと熟したチェリーの味わい、しなやかなタンニンを挙げています。温度は14〜16℃ほど、口の広いグラスで飲むのが一般的な目安です。
同じカリフォルニアのピノ・ノワール、ラ・クレマ ソノマ・コースト ピノ・ノワールや、ブルゴーニュのルイ・ラトゥール ブルゴーニュ ピノ・ノワールと並べると、産地による違いが見えてきます。
カレラ セントラル・コースト ピノ・ノワールの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
カレラ セントラル・コースト ピノ・ノワールの
ヴィンテージ
| 2023 | 公式資料では、濃いラズベリーや白檀、クローヴの香りに、カシスと熟したチェリーの層、しなやかなタンニン、焼き菓子のスパイスが続き、長く磨かれた余韻に至ると説明している。 |
|---|
カレラ セントラル・コースト ピノ・ノワールの
ワイン情報
| 名称 | カレラ セントラル・コースト ピノ・ノワールCalera Central Coast Pinot Noir |
| 生産者 | カレラ |
| 位置づけ | セントラル・コーストのシリーズのピノ・ノワール |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | アメリカ/カリフォルニア/セントラル・コースト |
| 原産地呼称 | セントラル・コースト |
| 主な品種 | ピノ・ノワール |
| 熟成 | フランス産オーク樽で10か月。新樽10%、使用済みの樽90%(2023年の資料) |
|---|
| アルコール度数 | 14.5%。酸0.56g/100mL、pH3.63(2023年の資料。年によって変わる) |
|---|
| ワインメーカー | マイク・ウォーラー。ジョシュ・ジェンセンとともに10年以上醸造を担ってきた(公式) |
| 飲み頃の温度 | 14〜16℃(ピノ・ノワールの一般的な目安) |
| グラス | 口の広い、ふくらみのある赤ワイン用グラス |
| 飲み頃の目安 | 買ってすぐ楽しめる |
| 価格帯の目安 | 3,000〜1万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
マウント・ハーランのワインとは何が違いますか?
マウント・ハーランは、カレラの自社畑がある石灰岩の山で、1990年に独自のAVA(ぶどう栽培地域)として認められました。公式によると、このAVAにある畑はカレラのものだけです。セントラル・コーストのワインは、ジェンセンがセントラル・コーストの優れた畑と組んで造り始めたシリーズで、自社畑の単一畑ものとは産地が異なります。
どうしてブルゴーニュと比べられるのですか?
公式によると、ジョシュ・ジェンセンは1970年代はじめにブルゴーニュのドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティで収穫を手伝い、翌年はドメーヌ・デュジャックで学びました。ブルゴーニュの銘醸畑のような石灰岩の土地を探して、2年かけてマウント・ハーランにたどり着いています。
出典・確認日
6件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-30 / 編集: Vinotier編集部