単一畑 ボンド ヴェシーナは、ハーラン・エステートのハーラン家が営むボンドが、オークヴィル西側の丘陵の単一畑から造る赤です。公式は、ボンドの最初のリリースとなった1999年からの銘柄で、東向きの約11エーカーの段々畑と説明しています。
この記事の目次
どんなワインか
ボンド ヴェシーナは、ハーラン・エステートで知られるハーラン家が営む「ボンド」の単一畑ワインです。2015年時点の公式サイトによると、ハーラン家はハーラン・エステートを始める前から、ナパ・ヴァレーの60を超える栽培家や畑と仕事をしてきました。その経験から、ナパの「グラン・クリュ」になりうると考えた7〜11エーカーの丘陵の畑を5つ選び、それぞれを別のワインとして出しています。5つはメルバリー、ヴェシーナ(ともに1999年)、セント・エデン(2001年)、プルリブス(2003年)、クエラ(2006年)で、公式の地図はワイナリーの設立を1996年としています。
ヴェシーナは、そのうち最初のリリースとなった1999年からの銘柄です。名前はスペイン語で「隣人」を意味する言葉からとられ、ボンドのワイナリーのすぐ南東にある畑であることに由来すると公式は説明しています。
畑と造り
畑はオークヴィル西側の丘陵にある、約11エーカー(約4.5ヘクタール)の段々畑です。火山性の斜面で、公式は土壌を「岩盤の上に細かな沖積土が重なる」と記しています。東向きで朝の涼しい日差しを受け、標高は221〜330フィート(約67〜101メートル)です。産地の全体像はナパ・オークヴィルで確かめられます。
同じボンドのメルバリーは、ラザフォードの東、ヘネシー湖の北の斜面にある約7エーカーの畑で、土壌も堆積性と公式は説明しています。品種は同じカベルネ・ソーヴィニヨンでも、畑の違いを並べて見せるのがボンドの考え方です。輸入元の紹介では、ボンドは畑を所有せず長期契約で栽培を任されており、各銘柄の生産量は数百ケースの規模とされます。醸造や熟成の細かな数字は、公式資料で確認できませんでした。
飲み頃と楽しみ方
公式の飲み頃の目安は確認できませんでしたが、一般には若いうちはタンニンが強く、長めの瓶熟成を前提に語られることが多いワインです。開けるなら大ぶりのグラスで、時間をかけて変化を見るのがよいでしょう。カリフォルニアの高級カベルネの流れは第12講で学べます。
※畑や銘柄の情報は2015年時点の公式サイトにもとづきます。現在の公式サイト(bond.wine)は会員向けの構成で、同じ記述を確認できませんでした。最新の情報は生産者にご確認ください。
ボンド ヴェシーナの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ボンド ヴェシーナの
ワイン情報
| 名称 | ボンド ヴェシーナBOND Vecina |
| 生産者 | ボンド(ハーラン家) |
| 位置づけ | 単一畑 |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | アメリカ/カリフォルニア/ナパ・ヴァレー(オークヴィル西側の丘陵) |
| 原産地呼称 | ナパ・ヴァレー |
| 主な品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン |
| デビュー | 1999年。ボンドの最初のリリースにメルバリーとともに含まれた(公式・2015年時点のサイト) |
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| 畑の位置 | オークヴィル西側の丘陵、ボンドのワイナリーのすぐ南東。名前はスペイン語の「隣人」から(公式・2015年時点のサイト) |
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| 畑 | 約11エーカー(約4.5ha)の段々畑。東向きで、朝の涼しい日差しを受ける(公式・2015年時点のサイト) |
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| 土壌と標高 | 岩盤の上に細かな沖積土が重なる火山性の斜面。標高221〜330フィート(約67〜101m)(公式・2015年時点のサイト) |
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| ボンドの考え方 | 60を超える畑と仕事をした経験から、7〜11エーカーの丘陵の畑を5つ選び「グラン・クリュ」と位置づける(公式・2015年時点のサイト) |
| 飲み頃の温度 | 16〜18℃前後(フルボディの赤の一般的な目安) |
| グラス | ボルドー型の大ぶりなグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式の飲み頃の目安は確認できず。若いうちはタンニンが強く、長めの瓶熟成を前提に語られることが多い |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
ボンドとハーラン・エステートはどう違いますか?
どちらもハーラン家の事業ですが、ハーラン・エステートが自社の畑のワインであるのに対し、ボンドはナパ・ヴァレーの丘陵から選んだ5つの畑のワインを、畑ごとに別々に出すシリーズです。公式は、ハーラン・エステート以前から60を超える畑と仕事をし、その中から選んだと説明しています。輸入元の紹介では、ボンドは畑を所有せず、長期の契約で畑の判断を任されているとされます。
ボンドの5つの銘柄にはどんなものがありますか?
2015年時点の公式サイトは、メルバリー(1999年)、ヴェシーナ(1999年)、セント・エデン(2001年)、プルリブス(2003年)、クエラ(2006年)の5つを挙げています。いずれもカベルネ・ソーヴィニヨンのワインで、畑の個性の違いを見せることが狙いとされます。
出典・確認日
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-23 / 編集: Vinotier編集部