代表銘柄(「アルトス・ラス・オルミガス」シリーズのマルベック) アルトス・ラス・オルミガス マルベック クラシコは、イタリアの醸造家アルベルト・アントニーニらがメンドーサで始めた造り手の定番マルベックです。2022年の資料では、ルハン・デ・クージョ約7割、ウコ・ヴァレーのパラヘ・アルタミラ約3割のぶどうを使い、樽を使わずコンクリートの槽で9か月熟成させます。
この記事の目次
どんなワインか
アルトス・ラス・オルミガス マルベック クラシコは、アルゼンチン・メンドーサの造り手アルトス・ラス・オルミガスの定番の赤です。国内では『メンドーサ マルベック クラシコ』の名でも並び、平日の夕食に気負わず開けられる一本です。
公式サイトによると、造り手の始まりは1995年。トスカーナの醸造家アルベルト・アントニーニと、若い実業家アントニオ・モレスカルキがメンドーサを訪れ、当時あまり顧みられていなかったマルベックだけに取り組むワイナリーを興しました。1996年に最初の畑を植えたとき、若い芽を食べる蟻の群れに悩まされましたが、蟻を駆除せず自然な方法で遠ざけたといいます。「蟻こそがこの土地の本当の持ち主だ」という冗談から、「蟻の高台」を意味する名が生まれたと紹介しています。
畑と造り
2022年の資料では、ぶどうの約7割がルハン・デ・クージョ、約3割がウコ・ヴァレーのパラヘ・アルタミラから来ています。土壌は水はけのよいシルト質・砂質のロームで、表面に砂利の多い区画は熟すのが早くなりすぎるため避けたと説明しています。
ぶどうは手で摘み、畑ごとに分けて醸造してからブレンドします。ステンレスタンクで24℃・10日間、野生酵母だけで発酵させ、房ごとのぶどうを5%加えます。抽出は控えめにし、熟成はコンクリートの槽で9か月。オーク樽は使いません。醸造チームにはアントニーニのほか、土壌の専門家ペドロ・パラ、醸造家フェデリコ・ガンベッタが名を連ねています。アルコール度数は13.4%(2022年)です。
合う料理と飲み方
生産者は、このシリーズを樽や過度な熟度に頼らないワインと位置づけています。資料はプラムや森の下草、黒胡椒の香り、フレッシュな口当たりとバランスのとれたタンニンを持つミディアムボディと説明し、合う料理に赤身肉、パスタ、グリルした野菜を挙げています。ハンバーグやトマトソースのパスタと合わせやすいでしょう。
温度は15〜17℃ほどが目安です。樽で12か月熟成させるノートン レゼルバ マルベックと並べると、同じメンドーサのマルベックでも造りの違いが味わいにどう出るかがわかります。
アルトス・ラス・オルミガス マルベック クラシコの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
アルトス・ラス・オルミガス マルベック クラシコの
ヴィンテージ
| 2022 | 公式資料によると、強い熱波があった短く濃い収穫年。大雨で収穫の遅れが心配されたが、乾いた期間に健全なぶどうを摘み取れ、終盤の涼しい数週間が成熟を助けた。 |
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アルトス・ラス・オルミガス マルベック クラシコの
ワイン情報
| 名称 | アルトス・ラス・オルミガス マルベック クラシコAltos Las Hormigas Malbec Clásico |
| 生産者 | アルトス・ラス・オルミガス |
| 位置づけ | 代表銘柄(「アルトス・ラス・オルミガス」シリーズのマルベック) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | アルゼンチン/メンドーサ |
| 原産地呼称 | メンドーサ |
| 主な品種 | マルベック |
| 畑 | ルハン・デ・クージョ約70%、ウコ・ヴァレーのパラヘ・アルタミラ約30%。水はけのよいシルト質・砂質のローム(2022年の資料) |
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| 造り | 手摘み。畑ごとに分けて醸造し、ステンレスタンクで24℃・10日間、野生酵母のみで発酵。房ごとのぶどうを5%使い、抽出は控えめ(2022年の資料) |
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| 熟成 | コンクリートの槽で9か月。オーク樽は使わない(2022年の資料) |
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| アルコール度数 | 13.4%(2022年の資料。年によって変わる) |
| 飲み頃の温度 | 15〜17℃(ミディアムボディの赤の一般的な目安) |
| グラス | 中ぶりの赤ワイン用グラス |
| 飲み頃の目安 | 買ってすぐ楽しめる |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
樽を使わないマルベックはどんな味わいですか?
生産者は、このシリーズを樽や過度な熟度に頼らないワインと説明しています。2022年の資料では、プラムや森の下草、黒胡椒などの香りと、フレッシュな口当たり、きめの細かい酸、バランスのとれたタンニンを持つミディアムボディとしています。
どんな料理に合いますか?
生産者は、定番の赤身肉の料理、パスタ、グリルした野菜を挙げています。重すぎない赤なので、ハンバーグやトマトソースのパスタなど、家庭の食卓の料理と合わせやすい一本です。
出典・確認日
4件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-29 / 編集: Vinotier編集部