本文へ移動
ワインガイド Vinotier マイリスト
日本のワイナリー

OIZUMI VINES WINERY(フルーツ農園大泉)

oizumi-vines / 創業 2023年
産地
山形県天童市
代表銘柄
uccelli rosso・uccelli bianco
どんなワイナリー?

OIZUMI VINES WINERY(オオイズミヴァインズワイナリー)は、山形県天童市乱川の果樹農家・株式会社フルーツ農園大泉が営むワイナリーです。さくらんぼ・すもも・りんごを育てる農園が数年前からワイン用ぶどうを植え、2023年秋に念願の醸造所で自社栽培・自社醸造を始めました。ワインはすべて自園産のぶどうで造られ、主に公式オンラインショップで販売されています。

この記事の目次

果樹農家がつくったワイナリー

OIZUMI VINES WINERY(オオイズミヴァインズワイナリー)は、山形県天童市乱川の株式会社フルーツ農園大泉が営むワイナリーです。オンラインショップの表記によれば、運営統括責任者は大泉眞哉氏。

農園が育ててきたのは、6月下旬から7月上旬に収穫するさくらんぼ(佐藤錦・紅秀峰・紅てまり)、9月中旬からのすもも(秋姫)、11月下旬が食べ頃のりんご(サンふじ)。ほかに桃やラ・フランスも手がけます。公式サイトは天童の土地を、山に囲まれた盆地で昼夜の寒暖差が大きく、大きな川がつくった扇状地の水はけのよい緩やかな斜面と説明しています。

この果樹農園が、数年前からワイン用のぶどうを植えてきました。2020年4月のお知らせでは、自園のぶどうを100%使った2019年ヴィンテージの赤白「uccelli」をオンラインショップで売り出しています(このときの醸造先は公式サイトに書かれていません)。そして2023年7月、「ついに念願のワイナリーができました」と公式サイトで告げ、同年秋の収穫から自社醸造を始めました。

畑と品種

公式サイトのくだものページが挙げるワイン用ぶどうは6品種です。

モットーは「美味しいワインは良質な葡萄からできる」。糖度の高い良質なぶどうを育てることに力を入れ、自社栽培・自社醸造を掲げています。畑の面積や樹齢は、公式サイトでは公開されていません。

主な銘柄

価格は2026年11月1日時点の公式オンラインショップのもの(税込・参考)です。

  • lasciare il nido 咲 2023(ラッシャーレ イル ニド 咲)4,400円——自園のメルローだけで造り、樽で1年間熟成した赤。イタリア語で「巣立ち」を意味し、新しい門出を祝うワインとして紹介されています。
  • uccelli rosso 2023(ウッチェッリ ロッソ)2,882円——メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランの赤。山形県ワイン酒造組合によれば2024年11月にGI山形の認定を受けています。
  • uccelli bianco 2024(ウッチェッリ ビアンコ)2,970円——シャルドネ、ピノ・ノワール、シラーズを合わせた辛口の白。
  • しろのさえずり2024 2,970円——自園のシャルドネの辛口の白。公式サイトは、夏に冷やして飲むことを勧めています。
  • ゆらゆらゆら 2,475円——カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローの軽やかな赤。
  • Gourmet e lunatico(グルメエルナティコ)2,750円——5品種を合わせた微発泡。

uccelliはイタリア語で「鳥たち」。「さえずり」「巣立ち」と、銘柄名が鳥の連想でつながっています。白「しろのさえずり」と「uccelli bianco」はハーフサイズ(各1,595円)もあります。秋には自園のカベルネ・フラン(赤)とシャルドネ(白)の100%ぶどうジュースも出しています。

訪ねる・買う

2026年11月1日に公式サイトで確認した範囲では、ワイナリーの見学・試飲・直売所の案内はありません。ワインは公式オンラインショップでの販売が中心で、新しいヴィンテージの案内はInstagramとFacebookでも出しています。

  • 所在地:山形県天童市乱川198(公式サイト・オンラインショップの表記)
  • 電車:乱川駅から徒歩5分(公式サイト)
  • 連絡:TEL 023-653-3675/FAX 023-653-3347

公式サイトは、果樹園の作業が多く電話に出られないことがあるとして、FAXか問い合わせフォームでの連絡を勧めています。山形県ワイン酒造組合のページでは所在地が「天童市大字乱川1322」となっており、醸造所の場所が農園と別の可能性もあります。訪ねたいときは、必ず事前に問い合わせてください。

山形の中での位置づけ

天童市には、1984年創立の天童ワイン、荒谷のドメーヌ・ケロス、さくらんぼワインのフルーツワイナリー エスプリと、性格の違うワイナリーが集まっています。そのなかでOIZUMI VINES WINERYは、さくらんぼやりんごの農家が自分の畑の欧州系品種でワインを仕込む、という果樹地帯ならではの形です。

ぶどうを育てる側から醸造へ踏み出す流れは、畑の仕事から読み解くとわかりやすくなります。ぶどう畑の一年や日本ワイン産地巡りの講座とあわせてどうぞ。

OIZUMI VINES WINERY(フルーツ農園大泉)のよくある質問

OIZUMI VINES WINERYはどんなワイナリー?
山形県天童市の果樹農家、株式会社フルーツ農園大泉が営むワイナリーです。さくらんぼ・すもも・りんごなどを育てる農園が、ワイン用のぶどうを育てて数年後の2023年に醸造所を整え、同年秋の収穫から自社醸造を始めました。「VINES」の名には、ぶどうの樹とともに歩むという意味が込められています。
どんなぶどうを使っている?
公式サイトによれば、自園でピノ・ノワール、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ、カベルネ・フラン、シラーズを育てています。公式サイトでは、ワインはすべて農園で育てたぶどうを100%使っていると説明しています。
主なワインと価格は?
2026年11月1日時点の公式オンラインショップ(税込)では、メルローだけで造り樽で1年熟成した赤「lasciare il nido 咲 2023」4,400円、シャルドネの白「しろのさえずり2024」2,970円、シャルドネ・ピノ・ノワール・シラーズの白「uccelli bianco 2024」2,970円、メルロー・カベルネ・ソーヴィニヨン・カベルネ・フランの赤「uccelli rosso 2023」2,882円などが並んでいます。
ワイナリーで試飲や購入はできる?
2026年11月1日時点の公式サイトには、見学・試飲・直売所の案内はありませんでした。ワインは公式オンラインショップで買えます。訪ねたい場合は、果樹園の作業で電話に出られないことがあるため、FAXか問い合わせフォームで事前に連絡するよう公式サイトは勧めています。
GI山形の認定は受けている?
山形県ワイン酒造組合のメーカーページによれば、赤「uccelli rosso 2023」が2024年11月にGI山形の認定を受けています。
場所は?
公式サイトとオンラインショップの所在地は山形県天童市乱川198で、乱川駅から徒歩5分です。山形県ワイン酒造組合のページでは天童市大字乱川1322と表記されており、醸造所の場所は事前に確認してください。

同じ産地のワイナリー

最終更新: 2026-11-01 / 編集: Vinotier編集部