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ワインガイド Vinotier マイリスト
日本のワイナリー

笛吹ワイン

fuefuki-wine
産地
山梨県笛吹市
訪問
ショップ
代表銘柄
マスカットベリーA 辛口・甲州 やや甘口
どんなワイナリー?

笛吹ワインは、山梨県笛吹市御坂町夏目原にある笛吹ワイン株式会社のワイナリーです。公式サイトによれば醸造は近隣の農家からの委託醸造が中心で、原料はすべて山梨県産100%。マスカット・ベーリーA、甲州、デラウェア、早摘みの「青デラ」、アジロン、巨峰のワインを、720mlと1,800mlで造っています。公式サイトの案内では営業時間10:00〜16:00、水曜定休・火曜は隔週休みです。

この記事の目次

御坂の農家とともに——委託醸造のワイナリー

笛吹ワインは、甲府盆地の南東、笛吹市御坂町夏目原にある小さなワイナリーです。公式サイトは、春には桃の花で一面がピンク色になり、そのあとぶどう棚が緑の葉で覆われる土地として御坂を紹介しています。ワインレッドの建物が目印だと、交通案内にも書かれています。

このワイナリーの特徴は、醸造の軸が近隣の農家からの委託醸造にあることです。公式サイトのトップには、委託醸造をメインとしているため、原料はすべて山梨県産100%だと明記されています。自社で畑を広げて銘醸地をうたうのではなく、周りのぶどう農家が育てたぶどうをワインにする、地域の醸造所です。オンラインショップの特定商取引法の表記には、運営統括責任者として中村弘樹さんの名前があります。

生食用の品種も並ぶ、山梨らしい顔ぶれ

公式サイトの商品紹介に並ぶ品種は、マスカット・ベーリーA、甲州、デラウェア、アジロン(アジロンダック)、巨峰。ワイン専用のヨーロッパ品種ではなく、山梨の農家が古くから育ててきた品種が中心です。

商品説明によれば、マスカットベリーAは軽やかでフルーティー、渋みと酸味のバランスがとれた赤と紹介され、辛口と甘口があります。甲州は「吟醸香が香るさっぱりとした酸味の穏やかな味わい」で和食との相性がよいとされ、やや甘口と辛口の2本。デラウェアは辛口と甘口、さらに完熟前に収穫して低温でじっくり発酵させた、甘酸っぱいやや甘口の「青デラ」もあります。アジロンはベリー系の甘い香りの甘口の赤、巨峰は甘口のロゼと説明されています。

主な銘柄と参考価格

公式オンラインショップ(2026年11月1日時点)の主な銘柄です。価格は税込で参考です。

  • 『マスカットベリーA』辛口・甘口——720ml 2,000円/1,800ml 3,000円(参考)
  • 『甲州』やや甘口・辛口——720ml 2,000円/1,800ml 3,000円(参考)
  • 『デラウェア』甘口・辛口、『巨峰』、『ロゼ』——720ml 2,000円/1,800ml 3,000円(参考)
  • 『青デラ』——720ml 2,000円(参考)
  • 『アジロン』——720ml 2,400円/1,800ml 3,400円(参考)
  • 限定発売『甲州オレンジ』——720ml 2,000円/1,800ml 3,000円(参考)

ロゼはマスカットベリーA・甲州・デラウェア・巨峰などのオリジナルブレンドのやや甘口。『甲州オレンジ』は、果皮からもうまみを引き出すスキンコンタクトという技法で仕込んだと説明される、オレンジワインのスタイルです。一升瓶(1,800ml)がほぼすべての銘柄に用意されているのも、地元で日常に飲まれてきたワイナリーらしいところです。ほかに限定の『ミルズ』(確認時点で品切れ)や、ぶどう液(ジュース)もあります。

訪ねる——直売の営業日と行き方

公式サイトのトップでは、営業時間10:00〜16:00、水曜定休・火曜は隔週休みと案内しています。店頭での試飲の有無は公式サイトでは確認できませんでした。

以前は7月下旬〜10月末に、畑でのぶどう狩りから長靴での足踏み、搾りたて果汁の試飲、手描きラベルづくりまでを体験できる予約制の「ワイン造り体験」がありました。ただし公式サイトでは2024年は原料不足のため休止と案内され、トップでも「お休みしています」と表示されています。再開は公式サイトで告知するとしています。

交通案内によれば、電車ならJR中央線の石和温泉駅から河口湖駅・富士山駅方面のバスで約15分、「夏目」バス停から徒歩1分。車なら中央道の一宮御坂ICを河口湖方面に降り、夏目原交差点の約200m先。手前の御坂農園グレープハウスの駐車場も使えると書かれています。条件は変わることがあるため、訪ねる前に電話(055-263-2299)で確かめてください。

御坂・石和・一宮——笛吹市のワイナリーとともに

同じ御坂町の二之宮には、JAふえふき直営のニュー山梨ワイン醸造(8vin-yard)があります。北へ向かえば石和温泉のマルス山梨ワイナリー(本坊酒造)やモンデ酒造、一宮町にはアルプスワインなど多くの造り手が集まります。農家のぶどうを預かってワインにする笛吹ワインは、ぶどう産地としての笛吹市の素顔に近い造り手です。山梨全体の産地像は山梨の産地ガイドと第70講に、日本ワインの見取り図は第9講にまとめています。

笛吹ワインのよくある質問

笛吹ワインはどんなワイナリー?
山梨県笛吹市御坂町夏目原992にある笛吹ワイン株式会社のワイナリーです。公式サイトによれば、ワインの醸造は近隣の農家からの委託醸造が中心で、原料はすべて山梨県産100%です。
営業時間と休みは?
公式サイトのトップでは、営業時間10:00〜16:00、水曜定休・火曜は隔週で休みと案内しています。祝日や繁忙期の扱いは書かれていないため、遠方から訪ねるときは電話(055-263-2299)で確認してください。
ワイン造り体験はできる?
ぶどう狩りと長靴での足踏みで仕込み、自分で描いたラベルのワインを後日届けてもらう予約制の体験がありましたが、公式サイトでは2024年は原料不足のため休止と案内され、トップでも「お休みしています」と表示されています。再開は公式サイトで告知するとしています。
電車で行ける?
公式サイトの交通案内では、JR中央線の石和温泉駅から河口湖駅・富士山駅方面のバスで約15分、「夏目」バス停で降りて徒歩1分です。タクシーなら2,000円くらいと書かれています。
どんなワインがある?
マスカットベリーA(辛口・甘口)、甲州(辛口・やや甘口)、デラウェア(辛口・甘口)、早摘みのデラウェアを低温発酵させた青デラ、アジロン、巨峰、ブレンドのロゼがあり、多くが720mlと1,800mlで揃います。限定品として、スキンコンタクトで仕込んだ『甲州オレンジ』もあります。

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最終更新: 2026-11-01 / 編集: Vinotier編集部