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日本のワイナリー

Domaine Bless(ドメーヌ・ブレス)

domaine-bless / 創業 2020年
産地
北海道余市郡仁木町
訪問
見学ツアー・試飲・レストラン・カフェ・宿泊
代表銘柄
MUSUBI・MIYABI
どんなワイナリー?

Domaine Bless(ドメーヌ・ブレス)は、北海道・仁木町旭台の南向き斜面に畑を持つワイナリー。札幌から移住した本間裕康さんが2020年に自社醸造を始め、2023年12月に「ル・レーヴ・ワイナリー」から改名した。5〜9月の土日にカフェと予約制ツアーを開き、併設のコンドミニアムに泊まれる。

この記事の目次

札幌から旭台へ

Domaine Bless(ドメーヌ・ブレス)は、北海道余市郡仁木町旭台にある、株式会社Domaine Blessのワイナリーです。代表の本間裕康さんは、就農前は札幌の病院で16年間、検査関係の仕事をしていました。公式サイトによれば、夫婦で国内外のワイナリーを訪ねるうちに栽培や醸造に惹かれ、果樹の産地として知られる仁木町への移住を決めたといいます。

北海道庁の「北海道のワイナリー」後志エリア(R8.2現在)では、2015年に妻の真紀さんとともに札幌から移住したと紹介されています。余市町のワイナリーで2年半の研修を受けるかたわら、仁木町旭台の耕作放棄地2.2haを取得して造成し、ヨーロッパ系ぶどうの栽培を始めました。2018年からの委託醸造を経て、2020年(令和2年)に自らの醸造所でのワイン造りを開始。2023年12月には、ワイナリー名を「ル・レーヴ・ワイナリー」からDomaine Blessに改めています。

余市川左岸の南向き斜面

畑があるのは余市川の左岸、南向きの斜面です。道庁資料に挙がる主な醸造品種は、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ドルンフェルダー、メルロー、シャルドネ、ピノ・グリ、トラミーナ、ピノ・ブラン。道庁資料は、この多彩な品種を混醸するワイン造りを特徴に挙げています。

混醸の『MUSUBI』と、余市の『Your Story』

公式サイトのラインナップでいちばん目を引くのは『MUSUBI』の名を持つ一群です。『MUSUBI 2024』はピノ・ノワール、ピノ・グリ、ムニエ、シャルドネ、トラミーナ、ピノ・ブラン、オーセロワ、メルロー、ドルンフェルダーの9品種で造る白で、生産本数は2,750本。黒ぶどうを含む構成からくるコクが紹介されています。『MUSUBI 十二単 2024』は、アロマティック品種などを加えた12品種を混醸したオレンジワインで、国内ではまだ珍しいコンクリートタンクで醸したと記されています(1,080本)。ほかに5品種を自然酵母で仕込み、和三盆で瓶内二次発酵させた『MUSUBI Sparkling 2022』(693本)、ステンレスで発酵させ古樽で約9か月寝かせた『MUSUBI Rosé 2022』(288本)も並びます。

赤は、ムニエとピノ・ノワールの『ENISHI 2024』(891本)、ドルンフェルダーとメルローの『MIYABI 2024』(1,763本)、ピノ・ノワールの『EMI 2023』、メルロー単一で樽熟成の『ITO 2024』。シャルドネ、ムニエ、ピノ・ノワールを約24か月熟成させてデゴルジュマンした泡『MIKOTO 2022』(388本)もあります。

もう一つの柱が『Your Story』シリーズで、こちらは余市の安芸農園のバッカスやケルナー、メルローを使います。遅摘みした貴腐ぶどうのケルナーから造るデザートワイン『Your Story Sweet 2021』(412本)も含まれます。価格は公式サイトのラインナップには掲載がありません。

訪ねる:土日のカフェ、ツアー、泊まる

訪問の窓口は、5月から9月の土・日だけ開くカフェです。公式サイトによると営業は11:00〜14:30で、ぶどう畑を眺めながらワインやコーヒーを楽しめます。メニューはケークサレ、キッシュ、タルティーヌ(各450円)、サンドイッチ(500円)など。ワインはグラス800円から、3種の飲み比べセットが1,500円です。10月から4月は冬季休業になります。

同じ期間の土・日15:00からは、約1時間のワイナリーツアーがあります。畑と醸造所を案内してもらい、4種(各40ml)を試飲して4,000円。運転する人はノンアルコールで2,500円です。定員は10名までで、予約制(電話・メール・SNS)。平日は畑作業にあてるため、見学や試飲は原則受けていません。

敷地にはコンドミニアムが2室あります。『MUSUBI』(52㎡・最大6名、1室50,000円〜)と『MIYABI』(24.84㎡・最大4名、1室22,000円〜)で、どちらも畑を望み、宿泊者専用のオープンテラス付き。5月〜9月中旬の15:00〜20:00には、宿泊者向けにガスグリルでのBBQ(前日までに予約、1日8,000円〜)も用意されています。

公式サイトには駅や駐車場の案内はありません。所在地は仁木町旭台303、電話は0135-31-3311です。営業期間や料金は2026年11月1日時点の公式サイトによるもので、変わることがあります。出かける前に公式サイトで確かめてください。

旭台のワイン・ツーリズム

本間さんは公式サイトで、旭台のワイン・ツーリズムを引っ張ってきたことへの誇りを語っています。同じ旭台の丘には、レストランとホテルを備えたNIKI Hills Wineryがあり、一方で仁木町東町のDomaine ICHIのように見学を受けない造り手もいます。夏の週末に畑の中で一杯を飲み、そのまま泊まれる小さな造り手として、Domaine Blessは仁木で過ごす一日の選択肢になります。北海道の産地の全体像は第68講 北海道完全編、訪問の心得は第51講 ワイナリー訪問で整理しています。

Domaine Bless(ドメーヌ・ブレス)のよくある質問

Domaine Blessはどんなワイナリー?
北海道仁木町旭台にある、株式会社Domaine Blessのワイナリーです。札幌の病院で16年間検査関係の仕事をしていた本間裕康さんが仁木町に移住し、旭台の耕作放棄地を南向きの畑に整えて、2020年から自社醸造を行っています。2023年12月に、ル・レーヴ・ワイナリーからDomaine Blessへ名前を変えました(北海道庁資料)。
カフェの営業日と時間は?
公式サイトによると、5月から9月の土・日、11:00〜14:30の営業です。10月から4月は冬季休業となります。ケークサレやキッシュ、タルティーヌ(各450円)、グラスワイン(800円〜)、3種の飲み比べセット(1,500円)などがあります(2026年11月1日時点)。
ワイナリー見学はできる?
カフェ営業期間の土・日15:00から、約1時間のワイナリーツアーがあります。畑と醸造所を案内してもらい、4種(各40ml)を試飲して4,000円。ドライバーはノンアルコールで2,500円です。予約制で、電話・メール・SNSで申し込みます。平日は畑作業のため、見学・試飲は原則受け付けていません。
泊まれる?
ぶどう畑を望むコンドミニアムが2室あります。MUSUBI(52㎡・最大6名、1室50,000円〜)とMIYABI(24.84㎡・最大4名、1室22,000円〜)で、宿泊者専用のオープンテラスもあります。5月〜9月中旬は宿泊者向けのBBQ(前日までに予約)も用意されています。
代表的なワインは?
自社畑の多品種を混ぜて造る『MUSUBI』シリーズ(白・スパークリング・ロゼ・オレンジの『MUSUBI 十二単』)、ムニエとピノ・ノワールの赤『ENISHI』、ドルンフェルダーとメルローの赤『MIYABI』などが公式サイトに並びます。余市の安芸農園のぶどうで造る『Your Story』シリーズもあります。
ワインはどこで買える?
ワイナリーに直売所はありません(北海道庁資料)。公式サイトからリンクされたオンラインショップのほか、道庁資料では購入方法を「全国酒販店」としています。カフェではグラスや飲み比べで味わえます。

同じ産地のワイナリー

最終更新: 2026-11-01 / 編集: Vinotier編集部