代表銘柄(アブルッツォのモンテプルチアーノ。1993年が初ヴィンテージ) ヨーリオは、1957年にマルケ州で創業したウマニ・ロンキが、隣のアブルッツォ州で造るモンテプルチアーノ・ダブルッツォです。モンテプルチアーノ100%を手摘みし、約半分を大樽、残りを3〜4回使ったバリックで約12か月熟成させます。名前は、アブルッツォ出身の詩人ガブリエーレ・ダンヌンツィオへのオマージュです。
- モンテプルチアーノ100%
- 大樽とバリックの熟成
- プラムとチェリー
- 肉料理に合わせやすい
この記事の目次
どんなワインか
ヨーリオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォは、イタリア中部マルケ州のウマニ・ロンキが、アドリア海をはさんで南に続くアブルッツォ州で造る赤ワインです。原語は「Jorio」で、国内では「ヨリオ」の表記でも並びます。公式によると初ヴィンテージは1993年。名前は、アブルッツォ出身の20世紀の詩人ガブリエーレ・ダンヌンツィオへのオマージュとして付けられました。週末の夜、ミートソースのパスタや骨付きの肉と合わせてボトルで開けたい一本です。
ウマニ・ロンキは1957年、ジーノ・ウマニ・ロンキがヴェルディッキオ・クラシコの産地クプラモンターナに小さな農園を開いたのが始まりです。1968年にロベルト・ビアンキと娘婿のマッシモ・ベルネッティが引き継ぎ、1990年からはマッシモの息子ミケーレ・ベルネッティが加わって、父とともに家族経営を続けています。公式は、マルケからアブルッツォにかけての畑を有機栽培で手がけていると説明しています。
造りと味わい
品種はモンテプルチアーノ100%で、ぶどうはアブルッツォ州のいくつかの村の畑から集めます。公式は、畑の剪定に特に手をかけていると説明しています。収穫は9月末から10月半ばにかけての手摘みです。
蔵ではぶどうを除梗して軽く破砕し、ステンレスタンクで26〜28℃に保ちながら10〜12日間醸します。アルコール発酵のあとにマロラクティック発酵を行い、熟成に入ります。約半分は5,000〜8,000Lのオーク大樽で、残りは3〜4回目の使用となるバリックで、約12か月寝かせます。新樽に頼らず、大樽と使い込んだ小樽を組み合わせる造りです。合わせたあとは瓶でさらに数か月休ませてから出荷されます。
公式は、色は深いルビー、香りにプラムや赤いチェリーを思わせる果実があり、口に含むとタンニンがはっきりとして澄んでいると説明しています。
合う料理と飲み方
公式が挙げる料理は、肉のソースのパスタ、白身肉と赤身肉のロースト、鶏やウサギの猟師風煮込み、肉のミックスグリルです。家庭なら、トマトソースのパスタ、ハンバーグ、焼肉などに合わせやすいでしょう。温度は18℃が公式の目安です。
同じアブルッツォのモンテプルチアーノでは、ファンティーニ モンテプルチアーノ・ダブルッツォも紹介しています。イタリアの産地全体は第7講 イタリア完全編でまとめています。
ヨーリオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ヨーリオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォの
ヨーリオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォのワイン情報
| 名称 | ヨーリオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォJorio Montepulciano d'Abruzzo |
| 生産者 | ウマニ・ロンキ |
| 位置づけ | 代表銘柄(アブルッツォのモンテプルチアーノ。1993年が初ヴィンテージ) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | イタリア/アブルッツォ |
| 原産地呼称 | DOCモンテプルチアーノ・ダブルッツォ |
| 主な品種 | モンテプルチアーノ |
| 畑 | アブルッツォ州の複数の村の畑。剪定に特に手をかけている(公式) |
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| 初ヴィンテージと名前 | 1993年。名前はアブルッツォ出身の20世紀の詩人ガブリエーレ・ダンヌンツィオへのオマージュ(公式) |
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| 収穫と醸造 | 9月末〜10月半ばに手摘み。除梗して軽く破砕し、ステンレスタンクで26〜28℃、10〜12日の醸し。アルコール発酵のあとにマロラクティック発酵(公式) |
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| 熟成 | 約50%を5,000〜8,000Lのオーク大樽、残りを3〜4回目の使用のバリックで約12か月。合わせてから数か月の瓶熟成(公式) |
| 飲み頃の温度 | 18℃(公式) |
| グラス | 大ぶりの赤ワイン用グラス |
| 飲み頃の目安 | 買ってすぐ楽しめる。公式に熟成期間の目安の記載はない |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
ヨーリオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォのよくある質問
「ヨーリオ」と「ヨリオ」は同じワインですか?
同じワインです。原語は「Jorio」で、国内の販売店では「ヨーリオ」と書かれることが多く、「ヨリオ」の表記も見られます。造り手はマルケ州のウマニ・ロンキで、アブルッツォ州のモンテプルチアーノから造る赤です。
どんな料理に合いますか?
公式は、肉のソースのパスタ、白身肉と赤身肉のロースト、鶏やウサギの猟師風煮込み、肉のミックスグリルを挙げています。ミートソースのパスタや焼肉、ハンバーグなど、しっかりした味つけの肉料理に合わせやすい一本です。
出典・確認日
4件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-03 / 編集: Vinotier編集部