代表銘柄(ネプリカ・シリーズのプリミティーヴォ) トルマレスカ ネプリカ プリミティーヴォは、アンティノリ家が1998年に南イタリアのプーリアで始めたトルマレスカが造る赤です。品種はプリミティーヴォ。樽を使わず、ステンレスタンクで発酵と約8か月の熟成を行い、果実の素直な表情を残します。
- プリミティーヴォ
- 黒いさくらんぼと赤い果実
- ステンレスタンク熟成
- しなやか
この記事の目次
どんなワインか
ネプリカ プリミティーヴォは、フィレンツェの名門アンティノリ家が南イタリアのプーリアで営むトルマレスカの赤です。公式によると、1990年代半ばにピエロ・アンティノリがプーリアを訪れ、この土地の可能性を見いだしたことが始まりで、1998年からトルマレスカの名でワイン造りを続けています。生産者は、プーリアを個性のはっきりした上質なワインを生む、イタリアでも有望な産地のひとつと位置づけています。
公式サイトはこのワインを、待ち望まれていた「トルマレスカのプリミティーヴォへの入口」と紹介しています。平日の夜、ミートソースのパスタや焼いた肉に合わせてボトルで開けたい、南の太陽を感じさせる一本です。
造りと味わい
品種はプーリアを代表する黒ぶどう、プリミティーヴォです。カリフォルニアのジンファンデルと同じ品種とされ、よく熟した果実味が持ち味と評されることの多いぶどうです。
2025年の技術資料によると、ぶどうは除梗・破砕してステンレスタンクに移し、約26℃に保って8〜10日かけて発酵させます。マロラクティック発酵は冬の初めまでに終え、そのままステンレスタンクで約8か月熟成させます。ワインのページでは、瓶詰め後にさらに約4か月寝かせるとしています。樽を使わない造りなので、果実の香りがまっすぐに出る傾向があります。アルコールは14.5%です。
技術資料は、紫がかった濃いルビー色に、黒いさくらんぼやブラックベリー、ラズベリーの香りが主役となり、甘草のスパイスがほどよく溶け込むと説明しています。口当たりはしなやかで、爽やかさと塩味に支えられ、果実味のある後味で終わるとしています。
合う料理と飲み方
公式に料理の記載はありませんが、果実味が主役の赤なので、トマトソースのパスタ、ハンバーグ、豚の肩ロースのグリルなど、日々の肉料理と合わせやすい一本です。温度は16〜18℃ほどが目安です。日本ではエノテカが輸入し、販売店では希望小売価格1,980円(税込)と表示されています。
同じアンティノリ家のトスカーナの赤はアンティノリ ペポリ キャンティ・クラシコ、品種はジンファンデル(プリミティーヴォ)、プーリアを含む南の産地は第46講 南イタリア完全編で紹介しています。
トルマレスカ ネプリカ プリミティーヴォの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
トルマレスカ ネプリカ プリミティーヴォの
トルマレスカ ネプリカ プリミティーヴォのワイン情報
| 名称 | トルマレスカ ネプリカ プリミティーヴォTormaresca Nèprica Primitivo |
| 生産者 | トルマレスカ(アンティノリ家のプーリアのワイナリー) |
| 位置づけ | 代表銘柄(ネプリカ・シリーズのプリミティーヴォ) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | イタリア/プーリア |
| 原産地呼称 | プーリアIGT |
| 主な品種 | プリミティーヴォ |
| 農園 | サン・ピエトロ・ヴェルノティコのマッセリア・マイメと、フラガニャーノのテヌータ・カッルーボ。マッセリア・マイメの醸造所は2009年から稼働(公式) |
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| 醸造と熟成 | 除梗・破砕のあとステンレスタンクで8〜10日、約26℃で発酵。マロラクティック発酵は冬の初めまでに終え、ステンレスタンクで約8か月熟成(公式技術資料・2025年)。ワインのページは瓶でさらに約4か月としている |
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| アルコール度数 | 2025年は14.5%(公式技術資料) |
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| 輸入元 | エノテカ株式会社(希望小売価格1,980円・税込、販売店の表示による) |
| 飲み頃の温度 | 16〜18℃(赤の一般的な目安) |
| グラス | 中ぶりの赤ワイン用グラス |
| 飲み頃の目安 | 買ってすぐに楽しめる。公式に熟成期間の目安の記載はない |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
トルマレスカ ネプリカ プリミティーヴォのよくある質問
どんな味わいですか?
生産者の技術資料は、紫がかった濃いルビー色で、黒いさくらんぼやブラックベリー、ラズベリーといった赤い果実の香りが主役になり、甘草のスパイスが控えめに重なると説明しています。口当たりはしなやかで、爽やかさと塩味に支えられ、果実味のある後味で終わるとしています。
アンティノリとはどういう関係ですか?
トルマレスカは、フィレンツェのアンティノリ家が1998年に南イタリアのプーリアで始めたワイナリーです。公式によると、1990年代半ばにピエロ・アンティノリがプーリアを訪れて産地の可能性を見いだしたことが始まりで、いまはサン・ピエトロ・ヴェルノティコのマッセリア・マイメと、フラガニャーノのテヌータ・カッルーボを持っています。
出典・確認日
6件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-03 / 編集: Vinotier編集部