代表銘柄(自社畑のカベルネ・ソーヴィニヨン) スポッツウッド エステート カベルネ・ソーヴィニヨンは、ナパ・ヴァレーのセント・ヘレナの町の西端にある自社畑だけから造る赤です。1972年にこの地へ移ったメアリー・ノヴァクが1982年に最初の一本を造り、今は娘のベスとリンディの姉妹が受け継いでいます。畑は1985年から有機で栽培され、ワインはオーク樽で20か月熟成させます。
- カベルネ主体のブレンド
- 有機・ビオディナミの畑
- 酸と骨格
- フルボディ
この記事の目次
どんなワインか
スポッツウッド エステート カベルネ・ソーヴィニヨンは、カリフォルニア・ナパ・ヴァレーのセント・ヘレナにあるスポッツウッド・エステートが、自社の畑のぶどうだけで造る赤ワインです。公式によると、この地所が開かれたのは1882年。1972年にノヴァク家が移り住み、その10年後の1982年に、創業者のメアリー・ノヴァクが最初のエステート カベルネ・ソーヴィニヨンを造りました。
いまは2代目の姉妹、ベス・ノヴァク・ミリケンとリンディ・ノヴァクが地所を受け継いでいます。公式は、ぶどう栽培とワイン造りは切り離せないものだとし、区画ごとに目を配る栽培が、ワインの安定した品質と個性につながっていると説明しています。
畑と造り
畑はセント・ヘレナの町の西端にあり、サルファー・クリークが運んだ扇状地の、沖積の粘土質ロームの土壌です。公式は、水はけのよさと、スプリング・マウンテンとマヤカマス山地のあいだを抜ける海からの涼しい風が、ぶどうを均一に熟させると説明しています。植わっているのは主にカベルネ・ソーヴィニヨンで、カベルネ・フランとプティ・ヴェルド、ソーヴィニヨン・ブランの小さな区画があります。
栽培は1985年から有機で、1992年にCCOFの有機認証を受けました。現在は有機に加えて、ビオディナミとリジェネラティブ・オーガニックの認証も受けています。2023年ヴィンテージは、カベルネ・ソーヴィニヨン89%にカベルネ・フランとプティ・ヴェルドを合わせ、主にフランス産のオーク樽で20か月(新樽60%)熟成させました。アルコール度数は13.5%です。
公式は2023年ヴィンテージを、摘みたてのブラックベリーや濃い赤い果実の香りにアニスやクリーム、軽いココアの気配があり、骨格がありながら甘やかなタンニンと、みずみずしく長い余韻をもつワインと紹介しています。
飲み頃と楽しみ方
公式は2018年ヴィンテージについて、フレッシュさとエレガンスと力強さを備え、この先何年にもわたって報いてくれるワインだと述べています。大ぶりのボルドー型グラスで、時間をかけて開かせるのがよいでしょう。カリフォルニアの産地全体は第12講 カリフォルニア完全編、主体となる品種は品種:カベルネ・ソーヴィニヨンで紹介しています。
※品種の比率・熟成・価格はヴィンテージや時期により変わります。最新の情報は生産者の公式サイトでご確認ください。
スポッツウッド エステート カベルネ・ソーヴィニヨンの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
スポッツウッド エステート カベルネ・ソーヴィニヨンの
ヴィンテージ
| 2023 | 公式によると、干ばつのあとの冬の雨で土が潤い、芽吹きと開花が遅れた涼しい年。ヴェレゾン(色づき)は例年より3〜4週間遅い8月9日に始まり、収穫は9月9日〜10月24日。カベルネ・ソーヴィニヨン89%、カベルネ・フラン8%、プティ・ヴェルド3%。アルコール度数13.5%。2026年9月1日リリース。 |
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| 2022 | 公式の収穫報告によると、3年続いた干ばつでボルドー品種の収量が最大30%減った年。9月4日から10日間、100°F(約38℃)を超える熱波があったが、その後の涼しさと雨を経て小分けに収穫し、9月23日に最後のぶどうが届いた。 |
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| 2018 | 公式の資料によると、カベルネ・ソーヴィニヨン86%、カベルネ・フラン9%、プティ・ヴェルド5%。20か月熟成(新樽65%、フランス産93%・ハンガリー産7%)。2021年9月1日リリース。 |
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スポッツウッド エステート カベルネ・ソーヴィニヨンの
ワイン情報
| 名称 | スポッツウッド エステート カベルネ・ソーヴィニヨンSpottswoode Estate Cabernet Sauvignon, St. Helena, Napa Valley |
| 生産者 | スポッツウッド・エステート・ヴィンヤード&ワイナリー(ノヴァク家) |
| 位置づけ | 代表銘柄(自社畑のカベルネ・ソーヴィニヨン) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | アメリカ/カリフォルニア/ナパ・ヴァレー(セント・ヘレナ) |
| 原産地呼称 | セント・ヘレナ(ナパ・ヴァレー) |
| 主な品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド |
| エステート | 1882年に開かれた畑。1972年からノヴァク家が所有し、創業者メアリー・ノヴァクが1982年に最初のエステート カベルネ・ソーヴィニヨンを造った。今は2代目の姉妹ベス・ノヴァク・ミリケンとリンディ・ノヴァクが運営(公式) |
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| 畑 | セント・ヘレナの西端。サルファー・クリークの扇状地の沖積の粘土質ローム土壌で、スプリング・マウンテンとマヤカマス山地のあいだを抜ける海からの涼しい風が均一な成熟を助ける(公式) |
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| 畑の広さ | 現在の公式ページは45エーカー(約18ha)。2018年ヴィンテージの資料は42エーカーと記載 |
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| 栽培 | 1985年から有機栽培。1992年にCCOFの有機認証。現在は有機・ビオディナミ・リジェネラティブ・オーガニックの認証を受けている(公式) |
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| 熟成 | 2023年ヴィンテージは20か月、新樽60%。フランス産オーク樽92%・その他のオーク樽8%(公式) |
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| 醸造責任者 | アーロン・ワインカウフ(2022年ヴィンテージの公式の収穫報告) |
| 飲み頃の温度 | 16〜18℃前後(フルボディの赤の一般的な目安) |
| グラス | ボルドー型の大ぶりなグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式は2018年ヴィンテージについて「この先何年にもわたって報いてくれる」ワインと説明している。具体的な飲み頃の年は示していない |
| 価格帯の目安 | 3〜10万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
「リンデンハースト」とは違うワインですか?
違うワインです。スポッツウッドの公式サイトでは、エステート カベルネ・ソーヴィニヨンとは別に「リンデンハースト カベルネ・ソーヴィニヨン」を紹介しています。このページで紹介しているのは、1982年から自社畑のぶどうで造られているエステート カベルネ・ソーヴィニヨンです。
品種の比率は毎年同じですか?
いいえ。公式の資料では、2023年はカベルネ・ソーヴィニヨン89%・カベルネ・フラン8%・プティ・ヴェルド3%、2018年は86%・9%・5%で、主体がカベルネ・ソーヴィニヨンである点は同じですが、比率は年によって変わります。樽の新樽比率も、2023年は60%、2018年は65%でした。
出典・確認日
5件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-26 / 編集: Vinotier編集部