代表銘柄(グラン・レセルバ) プラド・エネアは、1932年創業のボデガス・ムガが造るグラン・レセルバです。標高550〜700メートルの遅く熟す畑のぶどうを毎年いちばん最後に収穫し、オーク樽で36か月以上、瓶でさらに36か月以上寝かせてから出荷します。公式は「時代を超えたグラン・レセルバ」と呼んでいます。
- 長い樽と瓶の熟成
- 高地の畑
- オークの木桶発酵
- 伝統的なリオハ
この記事の目次
どんなワインか
プラド・エネアは、リオハ・アルタの町ハロのボデガス・ムガが造る、グラン・レセルバの赤です。ムガは1932年にイサーク・ムガとアウロラ・カニョが創業し、いまも3世代の家族で営む造り手。醸造所は、ハロの駅前地区(バリオ・デ・ラ・エスタシオン)にある築200年の館です。ムガは発酵から熟成までオークにこだわり、自社の樽工房に3人の樽職人を抱えるスペインで唯一の醸造所だと公式は説明しています。
公式はプラド・エネアを「時代を超えたグラン・レセルバ」と呼び、いま楽しめる一方で、大きな熟成の力をもつワインとしています。
畑と造り
2019年ヴィンテージの資料によると、ぶどうはリオハ・アルタ北西部のサハサラ、セロリゴ、フォンサレチェなどの区画から。標高550〜700メートル、粘土石灰質と沖積土の畑で、昼夜の寒暖差と水はけのよさが、新鮮で釣り合いのとれたぶどうを生むとしています。品種はテンプラニーリョ、ガルナッチャ・ティンタ、マスエロです。
プラド・エネアのぶどうは、高地のいちばん遅く熟す畑から来るため、毎年最後に収穫されます。手摘みのあと、畑と醸造所の光学式選果台で2度選び、オークの木桶で発酵。穏やかなルモンタージュで14〜16日醸します。そのあとオーク樽で36か月以上。樽は主にフランス産で、複雑さのために少しアメリカ産を混ぜます。瓶詰めの前には新鮮な卵白で澄ませ、さらに瓶で36か月以上寝かせます。
飲み頃と楽しみ方
公式は2019年について、熟した黒と赤の果実にクローヴやシナモン、長い樽熟成による杉やカカオの香りを挙げ、絹のような口当たりに中くらいの厚み、生き生きした酸、よく溶け込んだタンニンと説明しています。合わせる料理は、赤身の肉やジビエなどの伝統的なロースト、熟成したチーズ。週末の夜、ゆっくり火を入れた肉と一緒に開けたい一本です。同じハロ駅前のラ・リオハ・アルタ 890と並べると、老舗それぞれの熟成の考え方が見えてきます。
※醸造・熟成の数字は公式サイトの2019年ヴィンテージの資料によるもので、年により変わります。品種の比率、生産量、初ヴィンテージ、名前の由来は公式で確認できなかったため載せていません。
ムガ プラド・エネア グラン・レセルバの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ムガ プラド・エネア グラン・レセルバの
ヴィンテージ
| 2019 | 公式によると「素晴らしい」と評価された年。穏やかに暖かく乾いた気候と涼しい夜で、ゆっくり熟した。公式は熟した黒と赤の果実、クローヴやシナモン、杉、カカオの香り、絹のような口当たり、生き生きした酸、溶け込んだタンニンを挙げ、熟成の力が大きいとしている。 |
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ムガ プラド・エネア グラン・レセルバの
ムガ プラド・エネア グラン・レセルバのワイン情報
| 名称 | ムガ プラド・エネア グラン・レセルバBodegas Muga Prado Enea Gran Reserva |
| 生産者 | ボデガス・ムガ |
| 位置づけ | 代表銘柄(グラン・レセルバ) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | スペイン/ラ・リオハ/リオハ・アルタ(ハロ) |
| 原産地呼称 | DOCaリオハ |
| 格付け | グラン・レセルバ |
| 主な品種 | テンプラニーリョ、ガルナッチャ、マスエロ |
| 畑 | リオハ・アルタ北西部のサハサラ、セロリゴ、フォンサレチェなどの区画。標高550〜700m、粘土石灰質と沖積土(公式) |
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| 収穫 | 高地のいちばん遅く熟す畑から、毎年最後に収穫。手摘みで、畑と醸造所(光学式選果台)の2回選果(公式) |
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| 醸造 | オークの木桶でアルコール発酵、穏やかなルモンタージュ、醸しは14〜16日(公式・2019年ヴィンテージ) |
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| 熟成 | オーク樽で36か月以上(主にフランス産、少量のアメリカ産)。瓶詰め前に新鮮な卵白で清澄し、瓶で36か月以上(公式・2019年ヴィンテージ) |
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| 造り手 | 1932年にイサーク・ムガとアウロラ・カニョが創業し、3世代で営む。醸造所はハロの駅前地区(バリオ・デ・ラ・エスタシオン)の築200年の館。自社の樽工房に3人の樽職人を抱える(公式) |
| 飲み頃の温度 | 16〜18℃前後(熟成したリオハの赤の一般的な目安) |
| グラス | ボルドー型など大ぶりなグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式は2019年について、いま楽しめ、熟成の力も大きいと説明している。具体的な年は示していない |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
ムガ プラド・エネア グラン・レセルバのよくある質問
「グラン・レセルバ」とは何ですか?
リオハで、長い樽熟成と瓶熟成を経てから出荷される赤に使われる熟成の区分です。プラド・エネアの場合、2019年ヴィンテージの公式資料では、オーク樽で36か月以上、瓶で36か月以上と、合わせて6年以上をかけてから出荷されています。
毎年造られていますか?
公式サイトの現在のページは2019年ヴィンテージを紹介していますが、造る年と造らない年については書かれていません。このページでは断定しません。
出典・確認日
3件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-02 / 編集: Vinotier編集部