ガルナッチャ100%の代表銘柄 トレス・ピコスは、スペイン北東部アラゴンのボデガス・ボルサオが、樹齢35〜60年のガルナッチャだけで造る赤です。標高600〜700mの山の畑のぶどうを使い、新しいフレンチオークの樽で5か月熟成させます。アルコール度数15%の厚みのある一本で、公式は米料理やパスタ、炭火で焼いた肉に合わせるよう勧めています。
- ガルナッチャ100%
- 古木
- 熟した赤い果実
- 甘やかなタンニン
この記事の目次
どんなワインか
ボルサオ トレス・ピコスは、スペイン北東部アラゴン州のカンポ・デ・ボルハで、ボデガス・ボルサオがガルナッチャだけで造る赤です。造り手の代表銘柄で、国内でも酒販店や通販で広く扱われています。炭火で焼いた肉や、鍋ごと出すパエリアを囲む週末の夜に開けたい一本です。
ボルサオの始まりは、1958年に創設された協同組合「コオペラティバ・デ・ボルハ」です。公式によると、長くバルクワインが中心でしたが、1981年に初めて瓶詰めのワインを売り出し、その10年ほど後に輸出を始めました。ガルナッチャの評価が低く、多くの農家が畑を抜いていた時代にも、地元ではこの品種を守る動きが生まれたと説明しています。2001年にはポスエロ・デ・アラゴンとタベンカの協同組合が加わり、2019年に新しい醸造所が完成しました。現在の畑は2,100ヘクタールで、DOカンポ・デ・ボルハの畑の36%にあたります。
畑と造り
トレス・ピコスのぶどうは、樹齢35〜60年の山の畑から集めます。標高は600〜700mで、土は粘土石灰質に石が多く混じり、シルトも含みます。公式によると、DOカンポ・デ・ボルハ全体でも畑の約6割が樹齢30〜50年で、古い樹が多い産地です。
醸造はステンレスタンクで、25〜30℃に温度を管理して発酵させます。果皮との浸漬は合わせて20〜25日と長めです。そのあと新しいフレンチオークのボルドー型の樽で5か月熟成させます。アルコール度数は15%です。
合う料理と飲み方
公式は、紫がかった深いチェリーレッドの色に、熟した赤い果実と花の香り、口ではブラックベリーやプラム、革、バニラの風味と甘やかなタンニンがあると説明しています。合わせる料理には米料理、パスタ、炭火で焼いた肉を挙げています。パエリアや焼肉と合わせる楽しみ方があります。温度は17℃が公式の目安です。
スペインの産地は第14講 スペイン完全編、品種はグルナッシュ(ガルナッチャ)で紹介しています。
ボルサオ トレス・ピコス ガルナッチャの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ボルサオ トレス・ピコス ガルナッチャの
ワイン情報
| 名称 | ボルサオ トレス・ピコス ガルナッチャBorsao Tres Picos |
| 生産者 | ボデガス・ボルサオ |
| 位置づけ | ガルナッチャ100%の代表銘柄 |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | スペイン/アラゴン/カンポ・デ・ボルハ |
| 原産地呼称 | DOカンポ・デ・ボルハ |
| 主な品種 | ガルナッチャ |
| 畑の規模 | 2,100ヘクタール。DOカンポ・デ・ボルハの畑の面積の36%を占める(公式) |
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| 畑 | 樹齢35〜60年の山の畑。標高600〜700m。粘土石灰質で石が多く、シルトも混じる土(公式) |
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| 造り | ステンレスタンクで25〜30℃に温度を管理して発酵。果皮との浸漬は合わせて20〜25日。新しいフレンチオークのボルドー型の樽で5か月熟成(公式) |
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| アルコール度数 | 15%。750ml(公式) |
| 飲み頃の温度 | 17℃(公式の目安) |
| グラス | 赤ワイン用の大きめのグラス |
| 飲み頃の目安 | 買ってすぐ楽しめる。公式に熟成期間の記載はない |
| 価格帯の目安 | 3,000〜1万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
ガルナッチャとグルナッシュは同じ品種ですか?
同じ品種です。スペインではガルナッチャ、フランスではグルナッシュと呼ばれます。ボデガス・ボルサオのあるカンポ・デ・ボルハは、公式によると約7,500ヘクタールの畑のうち5,000ヘクタールがガルナッチャという、ガルナッチャが中心の産地です。
どんな料理に合わせればよいですか?
公式は米料理、パスタ、炭火で焼いた肉を挙げています。アルコール度数15%の厚みがあるので、パエリアや焼肉など味のしっかりした料理と合わせやすいとされます。温度は17℃が公式の目安です。
出典・確認日
4件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-31 / 編集: Vinotier編集部