グラン・ヴァン コンタドールは、リオハのサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラでベンハミン・ロメオが興したボデガ・コンタドールの最上の赤です。最初のヴィンテージは1999年。株仕立ての畑から収量を抑え、オークの木桶で発酵、フランス産の新樽100%で18〜20か月熟成させます。生産は年に6千本前後です。
この記事の目次
どんなワインか
コンタドールは、リオハ・アルタのサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラにあるボデガ・コンタドールの最上の赤ワインです。公式の沿革によると、ベンハミン・ロメオは1995年に町の城の下にある古い洞窟を買い、翌1996年にそこで最初のワイン「ラ・クエバ・デル・コンタドール」を造りながら畑を買い始めました。コンタドールの最初のヴィンテージは1999年です。
2000年に自分の仕事に専念することを決め、2001年からは両親の家のガレージを改装して醸造しました。新しいボデガは建築家エクトル・エレーラと設計し、2008年6月21日、夏至の日に開いています。3層のテラス状の建物で、ぶどうとワインを重力で動かせる造りです。公式はコンタドールを「この土地の最高の表現」と紹介しています。
畑と造り
公式の技術資料によると、ぶどうはサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラを中心に、年によりブリオネス、アバロス、ラバスティダの区画から選びます。2015年はエル・バルダージョ、エル・ボンボン、ラ・ラドなど15区画でした。どの畑も株仕立てで灌漑をせず、グリーンハーベストで房を減らし、2014・2015年の収量は1株あたり0.3キロです。品種はテンプラニーリョが中心で、2014・2015年は100%、2011・2012年はグラシアーノとマスエロを少し加えています。
除梗したぶどうを破砕せずにオークの木桶で発酵させ、フランス産オークの新樽100%で18〜20か月熟成させます。清澄、低温安定化、ろ過はしません。2012年の資料は、天候とぶどうの熟し具合から毎年畑を選び直し、酸とアルコールとタンニンの釣り合いを最も重んじると説明しています。生産量は2015年で6,500本です。
飲み頃と楽しみ方
公式は飲み頃の目安を示していません。新樽の比率が高く凝縮したタイプとされるため、若い年は時間をかけるのが一般的です。長い樽熟成を重んじる伝統的なラ・リオハ・アルタの890と比べると、同じリオハ・アルタの中の考え方の違いがよく分かります。産地の全体像は銘醸図鑑:リオハで学べます。
※品種構成や熟成の方法はヴィンテージによって異なります。公式サイトで技術資料が公開されているのは2015年までです。最新の情報は生産者の公式サイトでご確認ください。
コンタドール(ベンハミン・ロメオ)の
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
コンタドール(ベンハミン・ロメオ)の
ヴィンテージ
| 2015 | テンプラニーリョ100%。サン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラとブリオネスの15区画。9月14日〜10月1日に収穫。フランス産新樽で20か月。6,500本、2017年9月発売。 |
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| 2014 | テンプラニーリョ100%。12区画から9月28日〜10月12日に収穫。フランス産新樽で19か月。5,900本、2016年9月発売。 |
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| 2011 | テンプラニーリョ94%・グラシアーノ3%・マスエロ3%。公式は、暑い年で干ばつに耐えた畑を選んだとしている。9月29日〜10月8日に収穫。フランス産新樽で18か月。5,700本。 |
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コンタドール(ベンハミン・ロメオ)の
ワイン情報
| 名称 | コンタドール(ベンハミン・ロメオ)Contador (Bodega Contador / Benjamín Romeo) |
| 生産者 | ボデガ・コンタドール(ベンハミン・ロメオ) |
| 位置づけ | グラン・ヴァン |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | スペイン/ラ・リオハ/リオハ・アルタ(サン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ) |
| 原産地呼称 | DOCaリオハ |
| 主な品種 | テンプラニーリョ、グラシアーノ、マスエロ |
| 最初のヴィンテージ | 1999年。公式の技術資料の過去ヴィンテージ一覧に2006年と2013年は含まれない(公式) |
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| 畑 | サン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラを中心に、年によりブリオネス、アバロス、ラバスティダの区画。2015年は15区画。株仕立て、灌漑なし、グリーンハーベストを行う。1株あたり0.3kg(2014・2015年)(公式) |
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| 醸造と熟成 | 除梗し、破砕はしない。オークの木桶で発酵。フランス産オークの新樽100%で18〜20か月。清澄・低温安定化・ろ過はしない(公式) |
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| 生産量 | 2015年6,500本、2014年・2012年5,900本、2011年5,700本(公式) |
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| 発売 | 収穫の約2年後の9月。2015年は2017年9月(公式) |
| 飲み頃の温度 | 16〜18℃前後(一般的なフルボディの赤の目安) |
| グラス | ボルドー型の大ぶりなグラス |
| 飲み頃の目安 | 長期熟成型とされ、若いヴィンテージは寝かせるかデキャンタで空気に触れさせるのが一般的な目安(生産者の公式な案内は確認できず) |
| 価格帯の目安 | 3〜10万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
ボデガ・コンタドールにはどんな銘柄がありますか?
公式の銘柄一覧には、コンタドールのほか、ラ・クエバ・デル・コンタドール、プレディカドール(赤・白)、ア・ミ・マネラ、ケ・ボニート・カカレアバが並んでいます。公式はコンタドールを「この土地の最高の表現」と紹介し、技術資料では「私たちの最も象徴的なワイン」と書いています。
「コンタドール」の名前とボデガの成り立ちは?
公式の沿革によると、ベンハミン・ロメオは1995年にサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラの城の下にある古い洞窟を買い、1996年に最初のワイン「ラ・クエバ・デル・コンタドール」を造りました。コンタドールの最初のヴィンテージは1999年。2001年からは両親の家のガレージで造り、2008年6月21日に町のふもとに現在のボデガを開きました。
出典・確認日
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-22 / 編集: Vinotier編集部