単一畑 クリュッグ クロ・ダンボネは、アンボネ村の中心にある1766年から石垣に囲まれた0.68ヘクタールの畑のピノ・ノワールだけを、単一年で仕込むシャンパーニュです。公式は「最も希少なクリュッグ」と紹介しています。1994年に畑を取得し、1995年の収穫で最初の一本を造り、12年後の2007年に初めて発表しました。
- 単一畑
- ピノ・ノワール
- 強さと深み
- 最も希少
- ブラン・ド・ノワール
この記事の目次
どんなワインか
クリュッグ クロ・ダンボネは、グランド・キュヴェで知られるクリュッグが、一つの畑・一つの品種・一つの年だけで造るシャンパーニュです。品種はピノ・ノワールだけで、公式は「一区画のピノ・ノワールの強さ」と表現し、「最も希少なクリュッグ」と紹介しています。
アンボネ村は質の高いピノ・ノワールで知られ、クリュッグにとっては創業のころから主要なぶどうの産地でした。シャルドネの単一畑クロ・デュ・メニルと対になる存在で、二つを並べるとメゾンの「ソリスト(独奏者)」としての表現がそろいます。
畑と造り
5代目のレミとアンリのクリュッグ兄弟は、クロ・デュ・メニルでル・メニル・シュル・オジェのシャルドネをたたえたように、アンボネのピノ・ノワールをたたえる一本を造りたいと考えました。ふさわしい区画を探し続けて7年、1991年に見つけたのが、モンターニュ・ド・ランスの南東斜面、村はずれにあるこの畑です。広さはわずか0.68ヘクタールで、クロ・デュ・メニルの約3分の1。1766年から石垣で守られてきました。
一家は1994年に畑を取得し、剪定から手を入れ直しました。1995年の収穫で最初のクロ・ダンボネを造り、12年後の2007年に初めて世に出しています。セラーマスターのジュリー・カヴィルは、1991年から2007年まで、この畑はクリュッグ家とメゾンの一部の人だけが知る秘密だったと語っています。これまでのヴィンテージは1995年から2008年までの7つです。2008年には、メゾン初の「ロゼ・ド・ノワール」も同じ畑から造られました。
飲み頃と楽しみ方
公式は9〜12℃での提供と、同じ温度での保管を勧めています。冷やしすぎると香りと味わいの広がりが抑えられるためです。2008年については、スパイスを使った仔羊のタジンやグリルしたタコ、ムール貝のマリニエールなど、味のしっかりした料理との相性を挙げています。
※生産量、熟成年数、ドザージュは公式に公表されていないため記載していません。畑の格付けも公式のページでは確認できませんでした。価格は時期やヴィンテージにより大きく変わります。
クリュッグ クロ・ダンボネの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
クリュッグ クロ・ダンボネの
ヴィンテージ
| 2008 | この畑から生まれた7番目のシャンパーニュ。穏やかな年に生まれ、公式は優美さ、深み、美しい骨格をもつと説明 |
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| 2006 | 6番目のシャンパーニュ。気まぐれな天候の年で、公式は際立つ繊細さをもつと紹介 |
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クリュッグ クロ・ダンボネの
ワイン情報
| 名称 | クリュッグ クロ・ダンボネKrug Clos d'Ambonnay |
| 生産者 | クリュッグ |
| 位置づけ | 単一畑 |
| 種類 | スパークリング |
| 国・地域 | フランス/シャンパーニュ/モンターニュ・ド・ランス(アンボネ) |
| 原産地呼称 | AOCシャンパーニュ |
| 主な品種 | ピノ・ノワール |
| 畑 | アンボネ村の中心、モンターニュ・ド・ランスの南東斜面の村はずれにある0.68ha(クロ・デュ・メニルの約3分の1)。1766年から石垣で守られている(公式) |
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| 品種と年 | ピノ・ノワールのみ、単一年の収穫のみ(公式) |
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| 始まり | 5代目のレミとアンリのクリュッグ兄弟が7年探し、1991年にこの畑を見いだす。1994年に取得(公式) |
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| 初ヴィンテージ | 1995年の収穫。12年後の2007年に初めて発表(公式) |
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| これまでの年 | 1995・1996・1998・2000・2002・2006・2008年の7つ(公式) |
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| 2008年のロゼ | 2008年はブラン・ド・ノワールに加え、メゾン初の「ロゼ・ド・ノワール」クロ・ダンボネ ロゼ 2008も造られた(公式) |
| 飲み頃の温度 | 9〜12℃(公式。保管も同じ温度帯を推奨) |
| グラス | 公式はリーデルと共同開発した「ジョゼフ」グラスを紹介。白ワイン用の大ぶりなグラスでも |
| 飲み頃の目安 | 公式は、すべてのクリュッグは時とともに複雑さと深みを増すとしている |
| 価格帯の目安 | 10万円〜 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
クロ・デュ・メニルとはどう違いますか?
どちらもクリュッグが一つの石垣の畑・一つの品種・一つの年だけで造るシャンパーニュです。クロ・デュ・メニルはル・メニル・シュル・オジェ村の1.84ヘクタールのシャルドネ、クロ・ダンボネはアンボネ村の0.68ヘクタールのピノ・ノワールです。公式によると、クロ・ダンボネはクロ・デュ・メニルがシャルドネをたたえたのと同じように、アンボネのピノ・ノワールをたたえるために生まれました。
これまでに何回造られましたか?
公式のページには1995、1996、1998、2000、2002、2006、2008年の7つのヴィンテージが載っています。最新の2008年は「この畑から生まれた7番目のシャンパーニュ」と説明されています。毎年は造られず、条件のそろった年だけ生まれます。
出典・確認日
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
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最終更新: 2026-10-18 / 編集: Vinotier編集部