定番シリーズ(1950年から続くコート・デュ・ローヌの赤) パラレル45 ルージュは、1834年創業のローヌの名門ポール・ジャブレ・エネが造るコート・デュ・ローヌの赤です。名前は蔵の近くを通る北緯45度線にちなみ、1950年から続く定番です。グルナッシュ主体の果実味豊かで親しみやすいスタイルとされます。
- グルナッシュ主体
- 赤い果実
- ほのかなスパイス
- しなやかなタンニン
この記事の目次
どんなワインか
パラレル45 ルージュは、北ローヌのポール・ジャブレ・エネが造るコート・デュ・ローヌの赤です。ジャブレ・エネは1834年から続く造り手で、エルミタージュの赤ラ・シャペルを長く手がけてきたことで知られます。
名前の「パラレル45」は北緯45度線のことです。公式の技術資料によると、この緯線はジャブレ・エネの蔵の2km南を通っています。公式サイトは、この緯線が世界の偉大なワインが生まれる緯度として知られ、フランスを横切ってメゾンの蔵の上を通ると紹介しています。1950年から造られている定番で、その品質とおおらかな個性で世界中で親しまれていると説明されています。
造りと味わい
畑の土壌は粘土石灰質と、丸い小石を含む沖積層です。2022年の技術資料では、品種はグルナッシュ53%、シラー37%、ムールヴェードル5%、マルスラン3%、カリニャン2%で、樹齢は40年とされています。このキュヴェは、メゾンが進める有機栽培と、自然の均衡を大切にする姿勢を表すものと位置づけられています。
ぶどうは熟したところを手で摘みます。補助的な品種はグルナッシュと一緒に発酵させて色とタンニンを安定させ、シラーは約3週間、穏やかに抽出しながら別に仕込みます。熟成はステンレスタンクと円錐台形のタンクで、細かな澱とともに6か月です。2022年のテイスティングノートでは、深いガーネット色に、イチゴやラズベリーのような熟した赤い果実、花やスパイスの香りがあり、口当たりはみずみずしく、しなやかなタンニンと赤い果実の余韻が続くと紹介されています。
合う料理と飲み方
生産者は、シャルキュトリーの盛り合わせ、ムサカ、なすのパルミジャーナ、グリルやローストした肉、ステーキ・タルタルとの組み合わせを挙げています。焼肉や焼き鳥のタレ、ハンバーグなど、普段の肉料理にも合わせやすいでしょう。温度は公式の商品ページが16〜18℃、技術資料が10〜12℃と目安が分かれているので、少し冷やしめから試すのも一案です。熟成の目安は1〜5年で、買ってすぐ楽しめます。ローヌの産地の全体像は第8講 ローヌ完全編で紹介しています。
ポール・ジャブレ・エネ パラレル45 ルージュの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ポール・ジャブレ・エネ パラレル45 ルージュの
ワイン情報
| 名称 | ポール・ジャブレ・エネ パラレル45 ルージュPaul Jaboulet Aîné Côtes du Rhône Parallèle 45 Rouge |
| 生産者 | ポール・ジャブレ・エネ |
| 位置づけ | 定番シリーズ(1950年から続くコート・デュ・ローヌの赤) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | フランス/ローヌ |
| 原産地呼称 | AOPコート・デュ・ローヌ |
| 主な品種 | グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、マルスラン、カリニャン |
| 名前の由来 | 北緯45度線。ポール・ジャブレ・エネの蔵の2km南を通る(公式) |
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| 歴史 | 1950年から造られている定番(公式) |
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| 栽培 | 有機栽培のぶどう。樹齢は40年(公式の技術資料) |
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| 醸造と熟成 | 手摘み。補助品種はグルナッシュと一緒に発酵し、シラーは約3週間の醸しで別に仕込む。ステンレスタンクと円錐台形のタンクで、細かな澱とともに6か月熟成(公式) |
| 飲み頃の温度 | 公式の商品ページは16〜18℃、2022年の技術資料は10〜12℃と、目安が分かれている |
| グラス | 赤ワイン用の中ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 公式の技術資料は熟成の目安を1〜5年としている。買ってすぐ楽しめる |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
どんな料理に合いますか?
生産者は、シャルキュトリーの盛り合わせ、ムサカ、なすのパルミジャーナ、グリルやローストした肉、ステーキ・タルタルを挙げています。果実味とほのかなスパイスのある赤なので、焼き鳥のタレや焼肉、ハンバーグなど、毎日の肉料理に合わせやすいでしょう。
冷やして飲んでもいいですか?
公式の商品ページは16〜18℃、2022年の技術資料は10〜12℃を目安にしており、資料によって幅があります。暑い季節は少し冷やしめから飲みはじめ、グラスの中で温度が上がるにつれて香りの広がりを楽しむのも一案です。
出典・確認日
3件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-27 / 編集: Vinotier編集部