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グラッタマッコ ボルゲリ・ロッソ・スペリオーレ

Grattamacco Bolgheri Rosso Superiore / ポデーレ・グラッタマッコ

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代表銘柄

グラッタマッコは、ボルゲリの先駆けとされるポデーレ・グラッタマッコの看板の赤で、表示はボルゲリ・スペリオーレDOCです。2023年の公式技術資料ではカベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー20%、サンジョヴェーゼ15%。開放式のオークの桶で発酵させ、バリックで18か月熟成させています。

  • しっかりした骨格
  • 果実味
  • ミネラル感
  • 長期熟成型
この記事の目次

どんなワインか

グラッタマッコは、トスカーナ州ボルゲリ、カスタニェート・カルドゥッチの丘にあるポデーレ・グラッタマッコの赤ワインです。日本では「グラッタマッコ・ロッソ」の名でも売られ、公式の表示はボルゲリ・スペリオーレDOCです。

公式によると、ワイン好きでヴェロネッリの親しい友人だったピエルマリオ・メレッティ・カヴァッラーリが1977年にこの農園を引き継ぎ、果樹園をぶどう畑に植え替えました。公式は彼を、インチーザ・デッラ・ロッケッタ侯爵に次いでボルゲリの可能性を信じた2人目の人物と紹介し、最初のヴィンテージを1982年としています(米国の輸入元は1979年としており、資料で食い違います)。1994年には、規定ができた直後に初めてボルゲリ・ロッソを瓶詰めしました。2002年にクラウディオ・ティーパへ譲られ、今はコッレマッサーリのグループの蔵です。

畑と造り

名前の「マッコ」は、鉄の精錬で捨てられた硬い砂岩や石灰岩を指す言葉だと公式は説明しています。土はナトリウムを含む白い粘土と、石灰質・泥灰質の岩が崩れたフリッシュで、白い層が目で見えるほど地表に現れます。公式は、この土が赤に優雅さとなめらかなタンニンをもたらすとしています。

2023年の技術資料では、カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー20%、サンジョヴェーゼ15%。畑は標高100〜200メートル、平均樹齢25年で、手で摘みます。公式は「技術を減らし、テロワールを増やす」造りを掲げ、ぶどうは開放式の円錐台形のオーク桶で自然に発酵させ、温度管理をせずに手作業で櫂入れしながらゆっくり醸します。マロラクティック発酵はフレンチオークのバリックで品種ごとに行い、2023年はバリックで18か月熟成させました。米国の輸入元の資料には21か月・約50,000本とあり、年や資料で数字が異なります。

飲み頃と楽しみ方

カベルネ主体にサンジョヴェーゼを加える配合は、この蔵の個性として知られます。同じボルゲリのサッシカイアと比べると、産地の初期を担った2つの蔵の違いが見えてきます。産地の全体像は銘醸図鑑 ボルゲリで整理しています。

※品種の比率や熟成期間はヴィンテージによって異なります。最新の情報は生産者の公式サイトでご確認ください。

グラッタマッコ ボルゲリ・ロッソ・スペリオーレの

味わいの目安

ボディ
軽やか重厚
酸味
穏やか生き生き
タンニン
柔らかしっかり
甘辛
辛口甘口

公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。

グラッタマッコ ボルゲリ・ロッソ・スペリオーレの

ヴィンテージ

2023湿った春のあと、8月末の雨と風で成熟の条件が整い、収穫は9月の最後の数週間に集中して10月5日に終了。バリックで18か月熟成、アルコール14.5%(公式)

グラッタマッコ ボルゲリ・ロッソ・スペリオーレの

ワイン情報

名称グラッタマッコ ボルゲリ・ロッソ・スペリオーレGrattamacco Bolgheri Rosso Superiore
生産者ポデーレ・グラッタマッコ
位置づけ代表銘柄
種類赤
国・地域イタリア/トスカーナ/ボルゲリ(カスタニェート・カルドゥッチ)
原産地呼称ボルゲリ・スペリオーレDOC
主な品種カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、サンジョヴェーゼ
蔵の歩み1977年にピエルマリオ・メレッティ・カヴァッラーリが農園を引き継ぎ、1982年に最初のヴィンテージを出した。2002年にクラウディオ・ティーパへ譲られ、コッレマッサーリのグループに(公式)
土ナトリウムを含む白い粘土と、石灰質・泥灰質のフリッシュ(flysch)が地表まで現れる土(公式)
畑標高100〜200m、平均樹齢25年、手摘み(2023年の公式技術資料)
品種(2023年)カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー20%、サンジョヴェーゼ15%(公式)
醸造と熟成開放式の円錐台形のオーク桶で自然発酵。温度管理はせず手作業で櫂入れ。マロラクティック発酵はフレンチオークのバリックで品種ごとに。2023年はバリックで18か月熟成し、2025年7月瓶詰め(公式)
飲み頃の温度16〜18℃前後(一般的な目安)
グラスボルドー型の大ぶりなグラス
飲み頃の目安長期熟成型とされる。若いヴィンテージは数年寝かせるか、デキャンタで空気に触れさせるのが一般的な目安(年による)
価格帯の目安1〜3万円

品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。

よくある質問

グラッタマッコはボルゲリで何番目の蔵ですか?
公式は、メレッティ・カヴァッラーリをインチーザ・デッラ・ロッケッタ侯爵(サッシカイア)に次いでボルゲリの可能性を信じた2人目の人物と紹介しています。また1994年、規定ができた直後に初めてボルゲリ・ロッソを瓶詰めした蔵だとしています。なお初ヴィンテージは、公式は1982年としていますが、米国の輸入元Winebowは1979年としており、資料で食い違います。
ほかにどんなワインがありますか?
公式サイトでは、ボルゲリ・スペリオーレの「グラッタマッコ」のほか、ヴェルメンティーノの白「グラッタマッコ・ビアンコ」、株仕立て(アルベレッロ)のカベルネから造る「ラルベレッロ」(トスカーナIGT)、「ボルゲリ・ロッソ」を紹介しています。公式によると、1986年にはボルゲリの丘で初めてのヴェルメンティーノの畑を植えました。

出典・確認日

生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。

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最終更新: 2026-10-21 / 編集: Vinotier編集部