「エステート」シリーズのメルロ エステートゴイチ メルロは、桔梗ヶ原のメルロの先駆者五一わいん(林農園)が、自社農場と契約栽培のメルロで造る赤です。フレンチオーク樽で15か月熟成させ、公式はカシスやブラックベリーを思わせる香りと熟成香が一体となった、しっかりした味わいと説明しています。公式オンラインショップでは720mlで3,410円(税込)です。
この記事の目次
どんなワインか
五一わいん エステートゴイチ メルロは、長野県塩尻市の桔梗ヶ原にある五一わいん(林農園)が、メルロで造る赤ワインです。五一わいんのラインナップのうち、看板の「桔梗ヶ原メルロ」と日常の「塩尻シリーズ」のあいだに位置する「エステート」シリーズの一本です。売店や公式ショップでは「エステート メルロ」の名で並びます。ビーフシチューを煮込んだ休日の夜に開けたい一本です。
五一わいんは、公式によると、1911年に創業者の林五一が桔梗ヶ原で果樹栽培を始め、1919年からワインを造っています。1951年には、長野県内で最初にメルロの栽培を手がけました。のちに「桔梗ヶ原メルロー」の名で知られる産地の出発点です。本社に隣接する7ヘクタールの自社農場に加え、2011年には標高800mの柿沢に5ヘクタールの農場を拓き、約100軒の契約農家のぶどうも使ってワインを造っています。造り手の歩みは日本のワイナリー:五一わいん(林農園)で紹介しています。
造りと味わい
公式オンラインショップによると、2023年ヴィンテージは自社農場と契約栽培のメルロを使い、フレンチオーク樽で15か月熟成させています。容量は720ml、アルコール分は12%で、公式の分類は辛口で重めのフルボディです。
公式は、カシスやブラックベリーなどの黒い果実を思わせる香りと、熟成による香りが一体となった、しっかりした味わいと説明しています。公式は、北緯36度・標高700mの桔梗ヶ原を、冷涼で雨が少なく乾燥した河岸段丘と説明し、メルロの栽培に適した土地としています。長野の産地は第72講 長野完全編で、品種の性格は品種:メルロで紹介しています。
合う料理と飲み方
公式は、ビーフシチューやステーキなどに合うとしています。デミグラスソースの煮込みや、赤身肉を焼いた料理、すき焼きのような甘辛い味つけとも合わせやすいでしょう。温度は16〜18℃ほどが一般的な目安で、大ぶりのグラスに注ぐと樽由来の香りが開きやすくなります。
同じ桔梗ヶ原のメルロは、シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー シグナチャーも紹介しています。産地の先駆者と大手の一本を飲み比べると、桔梗ヶ原という土地の幅が見えてきます。
五一わいん エステートゴイチ メルロの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
五一わいん エステートゴイチ メルロの
ワイン情報
| 名称 | 五一わいん エステートゴイチ メルロGoichi Wine Estate Goichi Merlot |
| 生産者 | 五一わいん(林農園) |
| 位置づけ | 「エステート」シリーズのメルロ |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | 日本/長野/塩尻市・桔梗ヶ原 |
| 原産地呼称 | 長野県塩尻市(桔梗ヶ原) |
| 主な品種 | メルロ |
| 畑 | 本社に隣接する7ヘクタールの自社農場と、2011年に拓いた標高800m・5ヘクタールの柿沢農場。ほかに約100軒の契約農家のぶどうも使う(公式) |
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| シリーズ | 「エステート」シリーズ。売店や公式ショップでは「エステート」、受賞発表や小売店では「エステートゴイチ」と表記される |
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| ぶどう | 自社農場と契約栽培のメルロ(公式オンラインショップ、2023年ヴィンテージ) |
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| 熟成 | フレンチオーク樽で15か月(公式オンラインショップ、2023年ヴィンテージ) |
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| 容量・アルコール度数 | 720ml、アルコール分12%。公式の分類はフルボディ(辛口×重め)。価格は720mlで3,410円(税込・公式オンラインショップ、2023年ヴィンテージ) |
| 飲み頃の温度 | 16〜18℃前後(しっかりした赤の一般的な目安) |
| グラス | ボルドー型など大ぶりの赤ワイン用グラス |
| 飲み頃の目安 | 公式は飲み頃の期間を示していない |
| 価格帯の目安 | 3,000〜1万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
「エステート メルロ」と「エステートゴイチ メルロ」は同じワインですか?
同じシリーズです。五一わいんの売店や公式オンラインショップでは「エステート」、受賞発表や小売店では「エステートゴイチ」と表記されることが多くなっています。標高800mの柿沢農場の名を冠した「エステートゴイチ メルロ 柿沢」は、同じシリーズの別のワインです。
どんな料理に合いますか?
公式は、ビーフシチューやステーキなどに合うとしています。樽熟成による熟成香と黒い果実の香りがあるので、デミグラスソースの煮込みや赤身肉の料理と合わせやすい一本です。
出典・確認日
3件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-31 / 編集: Vinotier編集部