アイコン(桔梗ヶ原ワイナリーの最高峰) 桔梗ヶ原メルロー シグナチャーは、シャトー・メルシャンが長野県塩尻市の桔梗ヶ原地区のメルローで造る、桔梗ヶ原ワイナリーのアイコンワインです。1985年産から続く「桔梗ヶ原メルロー」のなかから特別な区画を選び、さらに樽を選び抜いたものだけがこの名を名乗れます。
- メルロー
- 黒い果実
- しなやかなタンニン
- 長期熟成の可能性
この記事の目次
どんなワインか
桔梗ヶ原メルロー シグナチャーは、シャトー・メルシャンが桔梗ヶ原ワイナリー(長野県塩尻市)で造る最上位の赤です。公式オンラインショップでは「最高峰アイコンシリーズ」に入っています。勝沼の「城の平 オルトゥス」、椀子の「椀子 オムニス」と並ぶ、各ワイナリーに1本ずつのアイコンワインです。
もとになるのは、1985年産が初ヴィンテージの「桔梗ヶ原メルロー」です。メルシャンは、このワインが日本最高峰の赤のひとつとして国内外で評価されてきたと説明しています。そのなかから特別な区画を選び、さらに樽を選び抜いたものだけが「シグナチャー」を名乗れます。名前は、特別なワインに醸造責任者が署名を入れることに由来します。同時に造られる桔梗ヶ原メルローは、このアイコンのセカンドワインという位置づけです。
畑と造り
桔梗ヶ原は、もともと甘口ワイン用のぶどうが多い土地でした。メルシャンによると、地区で大規模なメルローへの植え替えが始まったのは1976年で、2026年で50年を迎えます。ワイナリーは、桔梗ヶ原を標高約700mの冷涼な気候と礫質の土壌に恵まれた、日本を代表するメルローの産地と説明しています。
醸造を担う桔梗ヶ原ワイナリーは、少量生産に特化したガレージワイナリーです。1938年に建てられた建物を生かし、2018年に開きました。公式オンラインショップの案内では、2018年産がこの新しいワイナリーで醸造した最初のヴィンテージです。樽熟成の期間や新樽の比率は、公式の資料では確認できませんでした。
2021年産は、日本ワインコンクール2026の欧州系品種・赤部門でグランドゴールド賞を受けました。メルシャンにとって初めてのグランドゴールドです。
飲み頃と楽しみ方
公式は、黒い果実の香りにスパイスや樽由来の香りが重なり、しなやかなタンニンとやわらかな酸が豊かな果実味を支えるワインと説明しています。長い瓶熟成に耐えるポテンシャルがあり、時間とともに複雑さが増すともされます。若いヴィンテージは少し早めに抜栓し、16〜18℃前後でゆっくり飲むとよいでしょう。公式がすすめる料理は、和牛のロースステーキや仔羊のグリルです。桔梗ヶ原を含む長野の産地の流れは、第72講 長野完全編で学べます。
シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー シグナチャーの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー シグナチャーの
ヴィンテージ
| 2021 | 日本ワインコンクール2026でグランドゴールド賞。メルシャンにとって初のグランドゴールド。熟した黒い果実の香りにスパイスや樽のニュアンスが重なるとワイナリーは説明 |
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| 2020 | アルコール度数12.5%。公式オンラインショップは、長い瓶熟成に耐えうるポテンシャルがあると説明 |
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| 2018 | 2018年に開いた新しい桔梗ヶ原ワイナリーで醸造した、最初のヴィンテージ(公式オンラインショップのセミナー案内) |
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シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー シグナチャーの
ワイン情報
| 名称 | シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー シグナチャーChâteau Mercian Kikyogahara Merlot Signature |
| 生産者 | シャトー・メルシャン(桔梗ヶ原ワイナリー) |
| 位置づけ | アイコン(桔梗ヶ原ワイナリーの最高峰) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | 日本/長野/塩尻市桔梗ヶ原地区 |
| 原産地呼称 | 長野県塩尻市桔梗ヶ原地区 |
| 主な品種 | メルロー |
| 名前の意味 | 特別なワインに醸造責任者が署名を入れることから「シグナチャー」 |
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| ぶどう | 桔梗ヶ原地区のメルローから特別な区画を選び、さらに樽を選抜 |
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| 歴史 | 「桔梗ヶ原メルロー」の初ヴィンテージは1985年産。地区での大規模なメルローへの植え替えは1976年に始まった |
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| 受賞 | 2021年産が日本ワインコンクール2026(Japan Wine Competition 2026)欧州系品種・赤でグランドゴールド賞 |
| 飲み頃の温度 | 16〜18℃前後(一般的なフルボディの赤の目安) |
| グラス | ボルドー型の大ぶりなグラス |
| 飲み頃の目安 | 若いうちから楽しめるが、公式は長い瓶熟成でさらに複雑さが増すとしている |
| 価格帯の目安 | 1〜3万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
「桔梗ヶ原メルロー」とは何が違いますか?
どちらも塩尻市桔梗ヶ原地区のメルローから造られます。公式によると、桔梗ヶ原メルローのなかから特別な区画を選び、さらに樽を選び抜いたものだけが「シグナチャー」を名乗れます。シャトー・メルシャンは、シグナチャーを最高峰のアイコン、桔梗ヶ原メルローを同時に造られるセカンドワインと位置づけています。
どんな料理に合いますか?
公式オンラインショップは、塩とコショウで焼いた和牛のロースステーキや、仔羊のグリルと合わせたいワインと紹介しています。黒い果実の香りとしなやかなタンニンを持つとされる赤なので、シンプルに焼いた赤身の肉と合わせやすいでしょう。温度は16〜18℃前後が目安です。
出典・確認日
6件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-27 / 編集: Vinotier編集部