代表銘柄(創業以来毎年造られるクリアンサ) クネ クリアンサは、1879年にリオハのハロで創業したCVNEが、創業以来毎年造り続けている赤です。テンプラニーリョ85%にガルナッチャとマスエロを合わせ、何度か使ったアメリカンオーク樽で1年熟成させます。公式は、地中海の幅広い料理に合わせやすいワインと説明しています。
- テンプラニーリョ主体
- アメリカンオーク熟成
- 赤い果実と甘草
- なめらか
この記事の目次
どんなワインか
クネ クリアンサは、リオハ・アルタの町ハロに本拠を置くCVNEが造る赤です。CVNEは1879年、ハロの駅前地区で兄弟が興した造り手で、いまも創業家の直系が経営しています。公式によると、クネのワインは創業以来毎年造られてきました。平日の夜、ハンバーグや鶏のローストに合わせてボトルで開けたい、リオハの基準になる一本です。
名前には由来があります。最初のワインは社名の頭文字「CVNE」から名付けられましたが、VをUと書き違えたことで「Cune」というブランドが生まれました。当初はボルドーのメドックのシャトーにならった赤(クラレーテ)として造られ、のちに「テルセル・アニョ(3年目)」と呼ばれる熟成のワインになり、いまは「クリアンサ」を名乗っています。
造りと味わい
畑はリオハ・アルタ、CVNEの醸造所の近くにあり、ぶどうは傷まないうちに蔵へ運ばれます。約半分はハロと周辺の村の自社畑から、残りは代々付き合ってきた栽培農家から買い、CVNEの技術チームが毎年見回って助言しています。土壌や向き、仕立て方、樹齢の異なる多くの区画を合わせ、毎年同じスタイルになるようにブレンドすると公式は説明しています。
2022年の品種はテンプラニーリョが85%で、ガルナッチャ・ティンタとマスエロを合わせて15%です。発酵は2万kgのステンレスタンクで25〜27℃に保ち、果実味を残します。約12日の醸しのあと圧搾し、マロラクティック発酵はタンクで行います。熟成は、何度か使ったアメリカンオーク樽で1年です。
公式の技術資料は、赤い果実と甘草の香りに、アメリカンオークの甘やかなニュアンスが重なり、口当たりはなめらかで親しみやすいと説明しています。2022年のアルコールは13.5%です。
合う料理と飲み方
公式は、地中海の幅広い料理に合わせやすいワインとしています。温度は16〜18℃が公式の目安です。同じ造り手の長期熟成の赤はCVNE インペリアル グラン・レセルバ、産地はリオハ、品種はテンプラニーリョで紹介しています。
クネ クリアンサの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
クネ クリアンサの
ヴィンテージ
| 2022 | 干ばつと高温の年で、畑ごとに熟し方がばらついた。8月29日に暖かい区画から収穫を始め、10月11日に標高の高い涼しい区画で終えた。終盤の気温の低下が均整のとれた成熟を助けたと公式は説明している。 |
|---|
クネ クリアンサの
クネ クリアンサのワイン情報
| 名称 | クネ クリアンサCune Crianza |
| 生産者 | CVNE(クネ/コンパニア・ビニコラ・デル・ノルテ・デ・エスパーニャ) |
| 位置づけ | 代表銘柄(創業以来毎年造られるクリアンサ) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | スペイン/ラ・リオハ/リオハ・アルタ |
| 原産地呼称 | DOCaリオハ |
| 格付け | クリアンサ |
| 主な品種 | テンプラニーリョ、ガルナッチャ、マスエロ |
| 名前 | 最初のワインは社名の頭文字から名付けられたが、VをUと書き違えたことから「クネ(Cune)」の名が生まれた。かつては「テルセル・アニョ(3年目)」と呼ばれ、いまは「クリアンサ」と名乗る(公式) |
|---|
| 畑 | リオハ・アルタ、CVNEの近く。約半分はハロと周辺の村の自社畑、残りは代々付き合う栽培農家から買い、CVNEの技術チームが助言する(公式) |
|---|
| 醸造と熟成 | 2万kgのステンレスタンクで25〜27℃で発酵。約12日の醸し、マロラクティック発酵はタンク。何度か使ったアメリカンオーク樽で12か月熟成(公式技術資料) |
|---|
| アルコール度数 | 2022年は13.5%(公式技術資料) |
| 飲み頃の温度 | 16〜18℃(公式) |
| グラス | ボルドー型の中ぶり〜大ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 買ってすぐ楽しめる。公式に熟成期間の目安の記載はない |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
クネ クリアンサのよくある質問
「CVNE」と「クネ」はどう違うのですか?
CVNEは会社名(コンパニア・ビニコラ・デル・ノルテ・デ・エスパーニャ)の頭文字で、クネ(Cune)はそこから生まれたワインのブランド名です。公式によると、最初のワインを社名の頭文字で名付けた際、VをUと書き違えたことから「Cune」の名が定着しました。
「クリアンサ」とはどういう意味ですか?
リオハで熟成の長さを表す区分のひとつで、樽と瓶での一定期間の熟成を経たワインに付けられます。クネ クリアンサは、公式によるとアメリカンオーク樽で1年熟成させてから出荷されます。
出典・確認日
5件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
CVNE(クネ/コンパニア・ビニコラ・デル・ノルテ・デ・エスパーニャ)の
ほかのワイン
同じ産地・種類の
ほかの銘柄
最終更新: 2026-11-02 / 編集: Vinotier編集部