定番の品種シリーズ(カルティヴァー・レンジ)のシャルドネ ロバートソン・ワイナリー シャルドネは、南アフリカの内陸ロバートソンで1941年から続く造り手の、品種シリーズの辛口の白です。2026年の技術資料では、ぶどうの30%を木で発酵させ、残りはステンレスタンクで発酵。澱とともに3か月おいて瓶詰めしています。公式は柑橘とメロンの果実味に、控えめな樽のクリーミーさが重なる味わいと説明しています。
この記事の目次
どんなワインか
ロバートソン・ワイナリー シャルドネは、南アフリカのロバートソンで1941年から続く造り手の、品種シリーズの白です。公式の紹介によると、ワイナリーは使われなくなった石造りの教会を醸造と貯蔵の場に改めたところから歩みを重ね、いまは35を超える農家がぶどうを届けています。7世代目になる栽培農家もいて、畑にはブリード川の水を引いています。セラーマスターはリアンコ・ファン・ローイェン。
国内で南アフリカワインを扱うマスダは、この造り手を南アフリカで3番目に大きなワイナリーと紹介しています。平日の夜、魚か鶏を焼く日に、産地の個性を知りたくて開ける一本です。
造りと味わい
2026年の技術資料によると、シャルドネは早く熟す品種で、2月の第1週には収穫が始まりました。樹の多くは山裾の高い場所にあり、土は粘土と石灰を含む礫質のカルー土壌。生産者は、石灰の多さが水はけのよい環境をつくり、シャルドネらしさを引き出すとしています。
ぶどうは糖度23.5〜25°Bで摘み、ブレンドの30%を木で発酵、残りを12℃に管理したステンレスタンクで19日間発酵させます。その後3か月澱とともにおいて瓶詰めし、口当たりにクリーミーさを加えています。アルコールは13.78%、残糖6.83g/L、総酸5.57g/L、pH3.67で、スタイルは辛口です。
公式は、新鮮な柑橘と豊かなメロンの風味に、控えめな樽のクリーミーさとナッツの風味が重なり、自然な酸がすっきりした後味へ続くと説明しています。
合う料理と飲み方
公式が挙げる相手は、魚介、サーモン、ローストチキン、タイ料理、豚肉です。8〜10℃に冷やし、買ってから早めに開けるのが、公式の説明に沿った飲み方です。熟成の目安は1〜2年とされています。
同じロバートソンで造られる泡はグラハム・ベック ブリュット NV、産地全体は第23講 南アフリカ完全編でまとめています。
※造りと分析値は公式の2026年ヴィンテージの技術資料によるものです。国内で販売されている2024年とは数値が異なることがあります。国内の販売店の資料では、2024年は約20%をフレンチオークで発酵後6か月熟成としており、木の使い方は公式の2026年の資料と一致しません。畑の面積と生産量は公式で確認できなかったため載せていません。
ロバートソン・ワイナリー シャルドネの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ロバートソン・ワイナリー シャルドネの
ロバートソン・ワイナリー シャルドネのワイン情報
| 名称 | ロバートソン・ワイナリー シャルドネRobertson Winery Chardonnay |
| 生産者 | ロバートソン・ワイナリー(Robertson Winery) |
| 位置づけ | 定番の品種シリーズ(カルティヴァー・レンジ)のシャルドネ |
| 種類 | 白 |
| 国・地域 | 南アフリカ/ウェスタン・ケープ州/ロバートソン |
| 原産地呼称 | W.O. ロバートソン |
| 主な品種 | シャルドネ |
| 畑 | シャルドネの多くはロバートソン・ヴァレーの山裾の高い場所にあり、土は粘土と石灰を含む礫質のカルー土壌(公式の技術資料) |
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| 収穫 | シャルドネは早く熟す品種で、2026年は2月第1週から収穫が始まった。糖度23.5〜25°Bで摘んだ(公式・2026年の技術資料) |
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| 醸造 | ブレンドの30%を木で発酵させ、残りは12℃に管理したステンレスタンクで19日間発酵。澱とともに3か月おいて瓶詰め。樽材はフレンチオークのステーブ(公式・2026年の技術資料) |
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| 分析値(2026年) | アルコール13.78%、残糖6.83g/L、総酸5.57g/L、pH3.67。スタイルは辛口(公式の技術資料) |
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| 国内の取り扱い | 南アフリカワインを扱う株式会社マスダの2022年の取扱リストと直販サイトに掲載。直販サイトの2024年は100%シャルドネ、750ml |
| 飲み頃の温度 | 8〜10℃(公式) |
| グラス | 中くらいの白ワイン用グラス |
| 飲み頃の目安 | 公式は、いま飲めるとしたうえで、熟成の目安を1〜2年としている(2026年の技術資料) |
| 価格帯の目安 | 〜3,000円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
ロバートソン・ワイナリー シャルドネのよくある質問
樽の香りは強いですか?
公式の2026年の技術資料は、控えめな樽(gentle oak)と説明しています。木で発酵させるのはブレンドの30%で、残りはステンレスタンクで発酵。国内の販売店が載せている2024年の資料では約20%をフレンチオークで発酵としており、割合は年によって違うようです。
寝かせてから飲むワインですか?
公式は、いま飲めるとしたうえで、熟成の目安を1〜2年としています。買ってから早めに開け、8〜10℃に冷やして、柑橘とメロンの果実味を楽しむ一本です。
出典・確認日
5件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-11-05 / 編集: Vinotier編集部