樽を使わずに造る基本のシュナン・ブラン「オリジナル」 オリジナル シュナン・ブランは、シュナン・ブランとカベルネ・フランを専門に造るラーツ・ファミリー・ワインズの、樽を使わない辛口の白です。風化した花崗岩と砂岩、2種類の土壌のぶどうを別々に仕込み、ステンレスタンクで低温発酵させて6か月澱とともに熟成させます。公式は、穏やかなカレーや寿司、牡蠣に合うとしています。
この記事の目次
どんなワインか
ラーツ オリジナル シュナン・ブランは、南アフリカ・ステレンボッシュのラーツ・ファミリー・ワインズが、樽を使わずに造る辛口の白です。白品種シュナン・ブランを、果実の新鮮さを前に出して仕立てています。国内でも酒販店や通販で広く扱われ、寿司や牡蠣を並べた夜、穏やかなカレーの日に開けやすい一本です。
ラーツ・ファミリー・ワインズは、2000年にブルーワー・ラーツが創業したワイナリーです。公式によると、シュナン・ブランとカベルネ・フランの2品種に絞ることが成功につながると考え、その道を極めてきました。2010年にはいとこのギャヴィン・ブルーワー・スラバートが加わり、今はブルーワーの2人の息子も畑やセラー、マーケティングで働いています。拠点はステレンボッシュの西のポルカドライ・ヒルズで、ラーツは2007年にこの地域が公式な小地区(ワード)として認められる原動力のひとつになりました。
畑と造り
公式によると、ポルカドライ・ヒルズは風化したドロマイト花崗岩の土壌、海に近いこと、南向きの斜面が特徴です。ブルーワー・ラーツは、この土壌が純粋さと新鮮さ、低めのアルコールをもたらすと語っています。
オリジナルでは、2種類の土壌のぶどうを別々に発酵させます。生産者は、風化した花崗岩がライムやミネラルの性格を、砂岩がトロピカルフルーツの風味と骨格をもたらすと説明しています。果汁を2〜3日低温で澄ませたあと、ステンレスタンクで14〜16℃の低温で発酵させ、6か月澱とともに熟成させてから瓶詰めします。樽熟成はしません。
合う料理と飲み方
公式は2023年ヴィンテージについて、黄りんご、キウイ、パイナップルを芯に、青いメロンやライムの風味があり、柑橘の味わいと長いミネラルの余韻が続くと説明しています。料理には、穏やかなカレー、寿司、牡蠣を挙げています。今すぐ楽しめるうえ、2〜4年の熟成も見込めるとしています。品種の性格は品種:シュナン・ブランで、南アフリカの産地は第23講 南アフリカ完全編で紹介しています。
ラーツ オリジナル シュナン・ブランの
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
ラーツ オリジナル シュナン・ブランの
ワイン情報
| 名称 | ラーツ オリジナル シュナン・ブランRaats Family Wines Original Chenin Blanc |
| 生産者 | ラーツ・ファミリー・ワインズ |
| 位置づけ | 樽を使わずに造る基本のシュナン・ブラン「オリジナル」 |
| 種類 | 白 |
| 国・地域 | 南アフリカ/ステレンボッシュ/ポルカドライ・ヒルズ |
| 原産地呼称 | ステレンボッシュ |
| 主な品種 | シュナン・ブラン |
| 造り | 2種類の土壌(風化した花崗岩と砂岩)のぶどうを別々に発酵。果汁を2〜3日低温で澄ませ、ステンレスタンクで14〜16℃で発酵し、6か月澱とともに熟成してから瓶詰め。樽熟成はしない(公式、2023年ヴィンテージ) |
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| 土壌と味わいの役割 | 生産者は、風化した花崗岩がライムやミネラルの性格を、砂岩がトロピカルフルーツの風味と骨格をもたらすと説明している(公式) |
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| 飲み頃 | 今すぐ楽しめ、2〜4年の熟成も見込める(公式、2023年ヴィンテージ) |
| 飲み頃の温度 | 8〜10℃(樽を使わない辛口の白の一般的な目安) |
| グラス | 白ワイン用の中ぶりのグラス |
| 飲み頃の目安 | 生産者は、今すぐ楽しめ、2〜4年の熟成も見込めるとしている(2023年ヴィンテージ) |
| 価格帯の目安 | 3,000〜1万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
「オリジナル」とはどういう意味ですか?
ラーツのシュナン・ブランのうち、樽を使わずに造る基本の一本の名前です。生産者は、ステンレスタンクで低温発酵させ、6か月澱とともに熟成させ、樽熟成はしないと説明しています。同じ造り手には、古い樹のぶどうで造る「オールド・ヴァイン」など上位のシュナン・ブランもあります。
どんな料理に合いますか?
生産者は、穏やかなカレー、寿司、牡蠣を挙げています。樽の香りがなく、柑橘の風味とミネラル感が続くタイプなので、魚介の料理や、スパイスを控えめにしたアジアの料理と合わせやすい一本です。
出典・確認日
4件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-31 / 編集: Vinotier編集部