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レア・シャンパーニュ レア・ミレジメ

Rare Champagne Rare Millésime / レア・シャンパーニュ
プレステージ・キュヴェ

レア・ミレジメは、レア・シャンパーニュが「本当に特別な年」だけに限定で出すヴィンテージ・シャンパーニュです。公式の歴代リストは1976年に始まり、最新の白は2013年。ピノ・ノワールの産地として知られるモンターニュ・ド・ランスのシャルドネをあえて選ぶ組み立てで、トロピカルな果実と甘いスパイス、ミネラル感をメゾンの署名としています。

  • 特別な年だけ
  • シャルドネ主体
  • 長い澱熟成
  • トロピカルとミネラル
この記事の目次

どんなワインか

レア・ミレジメは、レア・シャンパーニュが特別な年にだけ造るヴィンテージ・シャンパーニュです。公式は、本当に個性のある年、シェフ・ド・カーヴの技、最適な条件での長い熟成の三つがそろったときだけ、限定で出すと説明しています。歴代のリストは1976年の「前例のない干ばつ」の年に始まり、1985年の厳しい霜の年など、一筋縄ではいかない年が並びます。最新の白は2013年です。

公式は、その源を18世紀にフローランス=ルイ・エドシックがマリー・アントワネットに献上した、パイパー・エドシックの最初のプレステージ・キュヴェにたどっています。ボトルは当時の手吹きの瓶「ピント・マジュール」を現代風にした、肩の左右が非対称な形。公式がこのワインの署名を形づくった人と紹介するのは、26年にわたりグループに仕えた前任のシェフ・ド・カーヴ、レジス・カミュです。いまはパイパー・エドシック、シャルル・エドシックとともにEPIグループのワイン・シャンパーニュ部門に属しています。シェフ・ド・カーヴはエミリアン・ブティヤ、ディレクターはモード・ラバン。2022年9月にはB Corp認証を受けました。

畑と造り

公式によると、シェフ・ド・カーヴは畑を1級・特級という格ではなく「表現力」で選びます。特徴的なのは、ピノ・ノワールの産地として知られるモンターニュ・ド・ランスのシャルドネを選ぶこと。これが張りつめたミネラル感をもたらし、同じモンターニュ・ド・ランスのピノ・ノワールがビロードのような厚みを添える、と説明しています。

2013年のテクニカルシートでは、シャルドネ70%・ピノ・ノワール30%。11のクリュのうち7つが特級、3つが1級で、シャルドネはヴィレル・マルムリーやヴェルジーなどモンターニュ・ド・ランスの村に、アヴィズやオジェ、南のモングーも加わります。一番搾りの果汁だけを使い、マロラクティック発酵は全量。澱の上で最低8年、コルクを打ってからさらに最低1年寝かせ、ドサージュは1リットルあたり9gです。

飲み頃と楽しみ方

メゾンの署名は、トロピカルな果実と甘いスパイス、白亜の土から来るミネラル感。公式は2013年を、最初は控えめで、やがて菓子のような甘い香りとスパイスが塩気を帯びた張りの中で広がる、と描いています。合わせる料理には、魚介の盛り合わせ、ホタテのロースト、スズキのアグアチレ(ライムでしめた刺身風の一皿)などを挙げています。

日本では輸入元の日本リカーが、2013年を税込44,000円(希望小売価格)で2023年9月に発売しました。公式は2013年が2040年まで輝きを保つとしており、記念の年に開けるだけでなく、セラーで寝かせて待つ楽しみもある一本です。

※品種の比率・クリュ・熟成・ドサージュは2013年ヴィンテージのテクニカルシートによるもので、年により変わります。価格は発売時の希望小売価格です。

レア・シャンパーニュ レア・ミレジメの

味わいの目安

ボディ
軽やか重厚
酸味
穏やか生き生き
甘辛
辛口甘口

公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。

レア・シャンパーニュ レア・ミレジメの

ヴィンテージ

2013公式によると、寒い冬と春、日照と乾燥と雷雨が交互に来た夏のあと、9月に冷え込みと強風が続き、収穫は10月までずれ込んだ。シャルドネ70%・ピノ・ノワール30%、ドサージュ9g/L、澱の上で最低8年。公式は2040年まで「輝き」、その後も「華やぎ」が続くとしている。
2012公式によると、冬と春の霜、雨と雹で難しい滑り出しだったが、7月半ばから乾いた暑い天候に変わり、収量は少ないが質の高い収穫になった。公式は2044年まで、その後も熟成すると見込んでいる。

レア・シャンパーニュ レア・ミレジメの

レア・シャンパーニュ レア・ミレジメのワイン情報

名称レア・シャンパーニュ レア・ミレジメRare Champagne Rare Millésime
生産者レア・シャンパーニュ
位置づけプレステージ・キュヴェ
種類スパークリング
国・地域フランス/シャンパーニュ/ランス
原産地呼称AOCシャンパーニュ
格付け特別な年にだけ造るヴィンテージ・シャンパーニュ
主な品種シャルドネ、ピノ・ノワール
歴代のヴィンテージ白は1976、1979、1985、1988、1990、1998、1999、2002、2006、2007、2008、2012、2013。ロゼは2007、2008、2012、2014(公式「Les Millésimes」)
品種(2013年)シャルドネ70%・ピノ・ノワール30%。11のクリュのうち7つが特級、3つが1級。一番搾りの果汁(キュヴェ)だけを使う(公式テクニカルシート)
クリュ(2013年)シャルドネはヴィレル・マルムリー、ヴォードマンジュ、ヴェルジー、アンボネ、アヴィズ、シュイィ、オジェ、モングー。ピノ・ノワールはヴェルジー、ヴェルズネ、アンボネ、ブジー、トキシエール(公式テクニカルシート)
熟成(2013年)澱の上で最低8年、コルク打栓後さらに最低1年。マロラクティック発酵は全量、ドサージュは1リットルあたり9g(公式テクニカルシート)
造り手シェフ・ド・カーヴはエミリアン・ブティヤ、ディレクターはモード・ラバン。パイパー・エドシック、シャルル・エドシックと同じEPIグループのワイン・シャンパーニュ部門に属し、2022年9月にB Corp認証(公式)
日本での希望小売価格2013年は税込44,000円(箱入り46,200円)。2023年9月19日発売(輸入元・日本リカーの発表)
飲み頃の温度8〜10℃前後(ヴィンテージ・シャンパーニュの一般的な目安)
グラスチューリップ型か、白ワイン用の小ぶりなグラス
飲み頃の目安公式は2013年を「2040年まで輝き、その後も華やぐ」、2012年を「2044年まで」と、長い熟成を見込んでいる
価格帯の目安3〜10万円

品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。

レア・シャンパーニュ レア・ミレジメのよくある質問

パイパー・エドシックの「レア」と同じワインですか?
同じ系譜のワインです。レア・シャンパーニュの公式は、その起源をパイパー・エドシックの最初のプレステージ・キュヴェにたどっており、現在は「レア・シャンパーニュ」の名で出ています。パイパー・エドシック、シャルル・エドシックとともにEPIグループのワイン・シャンパーニュ部門に属しています。
毎年造られているのですか?
いいえ。公式は、本当に特別な年と、シェフ・ド・カーヴの判断、最適な条件での長い熟成の三つがそろったときだけ造る、と説明しています。公式の歴代リストでは、白は1976年から2013年までの13のヴィンテージが並び、2009〜2011年のように出ていない年もあります。どれも限定生産です。

出典・確認日

7件

生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。

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最終更新: 2026-11-01 / 編集: Vinotier編集部