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ワインガイド Vinotier

銘柄とヴィンテージ / ヴィンテージ解説

オルネッライア2021を読む|ボルゲリの配合と熟成

Ornellaia

イタリア・トスカーナ/ボルゲリ · 更新 · 編集:Vinotier編集部

産地
イタリア・トスカーナ/ボルゲリ
分類
ヴィンテージ解説
収録
2021年
このワインを読み解く

オルネッライア2021はボルゲリDOCスペリオーレの赤。公式技術資料ではカベルネ・ソーヴィニヨン53%、メルロー25%、カベルネ・フラン15%、プティ・ヴェルド7%。配合と育成は当年の造りを示しますが、販売中の個体の状態とは分けて判断します。

生産者の公式資料に基づく解説です。編集部による実飲レビューではありません。

サン・グイドからボルゲリ村へまっすぐ続く糸杉の並木道
サン・グイドからボルゲリ村へまっすぐ続く糸杉の並木道(生産地の参考写真)
“Bolgheri Viale dei Cipressi 001” by Janericloebe, Public domain
この記事の目次

公式資料で見るこの年のワイン

生産者が公表した数値を同じ項目で整理しています。

2021年の公式データ
項目2021年
品種構成カベルネ・ソーヴィニヨン 53%/メルロー 25%/カベルネ・フラン 15%/プティ・ヴェルド 7%
アルコール度数15%
新樽比率70%
樽育成期間約18カ月

出典:Ornellaia 2021 技術資料(2026-09-25確認)

ボルゲリの一本を、産地と銘柄から特定する

オルネッライア2021は、生産者の公式ページでボルゲリDOCスペリオーレ・ロッソと記されています。「トスカーナの赤」という広い分類だけで探すより、銘柄、2021という収穫年、原産地呼称を揃えて確認するほうが、別の商品との取り違えを防げます。ボルゲリの解説では、この産地の背景を紹介しています。

4品種の配合と樽の情報

2021年の公式技術資料は、カベルネ・ソーヴィニヨン53%、メルロー25%、カベルネ・フラン15%、プティ・ヴェルド7%と記録しています。アルコール度数は15%。また、樽については新樽70%、一度使用した樽30%、樽での育成は合計約18カ月と説明されています。

これらは2021年の造りの記録です。カベルネ・ソーヴィニヨン比率や新樽比率が高いからといって、今のすべての個体の味を一律に言い表せるわけではありません。樽育成の情報と、生産者が表現した香味を、別の種類の情報として読むことが大切です。

生産者ノートをどう使うか

生産者は2021年について、乾燥した夏から9月の好天へと続く生育期を説明しています。公式ページのワインメーカーノートでは、地中海のハーブや糸杉、黒い果実を想起させる香り、密度のあるタンニンを挙げています。これは生産者の表現であり、Vinotier編集部がこのワインを実飲した所感ではありません。

購入時は「2021年」のほか、容量、通常ラベルかアートラベルか、商品画像が実際の販売対象を示すものかを確かめてください。生産者は一部のケースに特別ラベルを含むと説明しています。高価な一本ほど、銘柄だけでなく販売単位と個体の情報を揃えて比較すると、選び間違いを減らせます。

出典・確認日