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ドメーヌ・ミシェル・グロ ヴォーヌ・ロマネ1級 クロ・デ・レア

Domaine Michel Gros Vosne-Romanée 1er Cru Clos des Réas Monopole / ドメーヌ・ミシェル・グロ
単独所有の1級畑

クロ・デ・レアは、ヴォーヌ・ロマネの1級畑のうち、ドメーヌ公式が「村で唯一の単独所有の1級」と説明する2.12ヘクタールの畑です。1860年にアルフォンス・グロが購入して以来グロ家が守り、1996年ヴィンテージからミシェル・グロの名でラベルに載っています。いまは7代目のピエール・グロが父ミシェルとともに造る、ドメーヌの看板の一本です。

  • 単独所有の1級
  • 石垣の畑
  • 絹のようなタンニン
  • 早くから開く
この記事の目次

どんなワインか

クロ・デ・レアは、ヴォーヌ・ロマネの1級畑のなかでも、一つの造り手だけが持つ「モノポール(単独所有)」の畑です。ドメーヌ・ミシェル・グロの公式は、ヴォーヌ・ロマネで唯一の単独所有の1級だと説明しています。広さは2.12ヘクタール。石垣が村の東側に沿って延びる三角形の区画で、中ほどに大きな門が立ち、北の角には村役場の広場に面した古い小さな家があります。

畑を買ったのは、1830年にヴォーヌ・ロマネに移り住んだアルフォンス・グロ。1860年のことです。ドメーヌによると、当時からすでにこのワインを瓶で売っていて、ラベル上部の版画はその頃のもの。ラベルの名はグロ=ゲノー、グロ=ルノード、ルイ・グロ、ジャン・グロと移り、1996年ヴィンテージからミシェル・グロになりました。2019年からは7代目のピエール・グロが、父ミシェルの助言を受けながらドメーヌを率いています。

畑と造り

クロ・デ・レアは、レアの谷を見下ろす小さな高まりにあります。公式によると、下層は漸新世の「サーモン色の礫岩」で、石灰分の多い泥灰土も混じります。この土と傾斜が水はけを良くし、泥灰土がしなやかなタンニンと香りの上品さ、穏やかな酸をもたらす、とドメーヌは説明しています。平均樹齢は40年、年間の生産は平均で約1万本です。

収穫は約50人の摘み手による手摘みで、畑で選果しながら30kgのケースで運びます。ぶどうはすべて除梗し、1日2回のルモンタージュ、発酵の中ほどからは機械によるピジャージュに切り替えます。村名と1級以上は樽で18か月熟成し、新樽の平均比率は1級で50%。その後ステンレス槽で一つにまとめ、卵白で清澄して8月末に瓶詰めします。ドメーヌは、ブルゴーニュの広域名からクロ・ヴージョまで、どのワインにも同じ工程と手間をかけるとしています。

飲み頃と楽しみ方

公式は、クロ・デ・レアを若いうちから楽しめるワインと紹介しつつ、その印象は「見かけ」で、均衡のよさから果実と鮮度を保ったまま10〜15年熟成すると述べています。早めの抜栓で開かせたいときは、ブルゴーニュ型の大ぶりなグラスで時間をかけて。同じグロ家のアンヌ・グロのリシュブールと並べると、一族が分け合ってきた畑の広がりが見えてきます。産地全体はヴォーヌ・ロマネにまとめています。

※2026年11月1日時点でドメーヌの公式サイトに接続できなかったため、畑・造りの数字はInternet Archiveに保存された公式ページ(2024〜2025年)から引いています。

ドメーヌ・ミシェル・グロ ヴォーヌ・ロマネ1級 クロ・デ・レアの

味わいの目安

ボディ
軽やか重厚
酸味
穏やか生き生き
タンニン
柔らかしっかり
甘辛
辛口甘口

公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。

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ドメーヌ・ミシェル・グロ ヴォーヌ・ロマネ1級 クロ・デ・レアのワイン情報

名称ドメーヌ・ミシェル・グロ ヴォーヌ・ロマネ1級 クロ・デ・レアDomaine Michel Gros Vosne-Romanée 1er Cru Clos des Réas Monopole
生産者ドメーヌ・ミシェル・グロ
位置づけ単独所有の1級畑
種類赤
国・地域フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ(ヴォーヌ・ロマネ)
原産地呼称AOCヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ
格付けプルミエ・クリュ(1級)・モノポール(単独所有)
主な品種ピノ・ノワール
畑生産面積2.12ha、ピノ・ノワール、平均樹齢40年。村の東側に沿って石垣が延びる三角形の区画で、中ほどに大きな門、北の角に古い小さな家がある(公式)
所有の歴史1860年にアルフォンス・グロが購入。1995年の収穫後に父ジャン・グロが畑を3人の子に分けた際、ミシェル・グロが受け継いだ(公式)
土小さな高まりにあり、レアの谷を見下ろす。下層は漸新世の「サーモン色の礫岩」と石灰分の多い泥灰土で、傾斜とあわせて水はけがよい(公式)
造り手摘みで畑で選果し、すべて除梗。1日2回のルモンタージュのあと発酵の中ほどから機械でピジャージュ。発酵は最高30℃(公式。ドメーヌの赤に共通の工程で、年により変わる)
熟成樽で18か月。新樽の平均比率は1級で50%。その後ステンレス槽でまとめ、卵白で清澄して8月末に瓶詰め(公式)
生産量年平均約10,000本(公式)
飲み頃の温度15〜17℃前後(ブルゴーニュの赤の一般的な目安)
グラスブルゴーニュ型の大ぶりなグラス
飲み頃の目安ドメーヌは、若いうちから飲みやすい一方で、果実と鮮度を保ったまま10〜15年熟成できると説明している

品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。

ドメーヌ・ミシェル・グロ ヴォーヌ・ロマネ1級 クロ・デ・レアのよくある質問

「ジャン・グロ」のラベルのクロ・デ・レアとは同じワインですか?
同じ畑のワインです。ドメーヌの公式によると、クロ・デ・レアのラベルには代々の当主の名が載り、グロ=ゲノー、グロ=ルノード、ルイ・グロ、ジャン・グロと変わってきました。1995年の収穫後にジャン・グロが畑を子どもたちに分け、1996年ヴィンテージからはミシェル・グロの名になっています。ラベル上部の版画は、1860年に畑を買った当時のものだそうです。
アンヌ・グロやA.F.グロとはどういう関係ですか?
同じグロ家から分かれたドメーヌです。ミシェル・グロの公式によると、ルイ・グロが1951年に亡くなったあと4人の子が畑を受け継ぎ、のちに分かれました。ミシェルはジャン・グロの子で、きょうだいのアンヌ=フランソワーズはA.F.グロを、ベルナールはグロ・フレール・エ・スールを営んでいます。アンヌ・グロは、ジャンのきょうだいフランソワの畑を継いだ造り手です。

出典・確認日

4件

生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。

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最終更新: 2026-11-01 / 編集: Vinotier編集部