セカンドワイン(アイコン「城の平 オルトゥス」と同時に造られる) 城の平は、シャトー・メルシャンが山梨県甲州市勝沼の自社畑「城の平ヴィンヤード」のぶどうで造る赤です。カベルネ・ソーヴィニヨンが主体で、最上位のアイコン「城の平 オルトゥス」と同時に生み出されるセカンドワインと位置づけられています。
- カベルネ・ソーヴィニヨン主体
- 勝沼の単一畑
- 豊かな酸
- シルキーなタンニン
この記事の目次
どんなワインか
城の平は、シャトー・メルシャンが山梨県甲州市勝沼の自社畑「城の平ヴィンヤード」のぶどうで造る赤ワインです。公式オンラインショップでは、勝沼ワイナリーの最高峰のアイコン「城の平 オルトゥス」と同時に生み出されるセカンドワインと位置づけられています。長野の桔梗ヶ原メルローや椀子と同じく、アイコンと対になる1本です。
シャトー・メルシャンは、1877年に日本で最初の民間ワイン会社として生まれた「大日本山梨葡萄酒会社」をルーツとしています。その本拠地・勝沼で、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に造られているのが城の平です。
畑と造り
公式の説明によると、城の平ヴィンヤードでは1984年、日本一のカベルネ・ソーヴィニヨンを目指して土壌を改良し、垣根栽培を始めました。公式は、城の平をメルシャンのぶどう栽培の原点と紹介しています。アイコンの名「オルトゥス」はラテン語で「起源」を意味します。
公式に記載のある2018年は、カベルネ・ソーヴィニヨン70%・メルロー15%・カベルネ・フラン15%です。収穫はメルローが10月中旬、カベルネ・フランが10月下旬、カベルネ・ソーヴィニヨンが11月上旬でした。カベルネ・ソーヴィニヨンは木桶で26〜28℃、メルローとカベルネ・フランはステンレスタンクで28℃で、それぞれ約14日間発酵させています。その後、オーク樽で約19か月熟成させました。生産本数は約1,500本です。2018年は秋の大雨と台風の影響で、晩熟のカベルネ・ソーヴィニヨンを例年より約1週間早く収穫した年でした。
飲み頃と楽しみ方
公式は2018年について、黒みを帯びたガーネット色で、カシスや桑の実の果実の香りに、腐葉土やタバコ、甘草のようなスパイスの香りが重なると説明しています。口に含むと豊かな酸とシルキーなタンニンが感じられるとされます。公式がすすめる料理はラム肉のステーキ、豚の角煮、ビーフシチューです。若いうちから楽しめますが、カベルネ・ソーヴィニヨン主体の骨格があるので、少し時間をおいて香りを開かせるとよいでしょう。山梨の産地の全体像は、第70講 山梨完全編で紹介しています。
シャトー・メルシャン 城の平の
味わいの目安
- ボディ
- 軽やか重厚
- 酸味
- 穏やか生き生き
- タンニン
- 柔らかしっかり
- 甘辛
- 辛口甘口
公式の説明や一般的な評価をもとにした編集部の目安です。年や熟成の度合いで変わります。
シャトー・メルシャン 城の平の
ヴィンテージ
| 2018 | 春先の低温で萌芽がやや遅れ、8月以降は雨が続いた。10月半ばからの大雨と台風の影響で、晩熟のカベルネ・ソーヴィニヨンは約1週間早く収穫。日本ワインコンクール2023 欧州系品種・赤で銀賞 |
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| 2013 | 日本ワインコンクール2018 欧州系品種・赤で金賞(公式オンラインショップの受賞歴) |
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シャトー・メルシャン 城の平の
ワイン情報
| 名称 | シャトー・メルシャン 城の平Château Mercian Jyonohira |
| 生産者 | シャトー・メルシャン(勝沼ワイナリー) |
| 位置づけ | セカンドワイン(アイコン「城の平 オルトゥス」と同時に造られる) |
| 種類 | 赤 |
| 国・地域 | 日本/山梨/甲州市勝沼町 |
| 原産地呼称 | GI Yamanashi(甲州市勝沼地区 城の平ヴィンヤード) |
| 主な品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン |
| 畑 | 山梨県甲州市勝沼地区の城の平ヴィンヤード(自社畑)。垣根栽培 |
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| 畑の歴史 | 1984年、日本一のカベルネ・ソーヴィニヨンを目指して土壌を改良し、垣根栽培を始めた |
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| 品種構成(2018年) | カベルネ・ソーヴィニヨン70%・メルロー15%・カベルネ・フラン15% |
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| 醸造・熟成(2018年) | カベルネ・ソーヴィニヨンは木桶、メルローとカベルネ・フランはステンレスタンクで約14日発酵。オーク樽で約19か月 |
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| 生産本数(2018年) | 約1,500本 |
| 飲み頃の温度 | 16〜18℃前後(一般的なフルボディの赤の目安) |
| グラス | ボルドー型の大ぶりなグラス |
| 飲み頃の目安 | 若いうちから楽しめるが、カベルネ・ソーヴィニヨン主体の骨格があり、数年の熟成による変化も期待できる(ヴィンテージによる) |
| 価格帯の目安 | 3,000〜1万円 |
品種の比率や熟成の方法は年によって変わります。価格は為替・流通で大きく変動するため、目安としてご覧ください。
よくある質問
「城の平 オルトゥス」とは何が違いますか?
どちらも勝沼の城の平ヴィンヤードのぶどうから造られます。シャトー・メルシャンは、オルトゥスを勝沼ワイナリーの最高峰のアイコンワイン、城の平をアイコンと同時に生み出されるセカンドワインと位置づけています。2019年のオルトゥスはカベルネ・ソーヴィニヨン56%にメルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドを合わせたブレンドでした。
どんな料理に合いますか?
公式オンラインショップは、ラム肉のステーキ、豚の角煮、ビーフシチューなどを挙げています。豊かな酸とシルキーなタンニンを持つと説明される赤なので、肉料理全般に合わせやすいでしょう。16〜18℃前後に冷やし気味にして、大きめのグラスで飲むのが目安です。
出典・確認日
4件
生産者の公式資料などをもとにした解説です(試飲レビューではありません)。
最終更新: 2026-10-27 / 編集: Vinotier編集部